私のレガシィ2.0iにはメーカーオプションの「クリアビューパック」が装着されている。そのパッケージオプションのうちの一つに、「フロントワイパーデアイサー」なるものがある。寒冷時に、フロントワイパーをフロントウインドゥガラスのワイパー停止位置に凍結させて貼り付けてしまった際に、それが作動できるように、ガラスを暖めて氷を溶かす装置なのだそうだ。
スイッチはインパネの右下に装着されており、オレンジ色のランプが点灯しているやつがそれである。
写真では、写りこんだ電線とカブってしまってわかりづらいが、フロントウインドゥ下部の6本の筋状の線がその熱線なのだ。
だが実際、北海道という寒冷豪雪地帯に住んでいる私だが、この「ワイパーデアイサー」スイッチを、ただの一度も使ったことがない。というのも、冬期間のパーキング時は上の写真のようにワイパーを立ててしまうからだ。それはこの地方に住んでいる人間であれば、コモンセンスである。
クルマを走らせてからは、エアコンの温度設定を高めにしてデフロスターを使う。そうするとワイパーはまず凍ることはない。
そんなワケで、この「ワイパーデアイサー」は私の実感としては「特に無くても困らない装備」の一つである。この装置も、前に乗っていたエスクードのヘッドランプウオッシャー同様、「ほとんど使わないまま、気がついたらいつの間にか壊れていた」なんてことになりそうな予感がする・・・
さて、2月4日~18日の間の燃費報告である。大体1500~2000回転の間にエンジン回転を保つように意識して、「トルクに乗せてトコトコ走る」ように心がけた結果、燃費計数値は9.9km/Lとなった。
で、満タン法だと305.7km走破で33.56Lの給油。満タン法燃費は9.1km/Lだった。走行モードはほとんど通勤&買い物の市街地走行オンリーである。
今年は暖冬で、札幌の路面状況も例年ほど悪くはない。とはいえ、やはりストップ&ゴーが多く、エンジン回転一定で4速や5速で巡航するような走行パターンで走れないので、10km/Lを越えるのは難しい。
また、外気温が低いときの暖機運転は、ガスが濃くなるので、相当燃料を消費するようだ。昔のクルマには「チョーク」なるものが付いていたもんねぇ(初代ホンダ・シティにも付いていた)。今は燃料噴射装置が自動でそれをやってくれるのだが、北海道の冬は、やはり燃費的には苦しいといえましょう。