鳥のフンが白いアクセントになってしまった、オブシディアンブラック・パールのレガシィ2.0i(5MT)。
そのお肌のツヤは、くすんで活力無く、経年変化が隠せない状況。
そこで、洗車とともに、約2年振りにワックスがけを敢行。
使用したのは、その際に購入した、リンレイの「超艶クリアコート」である。
「面倒なふき取り不要!」とのキャッチフレーズのこの製品。
だが、これをムラ無く塗り上げるのは結構な手間で、ふき取り不要のアドヴァンテージとバーターになってしまっている。
上の写真では雲が映り込んでしまっているため、どの辺がムラなのか分かりづらいが・・・
私個人としては、「クリンビューのイオンコート」に軍配を上げる。御免。
さて、7月27日~8月12日の間の燃費報告です。
蒸し暑い日が続いたため、エアコンは基本的に使用。
自宅と単身赴任地との往復が主だったとはいえ、札幌市内徘徊やお盆の渋滞走行等もあったため、燃費計数値は13.7km/Lに留まりました。
満タン法では、558.6km÷43.05L≒13.0km/Lでした。
決して悪くはないとはいえ、もっと伸ばしたかったというのが正直なところ。
次回は、もっと右足に神経を集中し、さらに邁進いたします。
我々一家が函館観光旅行を楽しんでいた間。
チャロ君は自宅でお留守番という訳にもいかないので、ペットホテルに預けられていた。
まる4日間も家族と別れていたのは、彼にとっては初めての体験。
いい子で過ごしていたとは聞いたものの、どことなく顔が細くなり、やつれたように見える。
久々の我が家。加えて、家族と会えたことからか、リラックスモード全開の彼。
自宅ソファーで、静かに微笑んでいるような、彼の横顔。
ゴメンね、チャロ君。今度は、一緒に泊まれる宿に、みんなで行こうネ!
3日間に渡る函館飽食グルメツアーも、この8月10日が最終日。
いつもよりやや遅く、6時24分に起床した。
朝食は7時から。それに備えて、キャスターマイルド1本をくゆらせ、はやる気持ちを抑制する。
7時06分。朝食会場の「キューカンバーツリー」に潜入。
私はいつもバイキングというと、あれもこれもと欲張って、取り皿がとっちらかって収集がつかなくなってしまう。
そこで今回こそは、コンセプトを絞って、見た目も整然とした取り皿づくりを心掛けた。
7時15分。まずはイカめしをメインに、和の風情で攻めてみる。
脇を固めるのは、温泉卵&冷奴である。
コンセプトとしては良かったのだが、いかんせん、喰い足りない。
7時19分。お次は、「お洒落なモーニングコンセプト」を念頭に、洋風に攻めてみる。
主食のクロワッサンに、肉・卵・野菜のバランスを考慮し、仕上げてみた。
だがしかし、いまひとつ満腹にならなかったので、イカ刺しを追加。
仕上げは、コーヒーである。イカ刺し後のコーヒーは、なんだか気分をリッチにしてくれる。
また、ココのバイキングは、コーヒーを宿泊部屋に持ち込めるという、意外なサービスが付いている。
もちろん、1杯をお持ち帰り。それを飲み干した後、我々一家はホテル函館ロイヤルを後にした。
チェックアウト時に700円で購入したのが、この「市電1日乗車券」。
この旅の最終日は、この乗車券が命綱である。
9時36分。首尾よく、明治時代の姿を復元したチンチン電車「箱館ハイカラ號」に、乗車することができた。
レトロでウッディな雰囲気の車内。
運転席も、なにかポストモダンで、文明開化のかほりがする。
余談だが、この電車の車掌さん(女性)は、地味に可愛かった。これ、ホント。
9時55分。JR函館駅で、札幌行きの列車の運行状況を確認。
昨日不通だった区間は復旧終了し、この日は運行している模様。
ああ、良かった。これで、予定通りに札幌に帰れる・・・ほっと一息である。
10時15分。妻子たちのリクエストにより、「函館市青函連絡船記念館摩周丸」を見学。
この船のコンパス甲板からの眺めは、なかなかヨイ。函館山も、美しく望める。
ああ、この天気が、8日か9日だったなら、函館山から夜景を堪能できたハズなのに・・・
操舵室の機器たちは、触り放題。なかなか愉快な体験だった。
旗には、模様毎に色々な意味があり、その種類は26種!
