またまた良い映画を見せてもらった思いである。「みんなの学校」とは、大阪市住吉区にある市立大空小学校という実在の学校の一年間を追ったドキュメンタリー映画である。“不登校ゼロ”を目指す大空小学校の校長を始めとした教職員、父母、地域の人々、そして何より子どもたちの姿が感動的だった。
1月15日(日)、札幌市手をつなぐ育成会が主催する映画会「みんなの学校」上映会とその映画に登場する大阪市大空小学校の初代校長の木村泰子氏の講演会が札幌市民ホールで開催され参加した。
大阪市住吉区にある市立大空小学校が目指すのは、“不登校ゼロ”。
ここでは、特別支援教育の対象となる発達障害がある子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんなが同じ教室で学ぶ普通の公立小学校だが、開校から6年間、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人も一緒になって、誰もが通い続けることができる学校を作ってきた。
映画はドキュメンタリーとして、そんな学校の日々を丁寧に追い続ける。
一観客としては「木村校長のリーダーシップが素晴らしい!」、「先生方一人一人が頑張ってるなあ…」という思いで映画に見入っていた。
一方、学校教育に関わってきた者の一人として観たとき、そこにはまた複雑な思いも私の中には交錯した…。
そこに論究するには、私のコンデションが悪すぎる。
今日の私は午前から「めだかの学校」関連に関わり、夕刻はそのまま新年会になだれ込み、この映画を冷静に論ずるにはコンディションが悪すぎる。
明日、改めてこの映画を振り返りたいと思う。