21世紀に入ってから、ほぼ毎年恒例の私的フェイバリットイヴェントであった、北海道のフランス車の祭典「フレンチ・ブルー・ピクニック」🇫🇷
なんと残念なことに、20周年を迎えた今年が、ラスト開催であるらしい(涙)。
この前の日曜日、尾車氏と共に、それを観に行ってきた。
本日は、「プジョー編」を、僭越ながらリポートさせていただきます。
プジョーのスクーター。
おいくらぐらいで購入できるのかは謎だが、私も「第二の足」として所有できればなァ・・・と、気分は夢見る少年。
SUVからコンパクトまで。
多数のプジョー車が、今年も集結していた。
まず目を惹いたのが、スカイブルー&マルーンの、「504」のペア。
それは、ジャッキー佐藤&マキ上田のペア以上の、凛とした輝きを放っていた。
「山椒は小粒でピリリと辛い」の表現がジャストミートな、「106」。
この鮮やかなイエローのカラーが、またイイ。
エーゲブルーのカラーが眩しい、「206CC」。
このフレッシュなグリーンも、チャーミーで若々しい。
「208GT」は、小さいのに、高品質感とスポーティー感を両立している。
こういう日本車、やっぱ、無いよなぁ・・・
これまたエーゲブルーがよく似合う、「307」。
それはまさに、地中海の宝石のような、輝き。
新旧の「308SW」。
それは、実用性とあでやかさを併せ持つ、イイ意味でダブルスタンダードなステーションワゴン。
そのダブルバブルルーフが、「胸元チラリ」と相通じる色っぽさ&なまめかしさの、「RCZ」。
幾何学的なテールエンドの処理がインプレッシヴな、SUVとステーションワゴンの融合。
新世代グランドツアラー「5008」。
そして「508」は、「セダンとスポーツクーペとの境界線」を無くしてしまったという、ラグジュアリーセダン。
いまや珍しいというか絶滅危惧種の「サッシュレスドア」に、
カーボン調トリムのインストルメントパネルが、孤高で凛とした、オーラを放つ。
「ミニヴァンと軽とSUVばっかりになってしまった日本車」が、失いつつある「非実用の美しさ」を、このクルマは、確信犯的に持っている。
嗚呼、フランス車って、本当に、イイものですネ。
(次回「ルノー編」に、続く)