先日、トンガ、サモア、フィジーの国々が「ＷＣラグビーへの参加ボイコットを検討している」というニュースが流れた。おいおい、仮にボイコットが決定したら私が購入したイングランド対トンガ戦のチケットはどうなるの？？？
本当は私の手元にチケットが届いた時に投稿しようと思っていた。というのも、チケット購入に一苦労したことがあったので、そのことを話題にしようと思っていたのだ。そんな矢先、先のようなニュースが流れ私は少々慌てている。
ボイコットを検討している理由は、国際統括団体のワールドラグビー（WR）が新設を計画している国際大会に、同地域のチームが含まれないことに対する抗議することだという。
「４年に一度じゃない。一生に一度だ。」というキャッチコピーにも惹かれて、ＴＶ観戦だけじゃなく、生の雰囲気も味わってみようと観戦しようと決意した。ところがＩＣＴ音痴のおじさんはここから苦労したのだった。何度挑戦しても途中で挫けてしまうのだ。おしまいにはとうとう生観戦を諦めようと思っていた。そんな矢先の２月、新聞に「大会事務局へ行くと、購入を助けてくれるかも」という記事が目に入った。
そこで市の中心に事務所を構える大会事務局に出向いて担当者に伺ったところ、親切に購入を手助けしてくれた。それでも購入手続きが完了するために小一時間かかってしまった。私が観戦希望をしたのは９月22日（日）のイングランド対トンガ戦の一戦だった。入手できたチケットは「カテゴリーＢ」という席種だった。私は雰囲気だけ味わえばいいと思っていたので、最安値の席種が希望だったのだが２月ということで、すでに安価な席種は売り切れていて16,000円というカテゴリーＢがその時点で最も安価な席だった。早速料金を払い込むものの、チケットが手元に届くのは遥か先との連絡が入ったが、こうした類のチケット購入に慣れていない私にとって不安材料の一つだった。だからチケットが届いた時に、「チケット購入騒動記」なる投稿をしようと思っていたのだが、そんな矢先のボイコットニュースだった。
そのニュースを聞いた時「おい！おい！冗談は止せよ！」という思いだった。年金族がなけなしの16,000円をはたいて購入したのに、その試合がボイコットなんてシャレにもならない話じゃないか！といって私ごときが騒いでどうにかなる話ではない。ここはじーっと推移を見守るしかない。その後、この件に関する続報は耳にしていない。このようなことで世界的なイベントが変更になることなど信じたくもない。きっと計画通りに実施され、９月22日には“一生に一度”の世界の強豪の激突を目の当たりにすることができると信じて待つことにしよう。