中3の時に貸しレコード屋で、中島みゆきの「予感」というアルバムを借りてきて、カセットテープに録音した。
その時初めて、この「ファイト!」という曲を聴いた。
そして、私は思った。「うーん、なんだか、吉田拓郎の曲みたいだなぁ」と。その歌詞はもとより、メロディがなんだか拓郎っぽく思えたのだ。
当時(1983年)、中島みゆきと吉田拓郎は、私の中では、「全く関連のない別のタイプのミュージシャン」であった。
中島みゆきの「ファイト!」は、当時の彼女の作品の中では、極めて毛色の変わった曲だと思っていた。
それから10年以上が経ち、拓郎が、このみゆきの「ファイト!」をライヴで歌った。
私は、驚くと同時に、「やっぱ、この曲は拓郎が歌っても、まったく違和感がないな!」と、ニンマリした。
「中島みゆきが実は吉田拓郎のファンだった」ということを知ったのは、数年前のことである。
そして、みゆき様が作ったこの曲は、「虹の魚」へのアンサーソングなのだ。きっと、そうなのだ。
福山雅治氏もこの曲をカバーしている。この弾き語りは、極めてカッコいい。福山雅治氏が、ちょっと好きになった。素晴らしい。
さあ、連休は明けた。自分に喝を入れて、ファイトで目の前の課題に取り組もうではないか。