South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


水餃子

水餃子(キャベツみじん切り、ニラ小口切りに塩を混ぜしばらく置いた後、絞って水を切る。えび剥き身を粗ミジンに切り、先の野菜と豚ミンチ肉とあわせて、よく混ぜる。ショウガみじん切り、醤油とごま油を混ぜよく混ぜてなじませる。市販の餃子の皮で包む。水餃子とする。皮も自製したいところだら、時間がなかったので・・・)
麻婆豆腐(白ねぎを四つ割し、ミジンに切っておく。しいたけを小さく切っておく。ショウガみじん切りを油でいため、香りが出たところで、豚ミンチをいためる。しいたけ、白ねぎを入れてさらにいためる。あらかじめ用意のたれ=豆板醤、豆鼓醤、甜面醤、紹興酒を混ぜ、豆腐を入れて、返す。花椒を摩り下ろしたものをいれ、香り付け、辛味付けをする。仕上げに溶き片栗粉でとろみをつけ、鍋肌からごま油を回しいれ、しあげとする)

2005-03-13 21:34:16 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


読了・レックス・ムンディ

荒俣宏、2000、『レックス・ムンディ』、集英社文庫

レックス・ムンディとは「世界の王」、本書は一連のキリスト物(たとえば、最近では『ダ・ヴィンチ・コード』、少し前なら、『イエスの遺伝子』といったもの)のひとつで、レックス・ムンディとは復活するイエスをさしている。キリスト教世界における出版物であれば、ひょっとして本書は、非難ごうごうとなるやも知れない。たとえば映画『パッション』では、イエスの最後の12時間が描かれたようだが、イエスに対するユダヤ人ローマ人の仕打ちが、反ユダヤムードを強く喚起するのではないかとかとかいった、批評プラスアルファが世情を駆け巡り、たかが映画、されど映画、特にイエス物のもつインパクトを知ることになったわけである。その意味で、本書のクライマックスにおける、復活するイエスをめぐっては、問題視する向きもなくはないかもしれない。
ただ、本書の仕掛けは、それにとどまらない。すなわち、人類の進化および最近の新伝染病(たとえば、HIVやマールブルグ病など)、新宗教である。主人公の青山はメインストリームから外れた冒険的考古学者、大学などの権威を離れて、トレジャー・ハンターもどきの発掘を繰り返している。人類学者や考古学者が飛び回るおかげで新伝染病が文明にもたらされるかのような説も述べられる。また、ハプロイド型人類とディプロイド型人類という言葉も重要なキーワードである。ハプロイド型はいわば単性生殖的(もしくはがん細胞が自己増殖していくような)人類であるのに対して、ディプロイド型は両性生殖で次世代を再生産する。本書の中では、復活するイエスはハプロイド型に進化(?)した新生物(がん細胞)と化しているのである。
自然科学的な最新情報や現代的事象を背景に、キリスト復活、聖骸布、聖地を解釈、読み取るという仕掛けになっている本書は面白かったが、途中で話の流れが読み取れてしまって、予想通りの結末になってしまったのは、残念である。また、ほんのボリュームも気になったのか、急ぎ足で書き連ねて行ったような感じである。


レックス・ムンディ

集英社

詳細を見る

2005-03-13 10:51:13 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )