「札幌ウォーク Ⅱ」とは、札幌市の各区が設定した118のウォーキングコースを完歩した筆者が、次のターゲットとしてさっぽろ健康スポーツ財団や札幌歩こう会、その他民間の機関などが設定した日本ウォーキング協会認定の25(平成22年8月現在)のイヤーラウンドコースを巡ろうとするものである。
「何故こんなところがウォーキングコースに?」と思われるような都会の裏道的なところを通る10キロだったが、ところどころには見どころも用意されていたウォーキングコースでした。
※ このコースのスタート& ゴールとなった豊平公園温水プールです。
豊平公園温水プールをスタート&ゴールとする二つ目のコース「札幌ドームとリンゴ並木コース」をウォークした。
コースは豊平公園温水プールから札幌ドームを目ざし、同じコースではないが折り返して返ってくるという往復コースに近いコースである。
コースはまず国道36号線を跨いで、国道36号線と並行するようして走っているあまり大きくない通りを南下する。「何故こんなところをウォーキングコースに?」と思われるような、いわば裏道的な通りである。
住宅の間に、町工場や小売店が点在するといった通りが延々と続く。
※ 環状通りの中央にはリンゴ並木が続きます。
環状通り跨ぎやや行ったところで大きなクレーン車が林立する大規模な建物が建設されていた。「あるいは新設の私立大学だろうか?」と思ったが、工事現場を囲む塀には「公務員宿舎月寒住宅」と書かれていた。
※ 大きなクレーンが林立して…
その規模は11階建のビルが7棟建つという。戸数実に663戸という規模らしい。面白いと思ったのは、そのうち154戸がワンルームと記されていたことだ。単身赴任者用なのか?
私は思わず近くにいた警備員に「ここの土地は以前は何だったのですか?」聞いてみた。すると彼は「確か自衛隊の土地だったと聞いている」という答えだった。
工事現場が過ぎると月寒中学校が見えてくるが、そこからやや方向を変えるものの、依然ひたすら南下を続ける。マップの説明では「北野通り」に入ったという。景色は大して変わらない。
※ 月寒中学校の校舎です。建設後に耐震補強工事をしたようです。
マップの説明ではアルファコートドーム(旧グリーンドーム)が見えてくるというのだが、なかなか見えてこない。
道端に「北海道ボクシングジム」と看板を掲げた住宅があった。道路沿いからジムの中が見える。昼下がりとあって誰も練習はしていなかった。
※ 北海道ボクシングジムの建物です。
月寒中学校から2キロ近く歩いたろうか、ようやく特徴のある丸いドームの建物が見えてきてホッとする。
続いて大きな畑地が見えてくるが、「八紘学園」の広大な農地である。遠くには高いビル群があり、まさに都会の中の農地である。
そしてコースを西に変えてしばらく行くと、周りとは明らかに異質な札幌ドームの銀色の屋根が顔を覗かせている。
近づくと銀色の屋根は秋の陽を照り返し鈍く光っている。
日ハムがCS進出を逃し、利用されないドームは手持無沙汰のようであった。
国道36号線の地下鉄福住駅付近は車の往来も多く、賑やかな雰囲気が戻ってきた。
歩き疲れた私は一休みすることにした。 (後編に続く)
《ウォーク実施日 ‘10/10/18》
「何故こんなところがウォーキングコースに?」と思われるような都会の裏道的なところを通る10キロだったが、ところどころには見どころも用意されていたウォーキングコースでした。
※ このコースのスタート& ゴールとなった豊平公園温水プールです。
豊平公園温水プールをスタート&ゴールとする二つ目のコース「札幌ドームとリンゴ並木コース」をウォークした。
コースは豊平公園温水プールから札幌ドームを目ざし、同じコースではないが折り返して返ってくるという往復コースに近いコースである。
コースはまず国道36号線を跨いで、国道36号線と並行するようして走っているあまり大きくない通りを南下する。「何故こんなところをウォーキングコースに?」と思われるような、いわば裏道的な通りである。
住宅の間に、町工場や小売店が点在するといった通りが延々と続く。
※ 環状通りの中央にはリンゴ並木が続きます。
環状通り跨ぎやや行ったところで大きなクレーン車が林立する大規模な建物が建設されていた。「あるいは新設の私立大学だろうか?」と思ったが、工事現場を囲む塀には「公務員宿舎月寒住宅」と書かれていた。
※ 大きなクレーンが林立して…
その規模は11階建のビルが7棟建つという。戸数実に663戸という規模らしい。面白いと思ったのは、そのうち154戸がワンルームと記されていたことだ。単身赴任者用なのか?
私は思わず近くにいた警備員に「ここの土地は以前は何だったのですか?」聞いてみた。すると彼は「確か自衛隊の土地だったと聞いている」という答えだった。
工事現場が過ぎると月寒中学校が見えてくるが、そこからやや方向を変えるものの、依然ひたすら南下を続ける。マップの説明では「北野通り」に入ったという。景色は大して変わらない。
※ 月寒中学校の校舎です。建設後に耐震補強工事をしたようです。
マップの説明ではアルファコートドーム(旧グリーンドーム)が見えてくるというのだが、なかなか見えてこない。
道端に「北海道ボクシングジム」と看板を掲げた住宅があった。道路沿いからジムの中が見える。昼下がりとあって誰も練習はしていなかった。
※ 北海道ボクシングジムの建物です。
月寒中学校から2キロ近く歩いたろうか、ようやく特徴のある丸いドームの建物が見えてきてホッとする。
続いて大きな畑地が見えてくるが、「八紘学園」の広大な農地である。遠くには高いビル群があり、まさに都会の中の農地である。
そしてコースを西に変えてしばらく行くと、周りとは明らかに異質な札幌ドームの銀色の屋根が顔を覗かせている。
近づくと銀色の屋根は秋の陽を照り返し鈍く光っている。
日ハムがCS進出を逃し、利用されないドームは手持無沙汰のようであった。
国道36号線の地下鉄福住駅付近は車の往来も多く、賑やかな雰囲気が戻ってきた。
歩き疲れた私は一休みすることにした。 (後編に続く)
《ウォーク実施日 ‘10/10/18》