その後も「札幌ぶらり散歩」の際に、石の蔵に出会うことがある。このほどそれが3件揃ったのでレポートすることにする。今回レポートする蔵は、白石区菊水、中央区南8西12と、南4東3で見かけた3件である。
◇民家の倉庫として利用されている蔵
5月3日(日)、白石区の菊水地区を歩いていたとき、菊水地区の一画に広壮な住宅があったが、その一角に札幌軟石製の石蔵が目に入った。規模としては大きなものではなかったが、ちょうどご主人が庭に造られている小さな畑の作業をされていた。
その際、その石の蔵から肥料のようなものを搬出されていた。
私はタイミングを計って、ご主人に声をかけさせてもらった。「この石の蔵はだいぶん時代が経ったものなのですか?」と…。すると主人からは「この蔵は移築されたもので、昔の建て方とは違った建て方をしています」という答えが返ってきた。
なるほど、蔵全体としては札幌軟石を使用しているが、全体の形は現代の倉庫風の建て方になっているように見えた。
おそらく札幌軟石の持つ保温性、保湿性に注目されて、移築しても札幌軟石を使用しようと考えた結果であろうと私は推測させてもらった。
※ ご主人の説明を伺うと、なるほど現代的な倉庫の建て方のように見えてます。
◇母屋も含めて創建当時の面影を残す蔵
5月15日(金)、私は某団体の会議に向かうため南8条の通りを東に向かって歩いていた。西12丁目付近に立派な庭木が植わった格式のありそうな民家が目に入った。
私はその前庭と母屋を目にして「確かこの家の裏には石の蔵があったはず」と、以前付近をウォーキングした際の記憶を呼び起こしていた。
そこで、この家の裏側に廻ってみると、そこには歴史を感じさせる素晴らしい石の蔵が建っていた。
白い漆喰で塗装されたその蔵は創建当時そのままの姿をとどめてそこに建っていた。
※ なかなか格式の在りそうな前庭であり、母屋です。
※ 漆喰で塗られた蔵の後ろには、パチンコ店の大きな建物が控えています。
※ 写真が傾いていますが、歴史を感じさせる佇まいの石の蔵です。
※ 良く見ると、壁のところに等間隔にかぎ型の金具がありますが、何でしょうか?
※ 庭木も相当な歴史を感じさせてくれます。
◇カフェとして利用されている蔵
「蔵のある風景」が二つ収集できたことから、私がストックしていた南4東3のカフェに利用されている蔵を5月16日(土)、ウォーキングを兼ねて訪れた。
ここの蔵は「LITTLE JUICE BAR」という名称のカフェとして利用されている。
私は以前のこのカフェを訪れている。その際にブログに投稿しているので、の記事をリンクしておくことにする。こちら⇒をクリック
札幌市内(特に都心近くに)においては、この「LITTLE JUICE BAR」のように店舗に転用して利用しているケースが多いようである。札幌軟石が醸し出す独特の質感が店を開店しようとする人たちに支持されているものと思われる。
※ ビルの谷間に呑みこまれそうにして建っている「LITTLE JUICE BAR」です。
さて、この「蔵のある風景」シリーズはいったいどれくらい続けられるのだろうか?私の考えではまだまだ発掘できそうな予感がしている。ぼちぼちと発掘を続けることができたらと考えている。
ところで、「蔵のある風景」などと称しながら、当初は蔵そのものに焦点を当てて写真を撮ってきたきらいがあった。そのことに気付き、今回は少し引いたところから蔵を写す一枚も加えてみた。どうでしょうか??
◇民家の倉庫として利用されている蔵
5月3日(日)、白石区の菊水地区を歩いていたとき、菊水地区の一画に広壮な住宅があったが、その一角に札幌軟石製の石蔵が目に入った。規模としては大きなものではなかったが、ちょうどご主人が庭に造られている小さな畑の作業をされていた。
その際、その石の蔵から肥料のようなものを搬出されていた。
私はタイミングを計って、ご主人に声をかけさせてもらった。「この石の蔵はだいぶん時代が経ったものなのですか?」と…。すると主人からは「この蔵は移築されたもので、昔の建て方とは違った建て方をしています」という答えが返ってきた。
なるほど、蔵全体としては札幌軟石を使用しているが、全体の形は現代の倉庫風の建て方になっているように見えた。
おそらく札幌軟石の持つ保温性、保湿性に注目されて、移築しても札幌軟石を使用しようと考えた結果であろうと私は推測させてもらった。
※ ご主人の説明を伺うと、なるほど現代的な倉庫の建て方のように見えてます。
◇母屋も含めて創建当時の面影を残す蔵
5月15日(金)、私は某団体の会議に向かうため南8条の通りを東に向かって歩いていた。西12丁目付近に立派な庭木が植わった格式のありそうな民家が目に入った。
私はその前庭と母屋を目にして「確かこの家の裏には石の蔵があったはず」と、以前付近をウォーキングした際の記憶を呼び起こしていた。
そこで、この家の裏側に廻ってみると、そこには歴史を感じさせる素晴らしい石の蔵が建っていた。
白い漆喰で塗装されたその蔵は創建当時そのままの姿をとどめてそこに建っていた。
※ なかなか格式の在りそうな前庭であり、母屋です。
※ 漆喰で塗られた蔵の後ろには、パチンコ店の大きな建物が控えています。
※ 写真が傾いていますが、歴史を感じさせる佇まいの石の蔵です。
※ 良く見ると、壁のところに等間隔にかぎ型の金具がありますが、何でしょうか?
※ 庭木も相当な歴史を感じさせてくれます。
◇カフェとして利用されている蔵
「蔵のある風景」が二つ収集できたことから、私がストックしていた南4東3のカフェに利用されている蔵を5月16日(土)、ウォーキングを兼ねて訪れた。
ここの蔵は「LITTLE JUICE BAR」という名称のカフェとして利用されている。
私は以前のこのカフェを訪れている。その際にブログに投稿しているので、の記事をリンクしておくことにする。こちら⇒をクリック
札幌市内(特に都心近くに)においては、この「LITTLE JUICE BAR」のように店舗に転用して利用しているケースが多いようである。札幌軟石が醸し出す独特の質感が店を開店しようとする人たちに支持されているものと思われる。
※ ビルの谷間に呑みこまれそうにして建っている「LITTLE JUICE BAR」です。
さて、この「蔵のある風景」シリーズはいったいどれくらい続けられるのだろうか?私の考えではまだまだ発掘できそうな予感がしている。ぼちぼちと発掘を続けることができたらと考えている。
ところで、「蔵のある風景」などと称しながら、当初は蔵そのものに焦点を当てて写真を撮ってきたきらいがあった。そのことに気付き、今回は少し引いたところから蔵を写す一枚も加えてみた。どうでしょうか??