
かねてから「占いサービス食堂」と並んで訪れてみたい店の一つであった「しいたけ飯店」についに潜入することに成功した。
店内に入ると、(おそらくは)中国人と思われる女性が注文を取りに来た。この段階で、なにやら本格的なモノを出してくれそうな雰囲気が、そこはかとなく漂う。例によって麺喰いな私は、迷うことなく「しいたけラーメン」をオーダーした。

さて、この「しいたけラーメン」、まさに中華料理らしく、塩味のスープの繊細さと、ドカッと入ったしいたけ等の野菜の豪快さとがフュージョンし、誠に素晴らしい出来ばえであった。麺は旭川ラーメンに近い感じの趣で、このスープに良く似合っている。実に美味しかった。
妻は、またまたエビチリとホイコーローを、子供たちは餃子を注文していたが、こちらも一流の出来で、量は多め、しかも価格はリーズナブル。私達一家はとても満足した。この店は、私が当初想像していたようなカルト食堂ではなかった。ココが「占いサービス食堂」のように、消滅してしまうようなことは、まず無いだろうと思われる。