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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

今冬も子どもたちのお勉強のお手伝い

2017-01-13 20:42:08 | ボランティア
 昨年の冬、夏に続いて、今冬も子どもたちのお勉強のお手伝いをさせてもらった。市内某児童会館に集まる子どもたちの「学習タイム」(?)にお邪魔して、冬休みの勉強に取り組む子どもたちをちょっとだけお手伝いさせてもらった。 

 退職組織が昨年の冬から、長期休業中の一定期間、児童会館における「学習タイム」に子どもたちの学習を支援する活動に取り組んでいる。(昨年の投稿はこちら⇒
 今冬も、1月5日~16日までの6日間、会員の間で手分けして支援活動に取り組むことになった。私は自分のスケジュールと睨み合わせ、1月5日、10日、そして今日13日と3日間のお手伝いをした。

 時間は児童会館が設定している「学習タイム」である午前11時~11時45分までの45分間である。
 時間になると、それまで児童会館の各所で遊んだり、本を読んだりしていた子どもたちは所定の部屋に集まり、長机に分かれて座り、それぞれ学校の宿題や、問題集、あるいは塾の宿題などに取り組み始める。私たちはそれを背後から見守り、質問があったら答えたり、躓いている子へのアドバイスなどをするのが主たる活動である。

               
               ※ 学習に取り組む子どもたちの様子です。あっ、白髪の男性は私ではありませんよ。同じ日に指導にあたった先輩です。

 総じて子どもたちは学習に真面目に取り組んでいる。
 しかし3回目ともなると、いろいろ課題が見えてきたことも事実である。
 初めてだった昨年冬は、「みんな一生懸命取り組んでいるなぁ」、「かなり難しい問題にも取り組んでいるぞ」…、というように子どもの学習の様子を肯定的に見ていた。
 ところが、今冬はおしゃべりしている子や学習に取り組めていない子も目に付いた。

 何故だろう?と考えてみたときに、今冬の学習に参加している子のほとんどが一二年生を中心とした低学年の子が多いことに気付いた。
 どうやらまだ学習習慣がしっかりと形成されていないきらいがあったようだ。
 さりとて、強制的に学習に取り組むように指示することはできない。児童会館の職員が注意をするのだが、あまり効力はないようだった。私たちもなんとか学習に取り組むようにとアドバイスするのだが、子どもたちは教室と違い、どうしてもリラックスしてしまっている感じが否めなかった。

 中には懸命に取り組んでいる子もいるのだが、全体としてはやや集中力にかけていた感は否めなかった。このあたりを、児童会館にどのように伝え、改善を図っていくかが今後の課題かな?と思えた。

 いずれにしても、こうしたボランティアは、私たちだからこそ協力できる活動だと思っている。私たちの仲間を増やし、児童会館との連携を密にし、子どもにとって頼りになる、私たちにとってやりがいのある、教育支援活動に発展していかねばならないと感じた3日間だった。