田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

小さな小さな雪像展

2017-01-22 17:03:57 | イベント
 小さな雪像展とは思っていたが、想像していた以上に小さな雪像展だった。それでも、一つ一つの雪像は芸術性に富んだ繊細な雪像彫刻だった…。 

               

 1月20日(金)午前、本郷新記念札幌彫刻美術館(中央区宮の森4の12)の本館前庭において「さっぽろ雪像彫刻展2017」が開催されると聞いて訪れることにした。

 彫刻美術館は我が家からかなり離れているうえ、上り坂が続く道である。車を使用しようと思ったが、彫刻美術館の周辺は除雪が十分でなく、駐車スペースも限られているのではと思い、運動も兼ねて歩いて向かうことにした。
 片道約4キロの雪道・坂道はけっこうな負荷がかかる運動でした。ハイ。背中に汗を感じながらのウォーキングとなったのであります。

               

 苦労して辿り着いた雪像展が意外に小規模なことに内心少々驚いた。考えてみれば、彫刻美術館の前庭といっても小さな庭である。しようがないといえば、しようがないのだ。
 前庭には人の背丈位の雪像が9基並んでいた。雪像の横に立てられた小さなプレートを見ると、作品名と作者が書かれていた。
新聞報道によると、それぞれが木や金属、ガラスなどを素材にした作家7人と北海道芸術デザイン専門学校と札幌平岸高校(デザイン科?)の方たちが制作した雪像だということだった。

 一つひとつの作品は、「さっぽろ雪まつり」の市民雪像に比べるとはるかに繊細で優れたものが多く感じられた。(素人と比べるな!と怒られそうですね)
 しかし、例年開催されている「国際雪像コンクール」の作品と比べてみるとどうだろう?
 私には国際コンクールの作品の方が、大胆かつ繊細さにおいて軍配が上がるように思えたのだが、どうだろうか? まあ、制作期間とか、予算のことなど、いろいろな要素があるから単純には比べられないことではあるが…。

               
※ 札幌彫刻美術館の前庭です。既存の彫刻と雪像が並んで展示されていました。

 会場には、二組の母子がいて雪像の周りで戯れていたが、会場全体も静かな雰囲気だった。
 美術館が主催するイベントだから、それほどの盛り上がりは期待してはいないのだろうけど、はたしてどれだけの人たちが「さっぽろ雪像彫刻展2017」を訪れて楽しむのだろうか?

 さて、それでは展示されていた雪像を羅列します。

               
               ※ 「AURORA」と題した清水宏晃さんの作品です。

               
               ※ 「風の通り道」と題した佐々木仁美さんの作品です。

               
               ※ 「砦」と題した札幌平岸高等学校の作品です。

               
               ※ 「expand universe」と題した北海道芸術デザイン専門学校の作品です。

               
               ※ こちらも北海道芸術デザイン専門学校の作品で「不純」という題が付けられていました。

               
               ※ 「ゆきのね」と題したさとうゆうきさんの作品です。

               
               ※ こちらは「こども・あーと・にしくワークショップ作品」で「ペンギン村をつくろう!」というプレートが立っていました。


 ※ 明日から三日間、久しぶりに「冬の石狩川河岸を遡る」のプロジェクトに出かける予定です。また、ライブレポを発信したいと思っています。時々覗いていただければ幸いです。