先日「MEGAドンキ」で購入した「マルちゃん 亀田の柿の種 わさび味焼そば」が、その日のランチ。
実売価格は税抜88円と、お買い得な値段であった。
原材料で着目すべきは、やはり「あおさ揚玉」という、個性的な「かやく」の存在。
作り方は、一般的な「カップやきそば」に準ずるもの。
しかしながら。
「やきそば弁当」の記号である「戻し湯で作るスープ」が付いていないことに、道産子の私は、若干のもの淋しさを感じる。
別袋は「特製油」「粉末ソース」「あとのせかやく」の3種で、すべて「後入れ」である。
留意すべきは、「後入れの3袋」にも、順守すべき順番があること。
「特製油」を麺になじませ、しかる後に「粉末ソース」をよくまぜて、最後に「あとのせかやく」をのせるのが、正しい調理法なのだ。
これ、意外に、重要なポイントです。
さて、3分後。
いよいよ実食である。
「麺のオレンジ」と「かやくの緑」の、カラーのコントラストが、美しい。
つーんとしたわさびの辛さに、ケチャップ系醤油味が、見事にハイブリッド。
サクッと軽い食感の「あおさ揚玉」は、柿の種におけるピーナッツ的な、箸休めの役割を朴訥に演じる。
今まで「やき弁の麺」は、ふにゃりとした食感が、イイ意味で「郷愁をそそるソウルフード」なのだと、私は認識していた。
しかしながら、この製品のその麺は、心なしか、やや弾力性を増したような印象を受けた。
それが「進化」なのか、「迎合」なのかどうかは、時間が答えを出すことでありましょう。
まあ、美味しかったのだが。
やはり「戻し湯で作るスープ」と「肉系具材」が無いのは、個人的には残念なところ。
とはいえ、本体価格88円だったから、私は全てを許そう。