「豊かな大地“北海道”」という言い方はよく使われる惹句である。今回はあらためてそのことを考える機会となった
10月24日(日)13時から「北海道新聞野生生物基金ネイチャーフォーラム ~北海道の大自然を未来へ~ 」 が道新ホールで開催され参加してきた。
フォーラムは2部構成になっていて、第1部が「自然の息吹 ~北海道」と題して自然写真家の矢本純一氏によるスライド&トークだった。
山本氏はプロとしてデビューしてまだ日が浅いそうだが、北海道の自然を題材にして精力的に写真を撮り続けているようだ。
山本氏が切り撮る北海道の自然は私が思っていた以上に魅力に満ちた世界だった。
スライドを見ていて気付いたことが一つあった。
カメラのレンズは時として人が見えないものまで写し撮ってしまうことがあることを…。
特に光量が少ないときにそのことが顕著であり、そのことがまた北海道の自然の魅力を再発見することにも繋がった…。
第2部は「大地の響き、いのちのうた」と題して、民族楽器によるネイチャー・アコースティック・アンサンブルのコンサートだった。
プレイヤーは、ラテンアメリカのサンポーニャやケーナを奏でる岡田浩安さん、モンゴルの馬頭琴と喉歌を駆使する嵯峨治彦さん、ギター奏者の智詠さん、ブラジルのさまざまなパーカッションを操る渡辺亮さん、そしてラテンアメリカの打楽器を操りボーカルも担当する吉田ゆう子さんの5人のユニットだった。
ふだんはそれぞれ独自に活動している5人がこの日のためにユニットを組んだようだ。
南米とモンゴル…、遠く離れた地域で育まれた楽器が同じステージで奏でられても一つも違和感のようなものを感じずに聴くことができた。
南米、そしてモンゴルと自然豊かな中で育まれた楽器にはどこかに通底するものがあるのだろうか?
コンサートは彼ら5人が紡ぎだす音とともに、山本さんが写した北海道の自然がスライドでバックに写されながら進行した。
その音と映像にも違和感を感ずるどころか、アコースティックな音色が北海道の自然に良くマッチしていた。
特に、岡田さんを中心としてスライドに合わせて即興的に音を紡ぎ出した時には私自身が深い森の中にいるような錯覚に陥るほど素敵な瞬間だった。
ステージの彼らが絶賛した北海道の自然を私ももっともっと味わわねばならないと感じたひと時だった。
10月24日(日)13時から「北海道新聞野生生物基金ネイチャーフォーラム ~北海道の大自然を未来へ~ 」 が道新ホールで開催され参加してきた。
フォーラムは2部構成になっていて、第1部が「自然の息吹 ~北海道」と題して自然写真家の矢本純一氏によるスライド&トークだった。
山本氏はプロとしてデビューしてまだ日が浅いそうだが、北海道の自然を題材にして精力的に写真を撮り続けているようだ。
山本氏が切り撮る北海道の自然は私が思っていた以上に魅力に満ちた世界だった。
スライドを見ていて気付いたことが一つあった。
カメラのレンズは時として人が見えないものまで写し撮ってしまうことがあることを…。
特に光量が少ないときにそのことが顕著であり、そのことがまた北海道の自然の魅力を再発見することにも繋がった…。
第2部は「大地の響き、いのちのうた」と題して、民族楽器によるネイチャー・アコースティック・アンサンブルのコンサートだった。
プレイヤーは、ラテンアメリカのサンポーニャやケーナを奏でる岡田浩安さん、モンゴルの馬頭琴と喉歌を駆使する嵯峨治彦さん、ギター奏者の智詠さん、ブラジルのさまざまなパーカッションを操る渡辺亮さん、そしてラテンアメリカの打楽器を操りボーカルも担当する吉田ゆう子さんの5人のユニットだった。
ふだんはそれぞれ独自に活動している5人がこの日のためにユニットを組んだようだ。
南米とモンゴル…、遠く離れた地域で育まれた楽器が同じステージで奏でられても一つも違和感のようなものを感じずに聴くことができた。
南米、そしてモンゴルと自然豊かな中で育まれた楽器にはどこかに通底するものがあるのだろうか?
コンサートは彼ら5人が紡ぎだす音とともに、山本さんが写した北海道の自然がスライドでバックに写されながら進行した。
その音と映像にも違和感を感ずるどころか、アコースティックな音色が北海道の自然に良くマッチしていた。
特に、岡田さんを中心としてスライドに合わせて即興的に音を紡ぎ出した時には私自身が深い森の中にいるような錯覚に陥るほど素敵な瞬間だった。
ステージの彼らが絶賛した北海道の自然を私ももっともっと味わわねばならないと感じたひと時だった。