先日の日曜。とうとう彼(匿名希望)のフリーランダーで、グランドツーリングに繰り出す日がやって来た。溢れんばかりにハイオクガソリンを注入し、我々取材班3名は一路夕張へと向かう。
だが、その途中、駆動系の警告灯が2ヶ点灯!とりあえずランドローバー札幌東に立ち寄りチェックを受ける。
そこに展示されていた「フリーランダー・スポーツ」。黒の塗装が引き締まっていてなかなかGOOD。
そして、この6月より販売予定の「フリーランダー2」。う~ん、ちょっと太ったかなァ。
ディーラーで診てもらった結果は、特に異常はないというか、警告灯のエラーだった可能性が高い模様。ま、こういうことも英国車にはよくあることなのでしょう。気を取り直し、夕張へ再出発。
粛々と、しっとりと走るフリーランダー。フラット感のある乗り心地が素晴らしい。
開放感のあるサンルーフ。車内が明るくなってよろしい。
だが、このクルマ、背が高い割りに前席のヘッドクリアランスは意外に少ない。サンルーフ仕様であることも影響しているのだろうが、床や座面の位置がかなり高いのだ。乗降性にもやや難アリで、私はこのクルマに乗り込む際に、おもいっきり頭をルーフにぶつけてしまった。
だが、後席については、ルーフがさらに高くなっているので、乗降性もヘッドクリアランスも問題なし。リアシートに彼(匿名希望)が置いた小物たちが、ブリティッシュテイストを際立たせる。
マニュアルモード付のATのマナーも、シフトアップに関しては、ショックも無く非常にスムーズ。アイポイントの高さから視界は良好。直進性も良く、グランドツーリングにはもってこいのクルマである。これで燃費が良ければ、鬼に金棒なんですが・・・
かつては無料だったこの「幸福の黄色いハンカチ広場」。現在では夕張市破綻の影響で、建物内の見学は有料となってしまった。風にたなびく黄色いハンカチが、なにか物悲しさを感じさせる。この丘にしばし立ち尽くした後、我々取材班は次の目的地に旅立った。以下次号。