田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォークⅡ №10 西区・発寒河畔公園と琴似屯田兵歴史コース 前編

2010-10-29 13:17:34 | 札幌ウォーク & Other Walk
「札幌ウォーク Ⅱ」とは、札幌市の各区が設定した118のウォーキングコースを完歩した筆者が、次のターゲットとしてさっぽろ健康スポーツ財団や札幌歩こう会、その他民間の機関などが設定した日本ウォーキング協会認定の25(平成22年8月現在)のイヤーラウンドコースを巡ろうとするものである。

 札幌に初雪が降った翌々日、まだところどころに雪が残る中、西区の主だったところを巡るイヤーラウンドコースを歩いてきました。


 西区には二つのイヤーラウンドコースがありますが、そのコースは「西区体育館」をスタート&ゴールとしています。
 西区体育館は地下鉄「宮の沢」駅の近くにあるので地下鉄で移動して西区体育館に向かいました。

               

 手続きをして早速スタートです。
 初めは足の下を地下鉄が走っている「二十四軒手稲通」を東に向かいます。この通りは街路樹や中央分離帯の整備が行き届いていて、春は桜が、夏はラベンダーが、そして秋はイチョウの葉が周りを彩ります。ちょうどサクラの葉が紅葉し、イチョウの葉が黄葉していました。

        

 コースは発寒川に架かる「長栄新橋」を渡って発寒河畔公園に入ります。

        

 河畔公園は緑が多く、春には桜や梅の花を愛でる市民でいっぱいになる公園です。その河畔公園の「紅葉した葉と融け残った雪」のコントラストがきれいでした。

        

 途中、「北欧館」というパンの博物館があります。ここは以前から気になっていていつかは訪れたいと思いながら今だにその思いを達せないでいるところです。

        

 コースは河畔公園を離れ、細い道路に導かれます。琴似の中心街にむかうための苦肉のコース選択のようにも思われるコースでした。
 そしてコースは旧国道12号線を渡り、西区の区役所など公共施設が集まっている琴似の中心街に入っていきます。

 今回のウォークも街中を歩くので「何か面白い名前の建物はないだろうか?」と思いながら歩きましたが、豊平区のような面白い名前の建物には出会いませんでした。唯一、「へぇ~」と思ったのは「小規模多機能型居宅介護 さくら丘」と書かれた看板でした。かんばんの向こうを見ると、ごく普通の住宅がありそこに「さくら丘」という大きな看板がありました。その建物があまりにも普通ぽくって写真を撮ることを遠慮してしまいました。
 帰宅してから、「小規模多機能型居宅介護」について調べてみましたが、一読しただけでは良く分かりません。介護の世界は難しい世界になっているようです。

        

 西区役所の道路向かいにある「琴似神社」がありますが、私はここを訪れました。

        

 ここの境内には北海道指定有形文化財の「琴似屯田兵屋」があります。以前訪れたときに何かの理由で見ることができなかったのですが、今回は無事に見学することができました。
 琴似にはもう一つ地下鉄駅近くに「琴似屯田兵村兵屋跡」という史跡に兵屋が復元されていますが、それより内部の調度品などにリアルさがあり、見応えのある遺構でした。

        

        

                          (以降は後編に続く)

《ウォーク実施日 ‘10/10/28》