ザ・スタイル・カウンシルの、実質的ラストアルバムとなってしまったのが、1988年発売の「Confessions of a Pop Group」である。
スタカン好きの大学生だった私は、とりあえずそのアルバムも購入していたのだが・・・
なんというか、あまりにも内省的というか、ナルシズムに溢れたというか、その全体のトーンがあまり好きになれず、「愛聴盤」にはならなかった。
しかしながら、1曲だけ、「私の好きだったスタカン」のかほりを放つ曲があった。
それが、この「How She Threw It All Away」である。
エキサイト翻訳で訳すと「彼女はどのようにそれをすべて廃棄したか」となるが、
プロの訳詩家は「彼女が全てを投げ捨てたわけ」と訳す。
そして、私が驚いたのは。
1989年放送の「カーグラフィックTV」で、のちに「私が愛することになるクルマ」である「マツダ・MX-5ミアータ ≒ユーノス・ロードスター」を特集した際。
そのBGMがこの「How She Threw It All Away」だったことである。
私は、「カーグラTVのスタッフは、なんて素晴らしい選曲をしてくれたんだろう!」と感銘するとともに、このクルマが相乗効果で魅力的に見えて、そして購入に至った・・・といういきさつが、実はあったりする。
カーグラTVのスタッフも、スタイル・カウンシルも、ユーノス・ロードスターも、みんな素晴らしかった・・・と、ほぼ30年が過ぎた今、あらためて、私は思う。
その日も、例によって、おひとりさまカップめんディナー。
「我が家の食品庫に数あるカップめん」のうちから、今回チョイスしたのは、「黒酢香る 酸辣湯麺【サンラータンメン】」。
本年3月に、カルディにて税込178円で購入した品である。
「異国情緒あふれたデザイン」のカップめんなのだが、製造者は「(株)カナヤ食品」という、千葉県旭市の企業だった。
別袋を出したり破ったりの手間が要らない、お湯を注ぐだけでOKの「麺・スープ・具材一体型オール・イン・ワン タイプ」であるのは、嬉しい美点。
そして、待つこと180Second。
それは玉子や椎茸がフタをするかのごとく、ビューティフルに出来あがった。
ツルツル感とコシを両立した秀逸な麺は、スープの辛さを表面にたたえ、私の咽頭を心地よく通過する。
このへんは、さすがに、日本製である。
鶏ひき肉&玉子。
そして、ぷるんとした、椎茸。
具材たちも、しっかりと、存在感を放っている。
物事に妥協しない手厳しい女性のように、「しっかりした辛さ」と「黒酢の酸味」が同居するそのスープは、若干のとろみを持つ。
しかしながらそれを、具材の玉子の甘みが、基本は優しい女性のように、なだめるように和らげる。
手厳しさと優しさが同居した、素晴らしいお味のダブルファンタジー。
もちろん、しっかりと、完食させていただきました。
税込178円という大枚を支払った価値のある、ブリリアントなディナーでありました。
食品庫に「米久 ビーフジャーキー」なる、垂涎のおつまみが佇んでいた。
その夜は誰も居なかったので、黙っていただくことに。
米久(株)は、静岡県沼津市の、食肉加工カンパニーである。
ホワイトペパー系の、しっかりとした辛さ。
しっかり固く、そして肉厚なそれは、咀嚼するごとに、じゅわじゅわじゅわじゅわと、お肉の旨みが沁みだしてくる。
極めて贅沢な、おひとりさまおつまみタイムでした
その日の夕食は、おひとりさまレトルトカレー。
この「わだ金別邸 牛すじカレー」は、大丸のほっぺタウンにて、税込397円で購入の、高級品である。
そこには、鰹・昆布・イワシ・鯖の出汁に加え、味噌とバターが練り込められているという。
果たして、このカレーは、どんなお味なんだろう・・・と、私の小さな胸は、期待と不安でイッパイになる。
原材料にコストを掛けたゆえか、レトルトパックは印字無しの、あっさりとした風情。
それを、7分間、じっくりと煮詰める。
その「竹炭由来」のブラッキーなカラーが、食欲と好奇心を増長させる。
そこに、カレーのマストアイテムである「酒悦の福神漬」を添えて、いざ実食。
非常に多種多様な要素が組み込まれたカレーなのに、それらがケンカせず、「まろやかにひとつになっている」ことに、まずは驚愕!
