
北海道新聞を購読していると、毎月「道新ポケットブック」なる小冊子が配布されるが、これは結構有用なモノである。今回はその2007年8月号「青魚料理指南」を参考に、サンマを焼くことに挑戦。

魚の捌き方も、懇切丁寧に記載されているのがうれしい。

さて、私は生まれてこの方「魚焼きグリル」というモノを使ったことがない。外から内部の状況が見えないため、どうも焼け具合が分かりにくそうで、不安なのである。ところがこの冊子によると、魚はグリルで焼くよりもフライパンで焼いた方がEPAやDHAを逃さず調理できると書かれているではないか!

その説に従い、今回はサンマをフライパンで焼くことに。参考レシピは「ニシンの素焼き」。このレシピはサンマにも応用可能なのだ。


サンマ4尾は頭を落とし、内蔵を取り除く。

フライパンにオリーブオイルを熱し、


サンマを乗せて、ふたをして中火で焼く。

サンマから水分が出てきたところでひっくり返すのだが・・・なんということでしょう。サンマの皮がフライパンにくっついて、みごとに剥がれてしまった!これは、最初に魚を入れる前に、充分にフライパンを熱しておかなかったために起きた悲劇と思われます。

出来上がりは、ご覧のとおり、丸裸。レシピのように皮がパリパリのサンマにはならなかったが、身自体はふっくらと焼け、お味の方はまずまず上出来であった。次回はフライパンの熱管理に留意し、もっと上手く仕上げたい。