私が知ってるのは、F1の「黒旗」「青旗」「赤旗」「黄旗」くらいだが、それと共通の意味を持つ旗は無かったようだ。
摩周丸。実は私は期待していなかったのだが、意外に面白い施設であった。
この船体は2011年に「機械遺産」に認定されたそうだ。それもよく頷ける、価値ある船舶といえましょう。
そして、摩周丸を出てからは、私は妻子たちと別れ、自由行動となった。
妻子たちは「スイーツ巡りの旅」へ、そして私は「心の旅≒自分探しの旅」に出たのだ。
11時07分。函館朝市前を通過すると「活いか踊り丼」の看板が私を誘惑する。
だが、1,890円という価格は、私の資力を遥かに超えている。ここは、ぐっと我慢。
「蝦夷地の坂本龍馬像」が、私の開拓者魂を後押しする。
11時22分。お目当てのラーメン店「マメさん」前に到着。12年前に函館に来た時に食べて、実にウマかったという記憶があったのだ。
だがしかし・・・なんと、この8月1日に移転した模様。
気を取り直して、移転先へと向かう。
そして11時29分。その移転先に到着。
私が購入した食券は「昔・塩ラーメン(たまご麺)」(730円)である。
今、この食券器の写真を見て冷静に考えれば、「元祖マメさんラーメン塩味」(600円)というヤツも、お得な価格でウマそうだったかも。次回の課題にしよう。
そして11時35分。リーズナブルな待ち時間で、それは供された。
つるつる感に溢れ、心もち固めのストレート麺!
このタイプの麺は、札幌ではなかなかお目に掛かれないモノなのだ。
その端整なスープは、「塩」よりも「潮」という表記の方が似つかわしい。
噛みごたえ上々の、メンマたち。
そして、嬉しいダブルチャーシュー!
いやあ、12年ぶりのマメさん、ウマかった。前回と、ほぼ同じ印象である。私にとって、今回の旅行の一番の目的が、ココのラーメンを食すことだったのだ。
今度喰えるのはいつかなァ・・・函館に出張する機会でもあればいいのだが、望み薄だなぁ・・・
12時06分。新鋭車両の「らっくる号」に乗り込み、「末広町駅」へと向かう。
そこに君臨するのが、「北島三郎記念館」なのだ。
それは、1階の「ギャラリーゾーン」・2階の「ヒストリーゾーン」・3階の「シアターゾーン」の3つのゾーンから成り立っている。
1,500円の入場料を支払うと、ガイドさんが随行してくれて、懇切丁寧な説明と共に館内を案内してくれるのだ。
販売されている「さぶちゃんグッズ」の数々。
衣装の展示も、きらびやかで、目に眩しい。
3階のシアターゾーンでは、さぶちゃんのヴァーチャルライヴが、大掛かりなセットとともに堪能できる。
曲はもちろん、あの名曲「まつり」である。
ライヴ会場を出ると、さぶちゃんの銅像が手をさしのべて見送ってくれる。
もちろん、握手をせずにはいられない。それが、人情というものだ。
自分自身へのおみやげとして、「サブちゃんバス チョロQ」(税込950円)を購入。
この製品の将来のお宝的価値を鑑みると、この価格は激安である。
いやあ、素晴らしかった。北島三郎という人は、その存在自体が文化遺産である。1,500円という入場料は、決して高くない。氏のソウルフルな歌唱は、日本のマーヴィン・ゲイと言っても、過言ではない。
そのキャラクターと歌唱力・・・氏を越える演歌歌手は、おそらくはもう出てこないであろう。参りました。
氏が審査委員長を務める「北島三郎杯 カラオケ全国大会」にも、できれば参加してみたいものだ。
13時31分。「函館ビヤホール」で妻子たちと合流。
「サッポロ生ビール」(中ジョッキ680円)で、乾いたノドを潤す。
もちろん、定番おつまみの「枝豆」は欠かせない。
枝豆がまだ残っていたので、それを消費すべく、2杯目の「開拓使ビール」(小ジョッキ650円)をご注文。