それでいて、しっかりと辛さもあるのだから、まさにマジックスパイスである。
加えて、大ぶりの牛スジは、適度な噛みごたえを残しつつも柔らかで、実にブリリアント!
これで税込397円ならば、私基準では、リーズナブルだとしか言いようが無い。
コレ、是非、また喰おう。
カルビーより期間限定で販売されていた「赤いベジたべる チーズフォンデュ味」が、その日のおつまみ。
本年2月に東光ストアにて、税込105円で購入していた品である。
「赤ピーマン」「にんじん」「トマト」という「赤い野菜のトリオ」が、この製品の核をなす模様。
ウカウカしていたところ、賞味期限を若干過ぎてしまったので、迅速に食すことに。
まず最初に、その食感&かほりに、「こりゃあ、チーズビットっぽいなぁ!」と、私は思わず小さな悲鳴をあげた。
だが、咀嚼のリズムを刻むうち、そこに「赤ピーマンのちょっとした苦み」「にんじんのほのかな甘み」「トマトのしっとりした酸味」が、息づいていることに、気付く。
もちろん、ビール(発泡酒)のおつまみとしては、かなり秀逸。
約1時間で、ひとりで全部喰っちゃいましたとさ(^^;
妻の発案により、国道231号を北上し、厚田へのドライブ。
目的地は、【道の駅 石狩 「あいろーど厚田」】。
開業以来、大人気のこのスポット。
そろそろほとぼりも冷めて、入りやすいだろうと予想したのだ。
16時ちょうどに、そこに到着。
それは、上の写真の地図の場所に位置する。
厚田といえば、一般的には、やはり「吉葉山」。
そして、個人的には、やはり「新沼謙治」氏のスマッシュヒットである、「厚田村」。
そしてなんと、この場所には、かつて油田があったのだ。
これを、トリビアと言わずして、なんと言おう。
そこから眺める日本海は、まさに美しく、心を洗う。
恋人たちが肩を寄せ合い「愛と平和を語る」のに、ベストシチュエーションと、いえましょう。
ちなみに。北海道日本ハムファイターズの村田透選手と上沢直之選手は、「石狩市応援大使」なのだ。
豆知識として、覚えておきましょう。
さてさて。
石狩グルメを堪能しようと目論んでいた我々夫妻だったのだが・・・
到着時間が遅かったがためか、そばの「一純」は、すでに閉店(涙)。
「石狩二三一」の「ねぎとろ丼」と、「二三一バッテラ」も、売り切れ・・・(涙)。
さらに、ピザの待ち時間は、なんと50分・・・(驚)。
ちなみに、ジェラートは、このような種類のものが、揃っていた。
とはいえ、日本海の絶景を愉しめただけでも、ココに来た価値はあった。
愛と平和を語るべき「紳士&淑女」の方々は、日没時を狙って、訪れるべきスポットでありましょう
お土産として購入したのは、「親子にゃんこクッキー」(税込600円)&「石狩モリモリジンギスカン にんにく塩味」(税込500円)。
これらのインプレッションは、後日、小出しに紹介させていただきます
今まで黙っていたが、実は私は、ドリカムが結構好きである。
’90年代初頭、私のクルマには、いつもドリカムのカセットテープが、積まれていたものだ。
今もって古さを感じさせない「その都会的なサウンド」に加え、吉田美和嬢の圧倒的な歌唱力。
まさに、このユニットは、「日本のスウィング・アウト・シスター」であると、私は認定する。
もう20年以上前の1995年。
「史上最強の移動遊園地」ツアーで、ドリカムが石狩湾新港に来た時に、我々夫妻とジンさん夫妻でそれを観に行ったことが、懐かしく思い出される。
やっぱ、イイな、ドリカム♪
丸まって、クゥクゥ眠る、土曜朝のチャロ君。
腰痛も癒えたようなので、延期していた「狂犬病予防接種」に連れていくことに。
もちろん、チャロ君は、動物病院というか、注射が大嫌いである。
私の目論みを察したか、ハッ!と目を見開き、緊張状態の、彼(^^;
まずは10時に、予約していたトリミングに連れて行き・・・
11時半に、その足で動物病院である。
1日でトリミングと予防接種をハシゴするのは、チャロ君の人生(犬生?)で、初の体験だ。
そして驚くべきことに。病院で彼の体重を量ったところ、なんと5.5kgのベスト体重に戻っていたではありませんか!
