コープさっぽろにて、「鯨すじ煮込み」なる、魅惑の一品が売られているのを、見つけてしまった。
鯨肉というヤツは、今後いつまで食べることができるのか、先行き不透明な食材である。
調査捕鯨副産物である、この製品。
後悔しないためにも、買うなら今しかないのだ。
原材料は、ミンク鯨&イワシ鯨の揃い踏み。
この手のパック物は、レンジ加熱よりも、湯煎の方が、圧倒的にウマい。
これは、私が50年弱の人生の中で学んだ、インポータントなファクトである。
脂身は、ぷるんとぷりっと、ゼラチンというか、コラーゲンの塊である。
赤身は歯応えを持ちながらも、咀嚼すると、ホロリと崩れる。
それ自体は、あまじょっぱい濃いめの醤油味。
そして生姜は、寿司におけるワサビの如く、お肉の旨みをピリリとアシスト。
税込538円という価格を上回ってあまりある、スペシアルな晩酌タイムであった。