ロシアWCの出場権を得ている、西野ジャパンが今夜いよいよ出陣する。強豪コロンビアに対して悲観論が多いが、ジャイアントキリングを期待したい。戦いの事前と事後と2回にわたって投稿を試みてみたい。
※ この頁に使用した写真は全てウェブ上に掲載されていた写真を借用しました。
◇対戦前に勝利を願って
友人のT氏から「ワールドカップ関連の投稿はしないのか?」という話があった。
WCに対する関心はあるのだが、大会前の監督交代やテストマッチの不振から、私の中でいま一つ期待感が盛り上がっていなかったことも事実だ。
しかし、他のグループリーグの戦いをTV観戦している中で、私の中でも徐々に盛り上がってきて、今夕の対コロンビア戦を迎えた。
※ 3大会連続でチーム主将を務める長谷部誠選手です。
メディアは、対コロンビア戦の先発メンバーがおおよそ固まってきたと伝えている。
それによると、ワントップに大迫、二列目に乾、香川、原口が入り、ボランチは柴崎と長谷部、4バックは長友、槙野、吉田、酒井宏樹、そしてGKが川島と予想し、伝えている。
サッカー解説者の多くもおおよそこの布陣を予想している。いわば上記のイレブンが現状でのベストメンバーということだろう。
サッカー観戦についてはまだまだ素人の域を出ない私だが、素人なりに事前に対戦を予想してみたい。
コロンビアはエースのハメス・ロドリゲスが左ふくらはぎを痛めて欠場が伝えられている。それでもコロンビアの攻撃力は圧倒的と伝えられている。
となると、今夜の日本にとってはいかにコロンビアの攻撃を防ぐことができるかが最も大きなポイントと考えられる。
私から見ると、先発予想メンバーの攻撃陣はある程度の期待感が持てるが、はたして守備陣はどうなのだろうか?ボランチの二人を含めて、守備陣の健闘を期待したい。
※ 攻撃陣を操り、自らもゴールを狙う香川真司選手です。
もし、守備陣が健闘し1点以内に抑えることが出来たら、あるいは多くの解説陣が希望的に予想する1対1という結果も期待できそうである。
もう一つ期待したいのは、西野朗監督の手腕である。1994年のアトランタオリンピックにおいてU23を率いてブラジルチームを撃破し、「マイアミの軌跡」を演出した監督である。
※ 「マイアミの軌跡」の再現を望みたい西野朗監督です。
選手たちが監督の神通力を信じて戦ったときに、思わぬチーム力として表現されることに期待したい。
さあ、キックオフまであと5時間半。期待を抱きながらキックオフを待ちたいと思う。
対戦後にまた投稿してみたい。
◇まさかの勝利に酔う
まさかと思っていた強豪国コロンビアに2対1で勝利した日本!
まだその興奮から冷め止まない私である。
その勝利には幸運も味方に寄せた結果であるが、その第一要因はやはり戦前に予想したように圧倒的攻撃力を誇るコロンビアに対して粘り強く守ったことが第一の勝因ではないかと私は思う。
※ 試合直後、興奮冷め止まぬ中でインタビューを受ける西野朗監督です。
幸運と記したが、何と言っても試合開始3分、相手がペナルティエリア内で日本のシュートに対してハンドの反則を犯し、PKを獲得したうえ、一発退場で日本は試合のほとんどの時間を数的優位に立ったまま試合を行えたことである。
香川選手がPKを確実に決めて1点リードしたが、その後からのコロンビアの攻撃は凄まじかった。身体能力の高さを生かし、数的劣勢をものともしないコロンビアの攻撃の圧力は凄まじかったが、この攻撃をなんとか耐えることができたのも日本の数的優位が働いていたように思える。
そうした中、前半終了間際、ペナルティエリア付近で犯した日本の反則に対して、FKを決められて同点とされ、前半を折り返した。
後半、日本が戦術を変えたこと、そしてコロンビアが前半で体力を消耗させたことなどから、コロンビアの圧力は前半ほどではなかった。
日本は数的優位の中、度々チャンスは作るものの、決定機を作れずにいたが、後半28分CKから大迫が見事にヘディングシュートを決めて、結局これが決勝点となって、まさかまさかの日本勝利となった。
※ 前半3分、PKを獲得し、香川選手が得点を決めるシーンです。ボールが白い線となって描かれています。(TVの威力?)
これで今大会は俄然面白くなってきた。
次戦、セネガル戦も深夜となるがけっした見逃すまいと思っている。