5月27日には、6.1kgあったハズなのだが、2週間でここまで落ちるとは・・・(^^;
獣医のセンセイも驚いており、「ずいぶん極端に減りましたね!まあ、このくらいの体重でベストなんですけど・・・」と、困惑の表情。
この2週間。エサを極端に減らしていたわけではなく、激しい運動をさせたわけでもないことから、私としては、「5月27日の6.1kg」が、なにかの間違いだったのだろうと予想している。
まあ、とりあえず、良かった、良かった。
そして、予防接種自体は、例年通り数秒で、完了。
狂犬病予防接種は3,260円で、トリミングが3,240円。計6,500円が、本日掛かった費用である。
まあ、これらは、定期的に掛かる固定費用なので、クルマでいえば車検とかオイル交換みたいなモノと、いえましょう。
今回トリミングでいただいたバンダナは、セーラー風デザインの涼しげなモノ。
チャロ君も「似合うでしょ!?」とばかりに、なにかドヤ顔なのが、微笑ましい(^^)
いいものは、いい。
真っ直ぐに、心を打つ。
この曲がヒットしていたのは、私が高校一年の時だった。
幾星霜を越えて、そのスピリットは、瑞々しい。
ビール(発泡酒)を飲むと、どーしても、おつまみが欲しくなってしまう、私。
「亀田の柿の種 モスバーガー監修テリヤキバーガー風味」が、その日のチョイス。
「テリヤキバーガーの元祖が、モスバーガー」だったとは、知らなかった。
お味の決め手は、やはり「マヨネーズ風味シーズニング」でありましょう。
果たしてそれは、どこの企業が製造していて、どこで入手できるのか・・・興味深々である。
さて、実食。
確かに、ソースとマヨネーズのお味が前面に立ち、ちょっとピリ辛なそのお味は、モスバーガー風かも。
本年2月に食した「ソースマヨ味」とは、微妙に棲み分けた、そのテイスト。
亀田製菓の開発陣のご尽力に、素直に、シャッポを脱ごう。
その日の夕食当番は、私。
妻よりのオーダーは「さば塩麹漬」を焼いてほしいとのことだった。
魚は「魚焼きグリル」で焼くのが一番確実なのだが、焼いた後、グリルパンを洗うのが、めんどくさい。
そこで今回は、フライパンで焼くことに。
だがしかし。
フライパンにしっかり熱が入る前に魚を載せてしまった、私。
さばをひっくり返すと、ひっついた皮が剥がれて、芳しくない状態に(^^;
あゝ、「お料理1年生」みたいである。
とはいえ。
皮が剥がれてしまったことを除けば、最終的には、なんとかカタチになった。
佐藤水産でいえば「さざ浪漬コンセプト」の、この一品。
ぜひ、また買おう
仕事で近くまで行ったので、緑苑ビル地下の「らーめん〇喜」にて、ランチとすることに。
そこの暖簾をくぐったのは、12時06分だった。
すんなりと、カウンターに着席。
店主さんの気さくな接客が、心地良い(^^)
メニューは、意外にも、多彩である。
「らーめん」だけでも、なんと18種類!
