今季初のスタジアム観戦だったが、強豪鹿島アントラーズに力の違いを見せつけられ残念ながら敗戦となってしまった。前節の快勝の勢いそのままに鹿島にも一泡吹かせてくれるかと思ったのだが、そうはさせてもらえなかった…。
今日はJ1リーグ第4節、強豪鹿島を迎えてのホームゲームだった。今回は何としてもスタジアム観戦をしようと決めていた。私がいつも利用するチケットは当日発売のシニア券(1,000円)である。ところが最近はこの当日発売のシニア券・学生券の人気が上がったらしく、昨年は会場まで行って「売れ切れです」と宣言され、すごすごと帰宅した経験があった。球団のHPを見ると朝10時30分から発売開始とあった。今回は確実に入手したかったので、自宅を9時30分に出て、札幌ドームの発売所で30分間行列に並んだ末に無事ゲットすることができた。
※ 人気チーム鹿島との戦いとあって10時30分でこの長蛇の列でした。
14時キックオフの試合の方は、試合開始こそコンサの連動性のあるパス交換が見られ期待を抱かせてくれたが、開始12分に一瞬のスキを突かれて早くも失点してしまった。その失点がコンサイレブンにショックを与えたのか、動き悪くなってしまった。すると、23分またまた同じような形で失点してしまった。私にはコンサ守備陣の守りが淡白に映ってしまったが、鹿島の攻撃陣の巧みさが上回っていたということなのかもしれない。
※ 対戦前のウォーミングアップをするコンサイレブンです。
2点を失い、会場内には失望ムードのようなものが広がる中前半が終了した。こうなっては意気が上がらない。後半なんとか立て直しを図り、「なんとかまず1点を!」と期待して見守る中、後半31分決定的な3点目を献上してしまい万事休すである。40分にロペスのヘディングで1点を返したものの試合の形勢には影響なく1対3で試合は終了した。
※ 今やコンサの両雄(?)チャナテップ選手(左)と鈴木武蔵選手(右)です。
試合を観戦していて両者の間にスコアほどの開きはないと思いたい。ただ、サッカーにはマッチアップという言葉があるとおり、相手との相性のようなものがあるような気がする。コンサと鹿島の対戦成績は過去12回戦って1勝9敗2分けと圧倒されている。勝ち試合も2001年のものである。この戦績が物語るようにどうもコンサは鹿島を苦手にしているようだ。今日の試合にもそれが出ていたように思える。攻守ともに鹿島の方が一枚上手のように思えたのだが、どうなのだろうか?選手は入れ替わっているので「そんなことはない!」と思いたいのだが…。
※ 選手入場時のコンサ熱烈サポーター席のいつもの様子です。
私から見て、一つだけ気になるのがやはりコンサの守備陣である。どうも守備に回ったときの粘りが今一つのように思える。これまでの失点を見ていてもあまりにもあっさりと点を献上しているように思えてならないのだが…。ミシャ監督の攻撃的なチームづくりは観ている私たちも楽しい。しかし、楽しいだけでなく確実に勝てるチームづくりも志向してほしい。(サポーターというものは贅沢なものだ)ミシャ監督にはぜひその点にも配慮したチームづくりをお願いしたいと思っている。
※ 「KING OF KING」の旗を誇らしげに掲げる鹿島のサポーター席です。
次節は少し間が空いて、3月30日アゥエイで対名古屋戦である。日本代表に選出された鈴木武蔵選手がキリンカップ(22日、26日)から帰ってきて爆発してほしいと願いたい。
※ 一世を風靡(?)した元日本代表DFでドイツから鹿島に帰ってきた内田選手です。
※ 人気の対鹿島戦とあって23,000人ものサポーターが詰めかけたのですが…。