9月5日に千歳で開催された「フレンチブルーピクニック2010」の見聞録。
最終回は、「ルノー編」です。
4(カトル)は今回も多数が参加。
だが、私の好きな5(サンク)は、1台も居なかった。大いに残念。
希少なスーパーカー、アルピーヌV6ターボは、なんと2台が参加!
そしてこちらは、アルピーヌA110。RRの強大なトラクションで、軽量ボディを押し出すように走るのだそうだ。
日野コンテッサと近い関係にある、8ゴルディーニ。
アマガエルのようにたたずむ、可愛らしいトゥインゴ。
ルーテシア・ルノースポールV6。
その容姿は、まさにフレンチロケット!
色とりどりに並んだ、3代目ルーテシアの一群。
ルーテシア・ルノースポールは、やはりフロントマスクが魅惑的。
締まったお尻の、メガーヌⅡ。
楕円のリヤサイドウィンドゥが特徴的な、メガーヌRS。
ルノーの一連の商用車も、大いに魅力的なのだ。こちらはエクスプレス。
初代カングーは、今年も勢揃い。
そしてこちらは、2代目カングー。こうして写真で見ると、初代も2代目もそんなに大きく変わっていないように見える。だがしかし・・・
実際に並んでいるのを見ると、2代目カングーのでかさに驚く。フランス本国でのニーズのため(ユーロパレット積載に対応するため)だったとはいえ、やはり初代のサイズが、日本ではベストだったように思う。
こちらは、3代目エスパス。一見凡庸なワンボックスカーに見えるが・・・
サイドミラー周辺のデザインに、ディテールにこだわる、フレンチのエスプリが感じられる。
真打ちは、2ドアスペシャリティミニヴァン「アヴァンタイム」!このクルマが新世代ルノーデザインの先駆けだったといえましょう。
そして今回、個人的に最も印象的だったのが、この25(ヴァンサンク)バカラだった。
直線的なインパネデザインに、
たっぷりとしたサイズのシート。本革なのに、包み込むような柔らかさを持っている。
フランス大統領ご用達の高級車だけに、後部座席用の空調コントロールも備わる。
そして、この大きさで5ドアハッチ!トノカバー下には革製の衣装ケースが備わり、そのチャックにまでデザインの手が入っている。この日、最もフランスを感じたのが、このクルマと触れ合った瞬間だった。いやあ、フランス車って、本当にイイものですネ!