「ロシア領事館でロシア文化を学ぶ」と同様の内容を期待していたのだが、少し趣が違っていた。ロシア領事館のときと比べるのは良くないことかもしれないが、歓迎ムードにかけているように思われたのだが…。
東海大学公開講座として10月の「ロシア領事館でロシア文化を学ぶ」に続いて11月24日(土)午後、在札幌大韓民国総領事館(中央区北2西15)で「大韓民国領事館で韓国文化を学ぶ」講座が開催され参加した。
※ こちらは正門ではなく通用門だと思われるが、私たちはこらから領事館に入った。
外国の領事館などはふだん私たちはあまり足を踏み入ることがないのでどちらかというと若干の緊張を伴って入館した。すると迎える領事館の側もどこか構えているように感じられた。
そんな中で、受付時にいきなり「カバンの中を見せてください」と職員に云われた。領事館側としては安全のための当然の策なのだろうが、ロシア領事館のときにはなかった措置に内心ちょっと緊張感が走った。
※ 司会役の東海大学のイさんが着用していた韓国男性の正装(上着を脱いだところ)
参加者が50名と多く会場のホールは一杯だった。やはりご婦人たちが多かったのは韓流ブームの反映か?
講座は鄭煥星総領事による韓国紹介が主であった。
あまり流暢とは言えない(失礼!)鄭総領事の話を聞くのは大変なことだったが、なんとか内容は理解することができた。
総領事の話は《韓国基礎知識》、《韓流とは?》、《韓国語 ハングル文字について》、《韓国観光》、《韓国の食文化》の5項目についてだったが、総じて概論的なことが多く、私の興味を引くようなお話はうかがえなかった。
※ 講演をする鄭総領事です。
その中でハングルについてやや詳しい説明があった。ハングルはご存じのとおり15世紀に創り出された言葉である。総領事はその特徴を次のように述べた。
1.創始者、時期、原理が分かっている。
2.表音文字である。
3.子音と母音が分離している。
4.発声の原理と相互類似性を考慮した子音づくりになっている。
5.天(・)、地(-)、人(|)で母音が作られている。
以上のようなことから科学的で習いやすく、世界の言語学者が賞賛していると自画自賛された。そう云われてみると、「韓国語は習得しやすい」とどこかで聞いたことがある。
※ 領事館を退館するとき、参加者と記念写真に収まっている総領事を写させてもらいました。
約1時間の総領事の話が終わった後、主催者(東海大学)から総領事に花束や記念品の贈呈があったのだが、私たち受講者にとっては違和感を感ずるものだった。
その後、米菓子を中心とした韓国の食の味覚を体験するコーナーがあった。ビュッフェ方式で食したのだが、料理の名前を伺うことを失念してしまったのは不覚だった。
※ このように韓国の米菓子などが並べられました。
料理を楽しむ間、ロシア総領事は参加者に親しく声をかけてくれたのだが、今回はそうしたこともなかった。領事館の職員たちも不祥事が起こらぬようにと絶えず張りつめているような感じが伝わってきて、私には消化不良のまま総領事館を後にした感じだった…。
(日韓両国の現在の関係が反映されていたのだろうか??)
東海大学公開講座として10月の「ロシア領事館でロシア文化を学ぶ」に続いて11月24日(土)午後、在札幌大韓民国総領事館(中央区北2西15)で「大韓民国領事館で韓国文化を学ぶ」講座が開催され参加した。
※ こちらは正門ではなく通用門だと思われるが、私たちはこらから領事館に入った。
外国の領事館などはふだん私たちはあまり足を踏み入ることがないのでどちらかというと若干の緊張を伴って入館した。すると迎える領事館の側もどこか構えているように感じられた。
そんな中で、受付時にいきなり「カバンの中を見せてください」と職員に云われた。領事館側としては安全のための当然の策なのだろうが、ロシア領事館のときにはなかった措置に内心ちょっと緊張感が走った。
※ 司会役の東海大学のイさんが着用していた韓国男性の正装(上着を脱いだところ)
参加者が50名と多く会場のホールは一杯だった。やはりご婦人たちが多かったのは韓流ブームの反映か?
講座は鄭煥星総領事による韓国紹介が主であった。
あまり流暢とは言えない(失礼!)鄭総領事の話を聞くのは大変なことだったが、なんとか内容は理解することができた。
総領事の話は《韓国基礎知識》、《韓流とは?》、《韓国語 ハングル文字について》、《韓国観光》、《韓国の食文化》の5項目についてだったが、総じて概論的なことが多く、私の興味を引くようなお話はうかがえなかった。
※ 講演をする鄭総領事です。
その中でハングルについてやや詳しい説明があった。ハングルはご存じのとおり15世紀に創り出された言葉である。総領事はその特徴を次のように述べた。
1.創始者、時期、原理が分かっている。
2.表音文字である。
3.子音と母音が分離している。
4.発声の原理と相互類似性を考慮した子音づくりになっている。
5.天(・)、地(-)、人(|)で母音が作られている。
以上のようなことから科学的で習いやすく、世界の言語学者が賞賛していると自画自賛された。そう云われてみると、「韓国語は習得しやすい」とどこかで聞いたことがある。
※ 領事館を退館するとき、参加者と記念写真に収まっている総領事を写させてもらいました。
約1時間の総領事の話が終わった後、主催者(東海大学)から総領事に花束や記念品の贈呈があったのだが、私たち受講者にとっては違和感を感ずるものだった。
その後、米菓子を中心とした韓国の食の味覚を体験するコーナーがあった。ビュッフェ方式で食したのだが、料理の名前を伺うことを失念してしまったのは不覚だった。
※ このように韓国の米菓子などが並べられました。
料理を楽しむ間、ロシア総領事は参加者に親しく声をかけてくれたのだが、今回はそうしたこともなかった。領事館の職員たちも不祥事が起こらぬようにと絶えず張りつめているような感じが伝わってきて、私には消化不良のまま総領事館を後にした感じだった…。
(日韓両国の現在の関係が反映されていたのだろうか??)