昨日、職場の同僚より、ショッキングな話を聞いた。
なんと、札幌市東区中沼の元祖秘境系ラーメン店「拓味」が、閉店したというではないか!
webで情報収集したところ、どうやら9月いっぱいでお店を閉めた模様。
居ても立ってもいられなくなった私は、真偽を確認するために、現地へと赴いた。
・・・噂は、本当であった。そこは、完全にもぬけの殻状態となっていた。嗚呼!(涙)。
2005年にこのブログを開設して以来7年。お世話になり続けていたこのお店。
カラダの芯からあったまる、「生姜ラーメン」。
夏の風物詩だった「檸檬ラーメン」。
背脂チャッチャの「こってり味噌ラーメン」「こってり醤油ラーメン」。
「ごま味噌ラーメン」や、普通の「塩ラーメン」も旨かった・・・
さらに、このお店は、今のつけ麺ブームのずっと以前から、魅惑的なメニューを提供してくれていた。
ブラックペパーが印象的な「拓味のつけ麺」。
クリーミィなごま味噌の「ごまちゃん」。
そして、刻みネギと鷹の爪が爽快な辛さの「しおちゃん」。
あのツルツル感に溢れた、北海道熊さんの麺。それに組み合わさる、個性あふれるスープ。
偉大なるオンリーワンのお店が、消滅してしまった。一家でココに食べに来ていた頃の思い出が、走馬灯のように頭を駆け巡る。私自身、近年ここから足が遠のき気味だったことを、大いに悔む。長引く不況を恨むべきか、メタボになってラーメンを控え気味にした自分自身を恨むべきなのか・・・