泡立ちが細かく、女性的な味わいのビールである。その後味に残る苦みは、「美しいが手厳しい女性」のようだ。
なんと、まだ枝豆が残っているではないか!ちょいと一杯のつもりだったのだが、3杯目をオーダーしないワケにはいかない状況である。
ラストオーダーは、「函館赤レンガビール」(小ジョッキ630円)。
華やかな香りだが、重めの味わいのそのビール。蒸し暑い函館の午後の、一服の清涼剤だ。
14時45分。帰りのJRの時間も近づいてきた。
私が帰りの列車で食する弁当は、「ハセガワストアのやきとり弁当」と、この旅の計画時点から決まっていたお約束なのである。
ビアホールで飽食状態だったため、つつましく「やきとり弁当(小)」(420円)を購入。
味は4種類あるのだが、私はオーソドックスに「タレ」でいただくことに。
ちなみに妻は、函館駅構内で「帆立のおこげ」(1,260円)をお買い上げ。
娘達はそれぞれ「蝦夷ちらし」(1,260円)と「大沼黒牛飯折」(1,050円)をご購入。
私の弁当は420円なのに・・・
15時58分。出発までまだ時間があったので、「棒二森屋」に立ち寄る。
館内の「無印良品」で、スナック菓子2点をお買い上げ。詳しいインプレッションは、後日改めてお届けします。
そして17時11分発の北斗17号で帰札。
17時52分。夕食はもちろん、「やきとり弁当」である。
「やきとり」と言いながらも、「豚串」なのが、お茶目なところ。
こちらの方言で、「やきとり」とは、すなわち「豚串」なのだ。
スリットに串を乗せ、フタをして串を引き抜くと、美しい「やきとりonライス」になるのだという。
まあ、やきとりが若干「手前に寄ってしまう」のは、ご愛嬌といえましょう。
18時26分。口さみしくなったので、「サッポロクラシック」でノドを潤す。
19時06分。妻が「帆立のおこげ」のフタを開けた。
それは当初の想像と違って、10個入りの個包装であった。
弁当というよりは、おつまみ風情である。
しかも、それは美味しく食べるには、電子レンジで温める必要があるのだ。
そのままで食べると、やや芯が硬く、ボソついた食感なのだ。
これ、購入する際には注意が必要な製品である。妻によると、帰宅してレンジで温めて食したそれは、実に美味しかったとのことだ。
20時23分。飽食の函館旅行の最後を飾るのは、車内販売の「ほろ酔いAセット」(550円)であった。
このビーフジャーキー、本当にウマいのだ。超オススメです!
8月9日。函館旅行2日目の朝。前日早く寝たせいか、5時前に目覚めてしまった。まるで、じいさんみたいである。
そこで、24時間入れる大浴場の「うらしま」で、まずはひとっ風呂浴びる。
5時39分。お部屋に戻り、朝食までの時間を「客室露天風呂」で過ごす。
渚亭のお風呂は「差し水無しの源泉100%」なので、良く温まるとのこと。
まあ、この日はそもそも蒸し暑かったので、その効用をカラダで確認することは難しかったが・・・
この展望風呂からは、天気が良ければ青森を望むことが出来るのだが・・・
この日は、あいにくの雨・・・。ううっ、雲に霞んで、水平線すら定かでない。この悪天候が、恨めしい。
7時03分。待ちに待った朝食バイキングの時間がやってきた。
私はバイキングというと。あれもこれもと欲張ってついつい喰い過ぎになってしまう傾向があるので、この朝は「質素な和食」にコンセプトを絞ることに。
まずは、「おまかせ海鮮丼」。イクラ・マグロ・ネギトロに、山芋と海苔をブレンドしました。
サイドメニューは和の揃い踏み。味噌汁・冷奴・温泉卵の3点セットである。
お漬物は、松前漬け・いか飯寿司・キャベツ・きゅうりの、豪華4点盛り。
烏賊塩辛は、白飯をワシワシと進ませ、朝から炭水化物過剰摂取モードに。
