残念ながら私のチャレンジ43は完全にトラブってしまいました。
というのは、旧夕張川沿いに出たのはいいのですが、ルートが見つからないのです。道ちらしきところをさがしたり、薮をこいだりしながら、懸命にルートを探したのですが…。
悪戦苦闘することおよそ1時間。ついに断念しました。
事前調査の甘さを痛感しました。
現在、千歳川の取っつきを目指しています。
時間はかなりロスしまったようです。
日本銀行の役割については多少とも理解しているつもりだが、支店の役割となるとその役目がいま一つ掴めなかった…。私の関心が低いせいもあるのだが…。
※ 北1条通りに面して正面玄関がある日本銀行札幌支店です。
4月27日(月)午後、「めだかの学校」野外学習の一環として「日本銀行札幌支店」の見学会があった。
札幌支店は北1条西6丁目という札幌市の一等地に厳めしい姿で建っているが、私たち庶民にはいったいそこが札幌、あるいは北海道経済に対してどのような役割を担っているのかいま一つ理解できないでいた。
見学会は営業課の広報担当の職員が4名で対応してくれた。(見学者数が40名程度と多人数だったことで多くの職員が対応してくれたものと思う)
見学したところは、DVD映写や説明を行うレセプションルームの他、一階の窓口、資料室の3ヵ所だった。
そもそも私自身、今回の見学にはそれほどの関心を抱いていなかったこともあり、受講態度にも問題があり、いま一つ理解度が低かったと反省しているのだが…。
その中で、私が比較的興味をもったのが、DVD上映と、営業課長の講話だった。
DVD上映は、支店の業務についてではなく、日銀本体の役割についてのDVDで、改めて日本銀行の役割について整理・理解することができた。
※ 一億円の模造札束です。かなりの重さですが、一人で十分に持てる重さでした。
営業課長の話は「北海道経済の動向と今後の課題」と題して、金融経済の動向と北海道経済の動き、あるいは北海道経済の弱点、さらには北海道経済が目ざすべき方向などについて、役人らしくなく、平易な言葉で端的に語っていただいたことが印象的だった。
ただ、日本銀行の性格上、こうした調査・分析した結果を直接的に指示したり、指導したりということは出来ないものと思われる。
見学会を終えた時点で「支店の役割が分かったか?」と問われると、私の中では靄がかかったような状態であった。
日本銀行の役割は大きく分けて①発券業務と②金融システムの安定化を図ることだとされている。
支店は日銀本体の役割を地方において支える役目なのだろうが、発券業務を地方でするわけがないので、「発券課」という窓口はあったが、それほど重要は思えない。
金融システムの安定化に関しては、地方経済の実状を調査・分析し、日銀本体に報告するということがあるかもしれない。
また「業務課」という取引先金融機関との預金の受け払い業務があるということだが、これとて金融機関の本店が東京に集中している現状で地方の支店にどれだけそのことを担う必要性があるのか良く理解できない。
※ 資料室で説明を受ける見学会参加者です。
まあ、私のような庶民、しかも金融などということにほとんど無関心な者にとっては「あまり良く分からんところじゃなぁ~」というのが率直な感想だった…。