田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォークⅡ №10 西区・発寒河畔公園と琴似屯田兵歴史コース 後編

2010-10-30 13:54:58 | 札幌ウォーク & Other Walk
 後半もまたまた複雑な経路が続きます。懐かしい道、初めての道…、さまざまな感慨を抱きながらコールを目ざしました。

 琴似神社を後にし、「琴似の駅前通」?(西区役所辺りからJR琴似駅辺りまで)に出ます。
 琴似の駅前通はいつ訪れても活況を呈しているように見えます。おそらく街並みとしては札幌の中心街に次ぐ賑わいぶりなんじゃないでしょうか?

        
        ※ 琴似の駅前通りです。賑やかさが伝わりませんかね?

 なのにコースはなぜかその繁華街を外れ、裏通りに導かれます。
 わざわざ繁華街通り(駅前通)を避けたようなコース選定の理由がよく分かりません。

        
        ※ なぜこの道がウォーキングコースに選定されたのかよく分かりません。

 あえて推察すれば、雇用・能力開発機構 北海道センター「ポリテクセンター」を見てほしいという願いがあったのだろうか?それ以外の理由が見当たらない…。

        
        ※ このポリテクセンターも特別な建物だとは思えません…

 ポリテクセンターからJR函館本線の高架下を通って、JR「琴似駅」の裏側に出ます。

        
        ※ 大きなマンションの下部辺りがJR琴似駅です。

 そこから線路沿いに行くと、FMの三角山放送局の入ったレンガ館や演劇施設コンカリーニョが入ったタワープレイス、道警本部琴似庁舎などを見ながら農試公園に入れるのですが、コースはその通りを避けるように歩道もないような細い複雑な通りを抜けていきます。

        
        ※ コースはこんな歩道もない狭いところを歩きます。

 そこは「市営住宅」や「国家公務員住宅」などの集合住宅が密集しているところでした。
 私のブログに時々コメントを入れてくれるNさんはこの辺りに住んでいるようです。
 そこを抜けると農試公園です。

        
        ※ 何棟も同じ建物がズラーッと並ぶ公務員住宅です。
        
 「農試公園」は琴似発寒川沿いに広がる大きな公園ですが、紅葉のきれいな木もけっこう目に付きました。また、先日の雪と風で公園内の木の枝がずいぶん痛めつけられ、折れたようでたくさんの木や枝が集められていました。

        
        ※ 農試公園で見た紅葉です。鮮やかさには少し欠けるかな?

        
        ※ たくさんの折れた枝や落ち葉が集められていました。

        
        ※ 農試公園のシンボル「ツインキャップ」を囲むツタも紅葉していました。

              
        ※ 北大に代わって農試公園のポプラが名所になるかも?

 農試公園の中を抜け、琴似発寒川を渡り、コースはJR函館本線を跨ぐ「発寒跨線橋」を通ります。ちょうど跨線橋の中央付近を歩いているとき、上手い具合に列車が通りカメラに収めることが出来ました。

        
        ※ 発寒跨線橋から函館本線を走る電車を撮りました。

 跨線橋を降りて発寒の街中を歩いていると、「発寒屯田兵 開拓居住の地」と書かれた石碑が街角に立っていました。
 札幌の屯田兵というと琴似地区と山鼻地区が有名ですが、調べてみると琴似地区に明治8(1875)年配備された翌年には発寒地区にも屯田兵が配備されています。

        

 その後はゴール地点の西区体育館に向かって住宅地を進み、10Kmの道のりを約2時間半かけてゴールしました。
 一部不可解な(私から見て)コース選定もありましたが、西区の見どころを上手に組み入れた10Kmの周回コースでした。

《ウォーク実施日 ‘10/10/28》