食後のデザートはフルーツで、スッキリとフルーティ。
さて、2日目も予定満載である。11時過ぎに我々は「湯の川プリンスホテル渚亭」をチェックアウト。
土砂降りの中、コンビニでカッパと傘を買い込んで、バス&電車で移動。
こういう天候の時は、自家用車のありがたさを痛感する。
道中、またまたカラフルなマンホールを発見。
函館市内のマンホールのフタは、バラエティに富んでいて愉しい。
一体、全部で何種類あるのだろう?写真コレクションしておけば良かったかも。
市電の広告のカラーリングが、これまた個性に富んでいて愉しい。
これまた、写真コレクションしておくべきであった。
12時30分。お目当ての五島軒に到着。
そこにある「レストラン雪河亭」で、豪華ランチとすることに。
思えば新婚だった20年前。お互いに若かった二人は、ここで初めての贅沢ディナーを、感動と共に味わったものだ(遠い目)。
おすすめセットは、6品で1,680円。これを「B)肉料理」でオーダー。
12時52分。まずは冷たい麦茶が供された。
12時55分。コーンポタージュスープが登場。
粒立ち細かくクリーミィで、ザラツキ感皆無の贅沢なスープ。普段家で食しているカップスープの、10倍は美味しかった!
13時03分。サラダとライスが同時に運ばれた。
そして13時05分。メインディッシュの「牛サーロインステーキ シポラタソース」との感動的な出逢い!
柔らかく、なおかつジューシィーなお肉!
上に載せられた「ゴボウ揚げ」は、サクッとした食感で、極上のお肉とハーモニーを奏でる。
13時28分。アイスクリームはべたつかない甘さで口中を潤してくれる。
その上に乗せられたプレーンなウエハースは、なにか郷愁の味わいである。
そして、香り立つコーヒーは、苦さが尾を引かず、スッキリと口腔から咽頭を洗浄するかのように、胃壁へと流れて行った。
いやあ、実にスロウでメルティーなひととき。贅沢させていただきました。
14時07分、函館山ロープウェイへ。
だが、ご覧のとおり、雨雲が覆いつくし、函館山は全く見えない・・・
天気予報から行けば、夜もこの雲は晴れない模様。
函館の、100万ドルの夜景を観ることができない見通しとなったことに、我々夫妻は大いに落胆した。
14時16分、重要文化財「ハリストス正教会」を眺める。
その荘厳なルックスは、まさにそそり立つ歴史である。
14時37分。重要文化財「旧函館区公会堂」に入館。
函館港を望む景観が、また素晴らしい。天気が良ければさらに素晴らしかったのだろうけど・・・まぁ、こればっかりは仕方がない。
今回次女がひそかに楽しみにしていたのが、館内の「ハイカラ衣装館」でのレトロコスプレ。
「ハイカラさん」に扮した彼女は、ご満悦の表情であった。
私も燕尾服で明治貴族を気取ろうかと思ったのだが、家人の強い反対にあい、断念したのである。
130坪ある「大広間」の、きらびやかさには圧倒される。
ここは音響の反射も素晴らしく、今もなおコンサート等の会場として利用されているのだそうだ。
15時37分。「元町ガラス工房」を見学。
色とりどりのガラス細工に、ココロもなんだかキラキラとなる。
15時46分。目の前を通る市電のカラーリングは、飽食の旅を続ける私への警告メッセージのようだ。
その後バスで移動し、17時23分にグルメ回転ずしの「函太郎」に到着。ちょっと早めの夕食とすることに。
店内は結構賑わっており、着席出来たのは約10分後であった。
まずは、えんがわ(230円)からいただいた。
通によると、「寿司の喰いかたの順番」などというものもあるらしいが、私は生まれてこのかた気にしたことは無い。好きなものを、好きなように喰う。それで、いいのだ。
大トロ・赤身・中トロの「本まぐろ三昧」は、1皿755円!
