私は'93年に結婚し、日常的にもロードスターで2人乗車で移動することが多くなった。
だが、そうすると瓶ビールを積む場所が無いなど、様々な不都合が生じたので、泣く泣くロードスターと別れた。
しかし、その後もマツダからは魅惑的なロードスターの限定車が発表され続け、私はそのたびに「また、買い直したい!」との衝動に駆られ続けるのであった・・・
Gリミテッド('94年12月発表:限定1500台)
なんといっても、この「サテライトブルーマイカ」の塗装色に組み合わせたダークブルーの幌との組み合わせが、非常にシックで、ノドから手が出るくらい欲しくなったクルマだ。
その他の特別装備はヘッドレスト独立タイプのエクセーヌ地のシート、ドアツイーター付のオーディオ、アルミホイール&モモ製皮巻ステアリングホイールであった。
Rリミテッド('95年2月発表:限定1000台)&Gリミテッド
これは、Rリミテッドの登場時に、既に発売されていたGリミテッドを併せて再編集されたカタログである。
厚手の紙ケースに、RリミテッドとGリミテッドのA4判大のピンナップが3枚ずつ封入されている。
写真では判りづらいかもしれないが、このRリミテッドの塗装色と幌は、Gリミテッドと同じサテライトブルーマイカ+ダークブルーの組み合わせである。
最大の違いは、走行系チューンであろう。
ポテンザの195/50R15をBBSのアルミと組み合わせて、ビルシュタインと共同開発のダンパーでリニアな走りを追求している。
また、1.8Lになってからハイギアード化されてしまったファイナルレシオ4.100を1.6L時代の4.300に戻し、軽量化されたフライホイールを装着して、アクセルワークに対する応答性を高めるべく料理されている。
そこに鮮やかな赤の本革シートとナルディのウッドのステアリング&シフトノブを身に纏っているのだ。
以下は、Gリミテッドの別編集カタログである。
私は、限定車の中ではコレが一番好きだ。娘たちが嫁いだ後に、このクルマを手に入れることを、夢想していたりする今日この頃です。
(・・・パート3に続く)