先日JRで網走に行った際に入手した、JR北海道の車内誌「THE JR Hokkaido」。
それをめくると・・・
JR新琴似駅そばに、【北海道では珍しい「牛かつ」専門のお店がある】という、耳寄りな情報が載っているではありませんか!
これは、もちろん、行かないワケにはいきますまい。
そこで日曜日。我々夫妻と長女は、そのお店「牛かつ いち華」を訪れた。
そこは、かつて「芝翫茶(しかんちゃ)」という名のお寿司屋さんがあった場所である。
12時10分に入店し、小上がりに座る。
外観は物静かな雰囲気だったが、店内は大いに賑わっており、ほぼ満席状態だった。
我々一家3名は、全員「牛かつ定食」(税込1300円)を注文。
着席すると、手早く、お茶とおしぼりが運ばれてきた。
このおしぼりは、そこはかとなくミントの香りがする。
手ばかりではなく、なんだかココロも、すぅーっとスッキリとする感じだ。
そして12時14分。
早くも「牛かつ定食」が、目前に!
このスピーディさは、じつに嬉しい。
高温60秒で、超レアで揚げたという、牛かつ。
シャキッとみずみずしい、キャベツ。
ずんだの餡をのせた、ポテトサラダ。
そして味噌汁は、デフォルトで納豆汁が供される。
テーブルに置かれた「牛かつのお召し上がり方」の指南に従い、実食開始である。
「すりたての岩塩」は、真ん中へ。
右は「山わさび+醤油」である。
まずは、岩塩でいただく。
サクッと軽い食感の衣に包まれたそれは、ほとんどレア状態!
牛肉由来の甘みがじゅわっと口中に拡がり、それを岩塩の塩加減がキュッと引き締める。
生まれてはじめて味わう「牛かつ」。
なんと贅沢感溢れるモノなのでしょう!
続いては、山わさび醤油で、いただく。
わさびと醤油の相性の良さは、いわずもがな。
まるで上等なお刺身というか、お寿司を食しているかのような、そんな錯覚にとらわれる。
汁物が「納豆汁」というのも、これまた地味ながら見逃せないチャームポイント。
12時30分、大満足のランチタイムが、終了。
1300円という価格に相応の、プチ贅沢気分を味わうことができた(^^)
いつの日か、お金を貯めて、「牛フィレかつ定食」(3000円)を、いただいてみたい。