例年我が家では三日を初詣と決めていたが、明日「冬の石狩川を遡る」プロジェクトを入れたために、急遽本日二日に初詣に赴いた。例によって例のごとし、私たちはルーティンを繰り返すように詣でたのだった。
※ 北海道神宮の大鳥居(正式には第二鳥居)をくぐって境内に入ります。
箱根駅伝の青山学院大の往路優勝を見届けた後、私たちは歩いて北海道神宮に向かった。
我が家から歩いておよそ15分、北海道神宮内は賑わってはいたが、大混雑というほどではなかった。
※ 札幌開拓の父「島義勇」判官像の両肩は雪が厚く積もっていました。
大鳥居に一礼して境内に入り、まず手水舎に向かう。作法に従って手水をつかい、本殿(拝殿)に向かった。
※ 手水舎にはたくさんの人たちが手、口を清めていました。
本殿前ではしばらく待たされたが、それでも10分も待たないで最前列に出ることができ、お賽銭を投げ入れ、作法に従って二礼二拍手一礼で参拝をした。
※ 本殿前で順番を待つ初詣の人たちです。
続いて、本殿横の簡素な小屋(何という名称か分からない)で巫女さんより「お神酒」をいただき、同じ小屋で販売されている神楽焼の今年の干支「酉」の焼物を購入する。
※ お神酒と神楽焼を販売する巫女さんたちが詰める簡素な小屋です。
そして最後に「お御籤」である。お御籤を引くときにやや迷ってしまったことで、何が出るかやや不安だったが、「小吉」ということでホッと一安心だった。
※ こちらはお御籤や初穂の品々を販売するところです。
ここまで、私たちの初詣における手順にはまったく変わりはない。
その後もさらに、私のルーティンは続いた。
神宮境内に並ぶ露店をひやかして(残念ながら私たちは露店で何かを購入したことはない)、これまたいつものように神宮前茶寮「巧」に向かい、「くり入りぜんざい」を味わったのだった。
特別の甘党ではない私だが、このぜんざいを口にしたとき「お正月だなぁ~」と実感させてくれる私にとって大切な儀式(?)なのである。
※ 境内の参道沿いに立ち並ぶ露店群です。
※ 神宮前茶寮「巧」のエントランスです。
※ 私がいただいた「栗入りぜんざい」です。
5年前から毎年初詣に出向き「神楽焼」の干支を12個(支)揃えよう、と思い立ってから5個の神楽焼が揃った。あと7個である。できればあと7年、自らの足で初詣を続けたいと祈った今年の初詣だった。
※ 今年の干支の「酉」の神楽焼です。
※ これまで収集した五つの干支の神楽焼です。