マツダより、例によってにぎにぎしいDMが自宅に届いた。
なんといっても目を引いたのが、「いかめしプレゼント!」と「国稀酒造の清酒プレゼント!」と踊る文字である。
私は「いかめし」をその日の夕食として調達すべく、そのマツダのお店へと向かった。だが、到着したのが午後2時を回っていたためか、「いかめし」はすでにソールドアウト・・・
その悲しみを紛らわすため、新型プレマシーに試乗させてもらうことに。試乗したグレードは「20E」(FF・5AT:税込車両本体価格192万円)だった。
ミニヴァンらしくなく、非常に軽快に走るこのクルマ。アイドリングストップ機構も良くできており、街乗りではまったく痛痒を感じない、楽しいクルマである。
私が購入するとすれば、スバルのエクシーガと大いに迷うところであろう。
インパネ周辺の作り込みは、あまりにも質素なエクシーガに対し、プレマシーの圧勝。乗り心地は、しっとりとしなやかなエクシーガと比べると、プレマシーは軽快だが軽薄ともいえるフィールなので、ここはエクシーガに軍配を上げる。室内のスペース(特に3列目)は、全高の高いエクシーガの方が空間づくりが上手い。だが、3列目へのアクセス自体は「スライドドア&カラクリ7thシート」のプレマシーに一日の長がある。カタログ上の燃費はFF同志で比べるとプレマシーがやや優位だが、4WD同志の比較では、エクシーガの勝ちだ。そして価格は、装備を揃えれば似たようなもの・・・ああ、むつかしい。
結論は、冬道に両車を乗り比べて、どちらに安心感があるのかで決めることになると思う。まぁ、まだまだ購入は先のハナシですが・・・
そしてこの日の戦利品。新型プレマシーのカタログに加え、増毛の銘酒「国稀」720ml!「いかめし」を入手できなかったのは残念だったが、それを大きく上回る収穫に、私は大満足である。