田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北海道低山紀行 10 三菱山(盤渓市民の森)

2010-10-17 16:45:07 | 北海道低山紀行 & Other
【札幌近郊低山紀行】とは、「低山」の定義を標高1,000m未満の山としてその山々を巡ろうというものである。数えたところ札幌近郊には30峰以上の登山に適した低山があるようである。そこを体力づくりも兼ねながらぼちぼちと挑戦することにした。

 青山を登り終えた私はその足で「盤渓市民の森」の森に向かった。そして盤渓スキー場の山頂にあたる「三菱山」山頂を目ざした。

        
      ※ 道々82号線からの入口に立っていた標識ですが、「妙福寺」
       の標識の方が目立っている。

 盤渓市民の森へは西区西野から南区真駒内に抜ける道々82号線を西野方面から向かうと盤渓スキー場を抜けて小林峠にかかる前に右手に「妙福寺」の大きな看板が見えてくる。(もちろん「盤渓市民の森」の看板もあるのだが目立たない)そこから右折して約600m行くと市民の森入口である。

 入口には市民の森らしく案内板(そのマップはこちら )が整えられ、安心して森林浴ができるようになっている。
 午後1時を過ぎていたこともあり、私はそそくさと出発した。

         

 散策路は白川市民の森同様林道を兼ねているが、枯葉の下の跳ね返りの様子が違った。
 柔らかい跳ね返りなのだ。足下を見てみると林道上には木製のチップが敷かれていた。これは砕石を撒いた後、その上にチップを敷いたのではないかと思われる。市民の森利用者に対する配慮が嬉しい。

        
        ※ 枯葉の下には木製のチップが敷き詰められていました。

 ここでも白川市民の森同様林道のポイントポイントに案内板が設置されていて、安心して散策することができる仕組みになっている。

        
        ※ こうした案内板が初めて訪れた者に安心感を与えてくれます。

 ところが、三菱山は盤渓市民の森のエリア外なのだ。三菱山は「ばんけいスキー場」のエリアとなるため案内板には出てこない。ガイドブックでも山頂にはいけるが、そこへ至る道のりについてはあいまいな表記だった。

        
        ※ この僅かな踏み跡を頼りに三菱山を目ざしました。

 僅かな踏み跡を頼りにコース外に出でみると、急に視界が開けた。スキー場に出たようだ。その後も踏み後を辿っていくと、山頂への標識があり、最後に石場を登りきると三菱山山頂だった。

        
        ※ 踏み跡の藪を抜けると写真のようなスキー場のゲレンデが広がっていました。

        
        ※ 三菱山の山頂に至る最後の岩場です。岩場と言っても階段状になっていました。

        
        ※ 無事山頂到達です。山頂の標識がありました。

 こちらはしっかりと山頂の標識が設置されていた。山頂から西区(西野)の市街地が良く見えた。また、違う角度からは一昨シーズンまでオープンしていたコバワールドスキー場の跡地が見えた。

        
        ※ 山頂から西区の西野方面を眺めたところです・

        
        ※ 違う方角を見てみると閉鎖したコバワールドスキー場の跡地が見えます。

 下山時に一人の老婦人と出会った。散策を兼ねて押し花(葉)の材料を探しているようだった。二言三言言葉を交わしたのだが、彼女は私にしきりにある登山グループへの入会を勧めるのだ。いくら私を人畜無害と見たとはいえあまりに無警戒ではないか。
 私は今のところそうしたグループに入ることには無関心である。

        
        ※ 盤渓市民の森の中で最も紅葉らしい光景を写しました。

【三菱山(盤渓市民の森) 登山データー】
標  高  482m
駐車場  市民の森入口におよそ5~6台が駐車できる駐車場がある。
行  程  市民の森入口 → P1 → P2 → P3 → P19 → P7
 → スキー場内林道 → 頂上 → スキー場内林道 → P7 → 
P19 → P3 → P2 → P1 → 市民の森入口
時  間  登山(約40分)、下山(約30分)
登山日   ‘10/10/14