さらには、「本鮪ねぎとろ手巻」・・・
そして、「生かつお」で〆とした。お会計は・・・妻曰く、結構なお値段だったようです(^_^;)
18時28分。雨の影響でダイヤの乱れが出ていないか心配になったので、JR函館駅で情報収集。
この日、あろうことか、札幌~函館間の特急は、終日運休とのこと!
ををっ、線路が浮き上がって宙ぶらりんに・・・我々一家の帰宅予定列車は、翌日の8月10日17時11分発。それまでに、この路線は復旧するのであろうか?
駅員さんに尋ねたところ、「ああ、明日のその時間までには復旧しますよ!」と心強く答えてくれたのだが、この写真を見る限りでは信じがたかった。
念のため、函館~札幌間の航空便やバス路線も当ってみたのだが、全て満席か運休。
「もう一泊もあるかもしれないな・・・」と、私は心のなかでつぶやいた。
19時。おおむね雨も上がったので、「金森赤レンガ倉庫」を見学。
なかなかお洒落なショッピングモールで、我が家の女性陣はご満悦。
ここで私は、海鮮せんべいを購入。
本年、一度は「おつまみ断ち」を思い立ったのだが、やはり、私には無理そうだ。命あるうちに楽しめるだけ楽しんで、キリギリスのように生きることにしよう。
この倉庫街は、ライトアップが美しい。できればカメラ付き携帯ではなく、コンデジで撮ってみたいものだ。
21時前に、この日の宿「ホテル函館ロイヤル」に帰還。
胃袋も気分も充実の、函館旅行2日目であった。
(千秋楽編に続く)
8月8日~10日の間。夏休みを利用して、我々一家は函館旅行に出かけた。
前回函館に行ったのは2001年だったので、12年ぶりである。
あの頃は娘たち2人も、未就学児童だった・・・(遠い目)。
自分としてはクルマで行きたかったのだが、私のドライビングに不安を抱く妻の強い要望により、JRで行くことに。
最近事故頻発のJR北海道ではあるが、そろそろ膿を出しきったことであろうと、根拠のない希望を持っての出発である。
8月8日。7時ちょうど発の特急スーパー北斗2号に、我々一家は乗車したのだった。
乗車に先立ち、朝食がまだだったので、駅弁を購入。
私のチョイスは、600円の「やまべ鮭寿司」。
やまべと鮭のとのコンビネーション。ツートーンの色彩が美しい。
ネタの味も良く、酢飯のあんばいも上々。実に満足いく朝食で、まずは良い旅のスタートを切ることができた。
8時51分。早くも小腹が減ったので、車内販売のビーフジャーキーを購入。
ビール+ビーフジャーキーは「ほろ酔いAセット」で550円と、単品でそれぞれ注文するよりも若干お得な価格なのだ。
加えて、このビーフジャーキー。肉厚で噛みごたえがあり、ガーリック&ブラックペパーが効いた濃厚な味わいで、実にウマい!ますます、順調な列車の旅である。
で、やっぱ、お酒が飲めるってのが、イイ。自らがステアリングを握るクルマでの旅では、あり得ない贅沢感である。
10時18分。無事に函館駅に到着。
サブちゃんが、笑顔で出迎えてくれた。やはりここでは「函館の女」を口ずさまずにはいられない。
マンホールのデザインも、旅情をかきたてる微笑ましいものである。
さて、この道中。我々一家の強い味方となるのが、この「市電・函館バス2日乗車券」である。
函館の名所巡りは、ほぼこれでカバーできるのだ。
市電を乗り継ぎ、ホテルに荷物を置いてから、昼食へと向かった。
行く先は、お約束の「ラッキーピエロ」である。
私はラッキーピエロ初体験の身だったので、コンサバティヴに「チャイニーズチキンバーガー」(350円)をチョイス。実は「北海道ジンギスカンバーガー」にもココロ魅かれたのだが・・・
とはいえ、やはりこの選択は王道だったようだ。
甘辛い衣に、じゅわっとした鶏肉の歯応え!
