田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

紅葉の恵庭渓谷 滝三題

2010-10-13 12:01:46 | 札幌(圏)探訪
 紅葉の恵庭渓谷で次々と現れる三つの滝を楽しんだ。それぞれがごく接近して存在するのだが、それぞれが違った表情を見せてくれ、その違いに魅せられた。

 10月8日(金)恵庭市で行われた「北海道ハイテクアスリートクラブ見学と中村宏之監督講演会」の前に、恵庭渓谷まで足を伸ばし、先日TVで紹介があったばかりの恵庭渓谷の滝を見に行った。

 恵庭渓谷の三つの滝は、恵庭市から約17~8km、札幌・支笏湖方面に向かう道々117号線沿いにある。
 恵庭市内から約15km、まずは漁川を堰き止めて出来た「えにわ湖」を眺めて、そこから数km先の三つの滝を目ざした。

        
        ※ 秋のためか貯水量が少なくなった「えにわ湖」です。

 まず最初に現れるのは「三段の滝」である。
 文字通り三段に分かれて流れ落ちている滝である。三つの滝の中では最も落差が大きい滝だった。
 最初に現れると書いたが、実際には近くに駐車場がないため、次に現れる「ラルマナイの滝」の駐車場に車を置いてから見るために、「ラルマナイの滝」の方を先に見ることになる。

        
        ※ 周りの木に隠れて明確には見えませんが「三段の滝」です。
               

 さて、その「ラルマナイの滝」であるが、こちらの滝は平らな岩盤の緩やかな斜面を滑り降りてくるような滝である。豪快に滝つぼに落ちるような滝ではないが、これはこれでなかなか見応えのある滝である。
 なお、「ラルマナイ」などという耳慣れない言葉であるが、アイヌ語のラルマナイ川にある滝ということ付けられた滝の名前である。アイヌ語では「水無沢」という意味があるそうだが、水の流れは豊富な滝だった。

        
        ※ 撮影場所を変えて撮った二枚の「ラルマナイの滝」です。
        

 最も上流にある「白扇の滝」は駐車場が別に滝の近くにある。案内では恵庭渓谷第一の名勝地だそうだ。
 なるほど扇のような広がりを見せる滝の流れは三つの滝の中では最も華やかに見える。

        
        ※ 三つの滝の中では最も華麗に見えた「白扇の滝」です。
        

 紅葉の方もかなり進んでいた。
 何枚かの写真を載せておこう。
 恵庭渓谷の三つの連続する滝…。
 ごく近距離でそれぞれ違った表情を魅せる三つの滝はお勧めです。
 なお、この滝の情報を得たのはUHBの「のりゆきのトーク DE 北海道」でした。

        
        ※ たくさん撮った紅葉の写真の中から一枚だけ載せました。

        
        ※ 「えにわ湖」のところで見た枯葉の群落(?)です。