う~ん。両者ともにまだまだ選挙序盤戦(?)ということもあってだろうか、お互いを非難することもなく、むしろそれぞれを尊重しあいながら慎重な話し方に終始したように映った。それでもお話を聞く中で、それぞれの個性も垣間見えたが…。
3月21日告示、4月7日投票日を控え、二人の立候補者が立起表明をした北海道知事選挙の候補者による公開討論会が、今夜(3月13日)北海道新聞社が主催して道新ホールで開催され、両候補のお話に耳を傾けた。
政治的な関心は決して高いと言えない私だが、新人による今回の道知事選は多少は気になる選挙でもあるので参加してみることにした。
今回の道知事選はご存知のように前夕張市長の鈴木直道さんと、元衆議院議員の石川知裕さんが立候補を表明している。お二人が北海道新聞社の論説委員(?)の司会によって討論が進められた。討論とは言ってもあらかじめ示されていた質問に答えるという形だったので、お互いの発言や他での発言などに言及し、それを批判するような場面は皆無であった。
質問では「知事としてのビジョン」、「高橋道政の評価」、「北海道の強みである食と観光の活かし方」、「JR北海道問題」、「IR(統合型リゾート)問題」、「原発問題」、「国との距離感」、「市町村との関係性」、「道議会の対応」等々、多岐に及んだ。両者のお話を聞いていて、その政治信条や支援する党や団体の違いからくる発言の違いは感じられたが、現時点では両者ともにより多くの支援を得るためだろうか?慎重な話し方に終始したように聞こえてきた。
その違いなどについては、拙ブログでは政治的発言は慎むようにしているので、あえて触れないことにしたい。ただ、両候補ともまだ若く(鈴木氏37歳、石川氏45歳)どちらが北海道知事となっても老人政治家におもねることなく、積極的、躍動的に北海道をリードしていっていただくことを期待したい。