マヨネーズがそれとレタスとバンズを繋ぐ、愛の架け橋となる。
こりゃーウマいですわ!これが350円で喰えてしまうのだから・・・500円で売られているご当地バーガーはよっぽど創意工夫しないと、勝負にならないであろう。
そして、噂の「ラキポテ」も、当然ながらいただいた。
ホワイトソース+デミグラスソースと、フライドポテトとの意外な出会い。
これがまた、激ウマなのだ。なんで他社は追従しないのだろう。ラッキーピエロがパテントを持ってるのかなァ・・・
いやはや、やはりラッキーピエロは、噂に違わず偉大なハンバーガーショップであった。
全国展開しないというのも、ひとつのポリシーなのであろう。函館で、この味を守り続けていてほしいものだ。
12時51分。お次は、女性陣の指南により、目前の五稜郭タワーを探訪。
まずエレベーターに乗った時に、ど肝を抜かれた。白い壁面が、それが動き出すと同時に照明が落ち、ブルーの絵画が浮き上がるのだ!
そして、展望台に着くと、目前には五稜郭の壮大な眺めが!これは、思わず「おおーっ!」と声を上げてしまうような、素晴らしい景観である。
100年以上も前に、このような城郭を作った昔の人は凄い。
この城郭が誕生するまでの歴史的背景も、じつに興味深く、面白いのだ。
また、床は一部ガラス張りになっており、自分がものすごい高さに居ることを思い知らされ、恐怖に足がすくむ。
いやあ、五稜郭タワーという施設は、私の想像以上に素晴らしいモノであった。大したことはないだろうとタカをくくっていた自分を、大いに恥じる。
電車を乗り継ぎ、15時ちょっと前に、「湯の川プリンスホテル渚亭」にチェックイン。
ウエルカム・ドリンクのシャンパンが即座に供されたのに驚愕!さすがはプリンスホテルである。
落ち着いた色調の和室に、ココロが解放されていくのを感じる。
甘納豆をおつまみに、スーパードライで至福のひととき。
15時55分。まずは大浴場「浦島」で、旅の疲れと汚れを洗い流す。
そして、この宿の一番の魅力が、この客室露天風呂!
オーシャンビューの檜風呂で、至福の時間。時間がスローに流れる。
この部屋をキッチリと押さえてくれた、妻に感謝の辞を贈ろう。
18時。食いしん坊の私が心待ちにしていた「ご夕食ビュッフェ」の時間がやってきた。
まずは前菜代わりに、「サラダ」
続きまして、「タンドリーチキン」「焼き鳥」「たこ焼き」「ソース焼きそば」と、肉系&炭水化物のコンビネーション!
函館ときたら、やっぱイカである。「槍いか沖漬け 海峡槍の舞」。
お寿司は、オーダーすると、職人さんがその場で握ってくれる。「まぐろ」「ほたて」「えび」「たこ」!
「牛肉ステーキ」は、焼き加減までオーダー可能。うっしっし。
刺身も、新鮮なんだよね~。もう、色で、それが分かる。
サラダ3点揃い踏み!左から「鴨スモークとポテト」「生ハムとトマト」「サーモンとマカロニ」。
肉系&炭水化物系の第2弾。
「スペアリブの醤油麹焼き」「道産牛肉の炒め物」「ソフトシェルクラブとホエー豚のスパゲッティ」。
目前で切り分けてくれる「イタリア産生ハム」。
「ラム肉のピリ辛みそ包み焼き」・・・いやあ、あらためて見てみると、私の小さな胃袋に、こんだけのモノが格納されたとは・・・!
