獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

スタインウェイを弾き、いただきコッコで喰う。

2011年01月09日 | グルメ&観光
   
 札幌市民ホールで「スタインウェイを弾いてみませんか」というイベントが行われた。
 スタインウェイとは、音楽家がコンサート等で演奏に使用する、高級グランドピアノなのだそうだ。
 応募の結果、妻はめでたくそれを演奏する権利を手に入れたのである。
   
 15組の参加者中、妻の演奏順は13番目。1組当たりの持ち時間は10分。
 妻が演奏したのは、ショパンの「エチュードOp.10-4」「ノクターンOp.9-2」「ワルツ14番」の3曲。
 妻曰く、鍵盤の表面が滑りづらく加工されており、当初は弾きづらいと感じたという。
 また、演奏音が弾いている本人にはあまり聴こえなく、上手く弾けているかどうか心配だったとのこと。
 このピアノは音が会場というかオーディエンスに対してよく聴こえるように作られているようで、帰宅後私が撮影したビデオを観た妻は、「なーんだ、意外にちゃんと弾けてるじゃん!」とご満悦であった。
 なお、娘たちの感想としては、「今回出てた人たちの中で、下から3番目くらいに上手かった!」とのことだった・・・
   
 演奏が終わり、会場の外に出ると、時間は19時少し前。家族協議の結果、夕食は居酒屋で摂ることに。
 
   
 徒歩で向かったのは「焼鳥ダイニング いただきコッコちゃん 北8条店」。19時27分、そこに到着。
   
 我々夫妻は、当然のごとく、「生ビール付飲み放題プラン」(1500円)をチョイス。
   
 「コッコのおつまみタマゴ」(280円)は激ウマだった。
 マヨネーズ&ブラックペパーに、そこはかとなくガーリックが利いて、ビールのつまみにぴったしカンカンだ。
 ココに来たならば、絶対に注文すべき逸品である。
   
 「やみつきキャベツ」が、これまた絶品!
 甘みのある新鮮なキャベツに、ごま油の香ばしさ&塩と昆布がマッチ。
 これは、まさにヘルシーおつまみだ。ウチでも、作ってみたい。
   
 「フライドポテト」が、またスゴい。
   
 長~く螺旋状に巻かれたそれを、ガーリックマヨネーズorケチャップでいただく。娘たちはもちろん大喜び!
   
 そして、お子様大好き「ザンギ」。
   
 ビールにもっともよく似合うのは、やはり「とり串」。
 勇払産鶏は、ぷりっとウマいのだ!
   
   
 「ささみ串」は、「ゆず胡椒」と「明太マヨ」をオーダー。
 ピリ辛のそれらをいただくと、ヘルシー気分が高揚する。
   
 娘たちは「ノーマルつくね」と「たっぷりチーズつくね」で舌鼓。
   
 私はガツンと「室蘭焼鳥」。
 コレ、豚が分厚くて弾力性に溢れており、非常に素晴らしいモノだった。
 私が生涯のうちで食した「室蘭焼鳥」の中で、掛け値なしのナンバー・ワンだ。
   
 ここで、本格焼酎をたしなむことに。
   
 まずは、芋焼酎「さつま美人」。
   
 つまみは「トマトベーコン」。ミニトマトの酸味と、ベーコンの塩加減のワンダーセッション!
   
 続いては、麦焼酎「かおり麦」。
   
 「枝豆」は、やはり偉大なる定番おつまみだ。
   
   
 宴も終盤に近づき、娘たちはデザートのスイーツをオーダー。
   
 そして私は、黒糖焼酎「喜界島」で〆である。
   
 ああ、満腹満腹。鶏さんよ、今夜もありがとう
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私が愛したクルマたち(3) 日産・シルビア(S110)

2011年01月09日 | カタログ倉庫

  
 小学校高学年だった1979年初頭。私は、2ドアの「スペシャルティ・カー」に大きな憧憬を抱いたものである。
 メーカーでいえば、一番好きなのは日産だった。
 今回紹介するのは、厳密にいえばカタログではない。
 当時入手した、3代目日産シルビア(S110型)の販促パンフレットである。

  
 「白い稲妻 シルビア」。
 このキャッチコピーは、アリスのヒット曲「冬の稲妻」にインスパイアされて産みだされたものだと、私は思料する。

  
 ensation(感覚)・ntelligence(知性)・uxury(贅沢)・ivid(鮮やかな)・nvolve(伴う)・ppeal(魅力)・・・
 いやあ、よく練り上げられたフレーズだ。

  
 そのスタイルは、「閃光のイメージを活写」。
 鋭利な刃物で一気にカットしたような面と直線が、閃光のイメージなのだという。

  
 その心臓は、当時画期的だった「2プラグZエンジン」。

  
 ノッチバックスタイルのハードトップに、エッジの利いたオペラウインドウが組み合わさり、非常にカッコ良く見えた。 
 まさに、シャープ&セクシー!

  
 とりわけ私を魅了したのが、そのインテリアである。
 なんだかメーターのたくさん付いたインパネは、確かに航空機のコクピットを彷彿とさせる。

  
 「トータルイルミネーションシステム」が、これまた魅力的。
 そのナイトドライブは、まさに「夜間飛行への旅立ち」のようなのだろうと、私を夢想させた。

  
 「世界初のスーパーサウンドシステム」が、とりわけ画期的だった。それは「ホームオーディオの領域を脅かす本格派」だったという。
 着目は、カセットデッキ。
 ドルビーNR付の上に、なんと「世界初(!)のテープカウンター組込み」だったという。
 だがしかし、運転中にこの小さなカウンターを凝視して、テープの早送りやら巻き戻しをする人がいたとは、あまり思えない。
 後に曲の頭出し機能やブランクスキップ等が普及したこともあり、この「カウンター組込み機能」は、やはりメインストリームに躍り出ることなく、消滅してしまった・・・

  
 「6ウェイシート」。いろいろと可動部分の多いシートも、子供ゴコロには魅力的に見えた。
 蛇足ながら、シートの基本骨格がしっかりしていれば、可動部分は「ヘッドレスト上下・スライド・リクライニング・リフター」の4箇所で十分だというのが、現在の私の見解である。

  
 さらには、国内初の「ドライブコンピューター」。その内容は、現代のような燃費計や航続可能距離の表示等は無く、単にトリップメーターや電子計算機等のシンプルなものだった。
 とはいえ、当時まだ自宅に電卓の無かった私にとっては、非常に先進的な装備に思えたものだ。

  
 そして、「ハロゲンヘッドライト」や「ヘッドランプクリーナー」「360°回転ロータリー式スポットランプ」等、時代を感じさせながらも魅惑的な、注文装備の数々。

  
 全長4400mm×全幅1680mm×全高1310mm。プラットフォームを共有するという「A10系バイオレット」よりも320mm長く、80mmも幅が広い。
 そのためそのスタイルは、ホイールがずいぶんと奥に引っ込んで、冷静に見れば「父親のジャケットを羽織った子供」のように見えなくもない。
 だが、当時の私には、掛け値なくカッコいいクルマに見えたのだ。

  
 最近街で見かけることもほとんどなくなってしまった、このS110シルビア。
 今では「旧車の祭典」でしか会うことができないといっていい。
 今にして思えば、’89年に免許を取った時に、このクルマを選ぶという選択肢もあったのではと、私は若干後悔している。

コメント (26)
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