土曜日は、ワイフの提案により、夫婦水入らずでのランチ。
向かった先は、我々夫妻が「恋人同士だった時代」から、ランチ御用達のお店として君臨する「プー横丁」。
12時37分にそこに到着した。
クラシカルでウッディかつ、やや暗めのその空間は、心あずましい場所である。
お昼時とあってか、店内は大変賑わっており、ほぼ満席であった。
テーブルに置かれた「ぼく かぶとむし」。
これが、この席に置かれた、メニューの表紙なのだ。
ワイフのチョイスは「シーフード ドリア」(税込830円)。
そして私は「魚介のスペイン風 おじや」(税込830円)を選択。
12時40分にオーダーした。
書棚に置かれていた「高橋留美子傑作短編集2」を読みながら、料理が来るのを待つ。
ところで。高橋留美子氏といえば、私が思い出すのは、やはり「めぞん一刻」である。
そのコミックスは我が家に現存するので、いつか機会があれば、ご紹介したい。
そして12時57分。いよいよ料理達が、目前に。
これは、ワイフオーダーの「シーフード ドリア」。
私オーダーの「魚介のスペイン風 おじや」。
それは、石鍋にて、ふつふつと沸騰したアッツアツの状態で、供された(^^)
甘みと酸味のトマトソースをベースに、エダムチーズとバターが、まろやかさをプラス。
そこに、具材の種々のシーフードのエキスが沁みこんでおり、まさにグラッチェ・グラッチェ!
一見リゾットのようだが、お米の粘り具合が、まぎれもなく「おじや」なのだ。
殻ごと入った、ムール貝。
ぷりんと肉厚な、ホタテ。
イカに、タラ。
このエビは、しっかりと火が通っているので、殻も柔らかく、丸ごと食すことができる。
13時11分。
まずは、おじや完食である。
そして13時18分、アフターコーヒーを愉しむ。
コーヒーは、「食事と一緒に注文」の場合は、税込200円。
深く・香ばしく・雑味のない、その味わい。
ワイフが、「ウチもインスタントコーヒーをやめて、レギュラーコーヒーにしようか!」と思わず口走るほどの、美味さである。
素晴らしい、至福のサタデイ・アフタヌーン。
価格もリーズナブルで、雰囲気最高のカフェレストラン「プー横丁」。
ここに、私の心の置き場がある。是非、また来よう。