18時53分。まだ1時間経過していないのだが、はやくもデザートモードに突入。
デザートパート1は「伊予かんゆず」。
そして〆のデザートは「パインシャーベット」である。19時ちょうどに、私の飽食ディナーは終了と相成った。
20時23分。漁火を見ながら、部屋の露天風呂に浸かり、摂り過ぎた栄養分を燃焼させる。
だがしかし。風呂から上がって約1時間後。またまた口さみしくなってしまい、ホテル内の売店で「氷結」と「じゃがりこ じゃがバター」を購入。私の飽食の一日が終わった。
21時30分。呑み過ぎ・喰い過ぎで、早くも眠くなってしまった。
デンマークのテンピュール製マットレスに包まれて、私は心地よい眠りへと落ちたのであった。
(中日編に続く)
30度を越える、蒸し暑い夏の夜。冷たいモノが喰いたくなったので、冷製パスタを作ることに。
こういう時の強い味方が、キューピーの「あえるパスタソース」である。
お味は「めんたいマヨ」。ピンクの衣装に包まれたキューピーちゃんが、愛くるしくもいとおしい。
「ゆでたパスタにあえるだけ!」のキャッチコピーが心強い。
「きざみ海苔」の存在が、これまた見逃せないチャームポイント。
パスタは通常より30秒ほど長く茹で、冷水でしっかりと締めましょう。
ピリリと辛い明太子を、マヨネーズがまろやかに包み込む。
今ではおにぎり等でも一般的な「めんたいマヨ」味だが、やはり「マヨネーズ」と「明太子」を和えるという発想が、今さらながら素晴らしいと思う。
最初にこれを始めた人は、誰なのだろう?もし名乗り出てくれたなら、精一杯の愛で、感謝の言葉を伝えたい。
レギュラーサイズで再登場した、「日清カップヌードル イタリアンカレー」でのランチ。
フライドポテト・キャベツ・トマト・コーン等、お野菜たっぷりで、ヘルシーそうな予感をさせる。
カップヌードルシリーズの美点は、麺・具材・スープが渾然一体となった「オール・イン・ワン」で、別袋を開けたり捨てたりする手間が要らないところである。
さて、お湯を掛け、待つこと3分。
具がフタをするかのような出来上がりが嬉しい。
加えて、その彩り。トマトの赤・コーンの黄・いんげんの緑のコントラストには、美しささえ感じる。
登場以来ほぼ変化なしの、この平打麺が、具材やスープとよく絡む。
そのスープは、カレー+ケチャップといったテイストで、「カレーライスにケチャップを掛けてもウマいのではなかろうか」と、私に新たな発見をさせてくれた。
素晴らしい。カップヌードルシリーズの力強さを、あらためて感じた夏の昼下がりであった。
中年男の自炊生活というのは、どうしても野菜不足に陥りがちである。
そこで、それを補うため、「小岩井 無添加野菜 190g」を、30缶大人買い。
この小さな缶の中に、31種もの野菜がブレンドされているというのだ!
トマト・にんじん・セロリ・パセリ・アスパラガス・赤ピーマン・キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・かぼちゃ・レッドキャベツ・クレソン・ケール・キャベツ・ラディッシュ・ほうれんそう・みつば・きゅうり・はくさい・あしたば・こまつな・チコリー・きょうな・だいこん・のざわな・ビーツ・ねぎ・いんげん・レタス・りょくとうもやし・アルファルファもやし・芽キャベツ・レモン果汁・セロリシード・こしょう・・・が、その内訳だ。あれっ、31種以上あるような(?)。
そしてそのお味は、基本はトマト&にんじんがベースで、そこにセロリのかほりが華を添えると言ったところ。まあ、味覚が鈍感な私には、とても31種の味はテイスティング出来なかった。そもそも、「あしたば」とか「きょうな」という野菜は、見たことも無いので、その味が、わからない(^_^;)
とはいえ、なかなか美味しいこのジュース。食塩不使用という部分も含め、私の栄養バランス矯正の、大いなる味方になってくれそうだ。
まあ、「本物の野菜を摂ることが一番いい」のは、わかってはいるんですが・・・
マルちゃんの「炒飯の素 みそ味」を、パスタソースとして活用。
茹で上げのパスタにそれをふりかけて、フライパンでじゃじゃっと炒めて食してみた。
濃厚なみそ味が麺に絡みつき、パスタというよりは「焼きラーメン」テイスト!
