田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ボランティア噺 三題

2018-06-09 19:26:54 | ボランティア
 6月に入り、私たちが取り組んでいるボランティアに関して大きな(?)動きが三つあった。6月の爽やかな空気は、人々に環境整美を促す効果もあるようで、私たちもその思いに同調した。

 
 私たちが勝手に清掃ボランティアをしている道立近代美術館前の歩道のところに街路樹升の花壇がある。私たちはそこに花苗を購入して毎年植栽していた。
 ところがコストがかかる割にはイマイチその効果が発揮できていないと考えていた。
 そこで歩道を管理する中央区の公園緑化係に相談してみた。「周りとの統一感を図るためにスピレアマジックカーペットの苗を購入していただけないか」と…。
 難しいと思っていたお願いが、意外にもすんなりと購入していただけることになった。
 6月1日(金)、その苗が街路樹升内に業者の手によって植栽された。

             
             ※ 植栽されたスピレアマジックカーペットの苗は赤みを帯びていますが、本来は下の写真のような鮮やかな
              若草色を呈します。来春にはきっと素晴らしい若草色を呈してくれるでしょう。

 6月5日(水)、この日は私たち「近美を愛するブリリアの会」がマンション内全戸に呼びかけて、マンション周囲の街路樹升内に花苗を定植する活動の日だった。
 どのような花苗を植栽するかについて私たちに任されている。これまでは毎年一年草を植栽していたのだが、会員の高齢化もあり、今年は多年草のシバザクラを中心として、一年草のマリーゴールドを配することにした。
 シバザクラのピンクの色がまだ残っていたこともあり、マリーゴールドの黄色との色合いが意外にマッチしていた。もっともシバザクラは間もなく緑一色になってしまうのだが…。

             
             ※ 花苗を植栽するマンションの人たちです。

             
             ※ 中心がシバザクラ、周りにマリーゴールドを配しました。

 6月8日(金)、私たち「近美を愛するブリリアの会」の今季5回目の活動日だった。
 近代美術館の庭には、巨大なポプラの樹が屹立している。このポプラの樹が毎年大量の綿毛を周囲にまき散らし、私たちを悩ませていた。ポプラの樹のすぐ下に描いている「ART」文字は、一面綿毛に覆われ真っ白となり、それを取り除くのに毎年苦労していた。
 そこで一昨年から「ART」文字をネットで全体を覆うことにした。
 6月8日の第5回目の活動日では、いつもの歩道清掃に加えて、「ART」文字をネットで覆う作業も同時に行った。

             
             ※ 会員同士でああだ、こうだと言いながらネットを張りました。

 また、私はその日以前から近美前歩道のところに植栽されているスピレアマジックカーペットを一直線に切り揃える作業も同時に行った。

             
             ※ 整枝(葉)をする前のスピレアマジックカーペットです。

             
             ※ 一応の整枝(葉)を終えたところです。もう少し微調整が必要ですかね?

 先日、恵庭のフットパスコースを巡ったことをレポートしたが、恵庭の住宅街の家々の庭は、初夏を謳歌するようにきれいな花々で飾られていた。
 爽やかな北海道の初夏は、人々の気持ちも自然に周りを飾り立て、整美しようとする方向に向かわせるのかもしれない。
 私たちも遅ればせながらそうした思いに同調した6月の初旬だった。