それに加えて、「四川湯麺」系も、10種のラインナップなのだ。
そして、私の目に留まったのは、火曜限定メニューという「鶏白湯塩(味玉入)」(税込880円)。
やはり、せっかく火曜日なのだから、それを注文しないワケには、いきますまい。
そして12時15分。
それは、リーズナブルな待ち時間で、供された。
ダブルの煮卵が、「ゼブラ」のようである。
麺は細めながらも、腰と自己主張のしっかりした、「スレンダーしなやか系美女」の食感。
「函館系」というか、「釧路系」というか・・・ま、どっちにしても、好印象。
鶏白湯スープは、さすがに「けせらせら」ほどのとろみは無いながらも、まろやかクリーミィで、旨し。
加えて、この「煮卵」の黄身の半熟具合が、実に絶妙なのだ。
しっかりと薫製風味も主張するそれは、私が人生で「ラーメンのトッピングで食した煮卵」のうちで、これは三指に入る秀逸さ!
ふくよかなメンマ&きゅっとしたきくらげは、咀嚼のリズムを刻む。
そして、大御所の、大ぶりなバラチャーシュー!
その歯ごたえを残しながらも、とろけるような旨みは、やはりラーメンの具の王様である。
12時23分。
いつもながら、ほぼ1点の曇りもなく、完食。
「880円はややお高い」というのが正直なところではあるが、ハートもストマックも、満たされたランチでありました。
フレッシュネスバーガーでのランチの後。
ニータ氏と私は、サッポロファクトリー内で開催されていた「ニューX2デビュー記念 BMW特別試乗会」を、覗いてみることに。
13時21分に、その会場に潜入した。
これが、その「X2」。
初夏の陽光を受けた「ガルバニック・ゴールド」のカラーが、目に眩しい。
BMWの「偶数シリーズ」は、スペシャリティ系列である。
なので、この「X2」のボディサイズは、「X1」よりも、むしろ小さいのだという。覚えておこう。
我々取材班が、どさくさにまぎれてこの「X2」の試乗を申し込んだのは、言うまでもない。
いただいた「冷たいブラック・コーヒー」を飲みつつ、順番が来るのを、ニヤニヤしながら、待つ。
試乗させていただいたグレードは「xDrive20i M Sport X」(税込車両本体価格515万円)だった。
緻密なデザインの2連メーター&ステアリング。
直進方向に据わったステアリングフィールは、まさに、以心伝心。
懐深い信頼感を、手のひらで感じることができる。
ATシフトの操作ロジックはBMW独特のモノで、ちょっとした事前学習が、必要。
慣れれば、むしろ使いやすいのだろう。
192psを発揮する【2リッターツインパワーターボエンジン】は滑らかに吹け上がり、【8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション】は鮮やかに変速のリズムを刻む。
履くシューズは、225/40R20という、極めてファットな、ピレリ。
ランフラット・タイヤゆえか、その乗り心地は、結構、固い。
私規準では、もっとしなやかさが、ほしいところだ。
FFベースゆえか、荷室も充分な広さ。
リアシートは3分割で倒れるので、長尺物を積む際には重宝しそうだ。
さて、このクルマ。
私がマストと信じて疑わない「スペアタイヤ」は、積んでいない。
だが、「デフォルトでランフラット・タイヤを履いている」ので、それは大きな問題ではないと言えましょう。
そして、試乗で楽しませていただいた上に、お土産として「外観はブラックで内側はレッドの、本革風トートバック」までも、いただいてしまった(^^)
実に太っ腹な、BMW。
いつの日か、購入できることを、夢見る私なのでありました。
土曜の午後は、ニータ氏と昼食を共にした。
12時51分に、サッポロファクトリー内の「フレッシュネスバーガー」に、潜入。
私は、「塩レモンチキンバーガー」(390円)+「オニオンリングセット」(420円)を、オーダー。
13時01分に、まずは、セットの「アイスコーヒー」で、乾いたノドを潤す。
13時07分に、「塩レモンチキンバーガー」と「オニオンリング」が、相次いで登場。
オーダーを受けてから作るため、供されるまでの時間はファストフードとしては長め。
その分、じゅわっとサクッとアッツアツのできたてをいただけるのは、嬉しいところ。
だがしかし。
嬉しくなかったのは・・・メニュー表示の価格が(税別)だったところ。
お支払い総額874円は、やや微妙というか、「やっぱラーメン喰えばよかったかなぁ」と、思わないでもない。ご、御免。