思うに、パスタソースというモノには、ふりかけを筆頭として、たいていのモノが代用できそうだ。
お手軽なディナー・・・というか、ナイスなおつまみであった。大満足です。
角谷商店で発見したのが、この「守破理の鯨」。
398円と、おつまみとしては、やや贅沢なお値段であった。
だがしかし、この手の食材は、あと何年食べることが出来るか、先行き不透明だ。
なので、やや迷いつつも、購入。
コレは、「ナガス鯨」のベーコンである。
「昔ながらの製法で約120~160時間じっくり熟成させ釜で2~3時間しっかりと炊き上げることにより余分な脂と臭みを極力抑えております」とのこと。
毒々しいピンクの着色料(赤102)が、郷愁をそそる。
薄いのになかなか噛み切れず、しかもオイリー。
プレミアムなのか、それともジャンキーなのか、よくわからないながらも、芋焼酎「桜島」によく似合うのは、紛れもない事実。
しっかりと噛みしめて、いただきました。クジラさん、ありがとう。
単身赴任地で800円で購入の「塩水うに」を用いて、豪華おひとり様ディナー。
いやあ、この「うに丼」は、まさに絶品!スーパーで売っているウニのようなブリーチ臭さは皆無で、潮のかほりと甘味が溶け合って、まさにブリリアント。
こんな贅沢を独りで味わうことに、後ろめたさすら感じてしまう。
普通にお店でこのレベルのうに丼を注文したら、2000~3000円の出費は必定だ。そういった意味では、極めてそのコストパフォーマンスは高い。
妻子には悪いが、この夏が終わらないうちに、あと一回くらい、喰いたいな(^-^)
小樽の「酒泉館」に行ってきた。
そこで購入したのが、この「北の誉焼酎」である。「焼酎乙類」で、アルコール度数は25°。
これは、いわゆるひとつの「じゃがいも焼酎」なのだ。
普段飲み慣れている「黒霧島」等の薩摩芋焼酎と較べると、日本酒的な甘味が強く、イモ臭さというか、独特のクセがある。
だがしかし、私はこういうトリッキーなクセ者が大好きだったりする。この夏は、コレで愉しめそうだ。うっしっし。
30度を越える夏の昼下がり。「新南樽市場」に立ち寄った。
私の目に留まったのは、550円の肉厚なクジラ。
刺身にして喰おうと購入したのだが、クーラーボックス&保冷剤を用意していなかったため、2時間かけて単身赴任地に到着した際には、生食するには微妙な雰囲気であった。
そこで、生姜焼きにして食することに。
醤油・芋焼酎・生姜を、「自分好みと思われる配分」で調合し、30分ほど漬け込む。
オリーブオイルを熱した中華鍋に、タレごとそれをぶち込み、ピーマンを加えて焼き上げる。
塩・コショウでお味を調えて、個人的にも満足な仕上がりに!
アツアツのご飯に乗せていただく、クジラ生姜焼き丼。
鯨肉の、やや固めでワシッとした噛み応えが、嬉しさと郷愁を同時にそそる。
これ、あと何年喰えるのかなあ。大事にいただかねば・・・
結婚20周年を祝して、一家で「すみやきやきとりSAWAYA」に繰り出した。
「全品税込294円」という価格破壊が、財布の軽い我が家にとって、非常に嬉しい。
まずは、お通し代わりにオーダーの「たこわさ」。
ゆるぎない定番の「枝豆」&「フライドポテト」。
皮はサクッで中身はとろ~りの、「カリカリチーズ」。
夏の夜、「鳥串」&「豚串」は、ビールをグイグイと進ませる。
妻子たちのオーダーは、「チーズつくね」&「紫蘇つくね」。
私のオーダーは、主に内臓系。歯ごたえ上々の「豚塩ホルモン」。
コリッとウマい「砂肝」に、弾力感がありつつも柔らかい「牛タン」
この、「レバー」が、柔らかく、とろけるようで、絶品なのだ。
そして、明日への活力を産みだすため、「ドラキュラ退治(にんにく丸揚)」で滋養と強壮を補給。
仕上げは、お洒落にラーメンサラダ。ここで宴は、満腹のため終了である。
いやあ、喰った喰った!気分も胃袋も満タンの、素晴らしい宴であった。