獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

石焼らーめん火山の完熟みそらーめん

2012年11月17日 | 麺’s倶楽部

    
 「オントナ」に載っていた「石焼らーめん火山」。非常に気になったので、尾車氏とともに行ってきた。
    
 12時04分、現地に到着。どうやら「日本一熱いラーメン」を提供してくれるらしい。「熱いラーメンこそがウマいラーメンである」と考える私にとって、このお店はきっとストライクなハズである。オントナ効果か、客席は満席状態。しばし入口の待合席で待つことに。
    
 12時15分、ようやく着席。基本的に味噌ラーメンを好む私は、「完熟みそらーめん」(税込871円)をオーダー。ラーメンとしては高価であることは否定できないが、どうしても、ココのラーメンを喰いたかったのだ。私の気持ちをそんな風に揺り動かした「オントナ」は、罪深い情報誌である。
    
 「石焼らーめん旨い食べ方」の指南を頭に入れつつ、おしんのように、じっと待つ。
    
 そして12時28分、いよいよそいつとご対面!スープがぐつぐつと煮えたぎっているのが、おわかりいただけるだろうか。
    
 だが、ご対面しても、すぐには食せないのが、この石焼らーめんの小憎いところ。砂時計が全部落ちる約2分後が、食べ頃なのだそうだ。
    
 12時29分。砂時計は落ち切っていなかったが、麺の具合を確認してみる。どうやらいいあんばいのしなやかさになったように思われたので、喰ってしまうことに。
    
 石鍋から直接は熱くて危険なので、喰いたい量を小鉢に盛っていただく。
 ラーメンというよりは、鍋を喰っているような感じである。
 通常、「鍋の〆はラーメン」というのが定説だが、この作品は「真っ先にラーメン」というのが、斬新だ。アッツアツの麺を、それがのびてしまわないうちに胃袋の中に格納する醍醐味。いやあ、スポーツである。
 そのまろやかな味噌スープも、「熱さ」という名の調味料に包まれて、非常にインプレッシヴであった。 
    
 12時36分、麺をほぼ完食。この後は、具材をじっくりと落ち着いて、味わう。
    
 煮卵、肉、野菜たち。ラーメンというよりは、鍋フィールである。白菜は若干煮過ぎて柔らかくなってしまったが、麺が煮過ぎでふにゃふにゃになってしまうよりは、我慢できる。やはりこの作品、麺を先に味わうが勝ちだ。
    
 12時42分。石鍋に白飯を投入。この白飯は、無料サービスである。
    
 かき混ぜると、それは「おじや」に!
    
 いやあ、この段階でもまったくぬるくないおじや。石鍋パワーに、脱帽だ。
    
 12時47分、完食。約20分間の、幸せな格闘が終わった。火傷の心配も否めないので、小さなお子様連れのファミリーには向いていないと思うが、自称フードファイターが個人で味わうのには、もってこいのラーメンである。
 私としては、真夏に、ココの「坦々麺」に挑んでみたい。ごっつあんでした。   

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャロ君写真館 ’08.12.1~’10.11.28

チャロ君写真館 ’10.12.18~’11.12.24

チャロ君写真館 ’12.01.01~’12.12.24

チャロ君写真館 ’13.01.01~’13.12.29

チャロ君写真館 ’14.01.01~’14.12.27

チャロ君写真館 ’15.01.01~’15.12.27

Waterlogueチャロ君

チャロ君写真館 ’16.01.01~’16.06.25

チャロ君写真館 ’16.07.29~’16.12.28

チャロ君写真館 ’17.01.01~’17.12.21

チャロ君写真館 2018

チャロ君写真館 ’19.01.01~’19.09.07

チャロ君写真館 ’19.09.22~’19.12.31

チャロ君写真館 ’20.01.01~’20.04.27

チャロ君写真館 ’20.05.01~’20.08.26

チャロ君写真館 ’20.09.02~’20.12.31

チャロ君写真館 ’21.01.02~’21.07.21

チャロ君写真館 ’21.09.02~’21.12.31

チャロ君写真館 ’22.01.01~’22.04.30