

かねてから一度訪れてみたいと思っていた、新冠町のレ・コード館にとうとう潜入することができた。入館料は大人500円である。

館内に飾られた、種々のレコードジャケットが、私のココロを捕らえて離さない。さだ・アリス・千春etc・・・



北海道の「ご当地ソング」も、考えてみれば沢山あるものだ。

おなじみ、サブちゃんの「函館の女」。ジャケットの写真が凛々しいですネ。

吉田拓郎の天敵だった布施明氏の「霧の摩周湖」。

レコード大賞受賞曲・森進一氏の「襟裳岬」。「なんならこの曲に前歌付けてもイイよ」と、拓郎は言ったとか言わないとか・・・

多彩なレコードコレクションの他にも、ここで催されるレコードコンサートが、また、結構面白い。鉄針と竹針でとのレコード聴き比べなど、歌謡曲ファンのみならず、オーディオマニアの方も十分楽しめる。

500円という入館料は、私にとってはとてつもなく安かった。地方自治体が財政難に悩んでいる近年、この「レ・コード館」が存続し続けてくれることを、私は願わずにはいられない。今度は一人で朝から来て、閉館時間までどっぷりとレコードの世界に浸りたいと思う。
