South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
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豚三枚肉の味噌煮

豚三枚肉の味噌煮(夕べのみぞれ鍋の残りを使った。まず、豚三枚肉を食べやすい大きさに切る。約40分ほど水煮する。最初アクが出たところで、ゆで汁を捨て、新たに、水と日本酒を入れて煮る。みぞれ鍋の残りの野菜をとったあと、茹で上がった三枚肉を入れ煮る。信州味噌を溶き入れる。15分ばかり煮込む。味噌の味が少々ついて、美味しい。ハリショウガを散らして食す)
がんもどきの煮物
小松菜の胡麻よごし
スーパーで買ってきたちらし寿司(今日はおひな様)

2005-03-03 20:16:08 | 夕食・自宅 | コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


読了・思索紀行

立花隆、2004、『思索紀行:ぼくはこんな旅をしてきた』、書籍情報社

立花隆の著作は、全部ではないにしろかなり読んできている。それぞれの時代に、ビビッドな話題と問題提起をおこなってきている著者の著作群は出版されて、まだインクの匂いのするうちに読む方がよいと思う。彼はジャーナリストであるから。しかし、かといって、時間を経て読むことももちろん悪くはない。
ジャーナリストとしての著者は、著書だけではなく、様々なマスコミ媒体を通して、読者へ語り続けるわけであるが、そうしたなかに、本書にあつめられた紀行文をみると、これらの旅が彼の思索のプロセスにとって、非常に重要な役割をしている。取材旅行でもあったであろうから、当然といえば当然ではある。
本書は、著者の学生時代の始めての旅以来、80年代までの著者の紀行の一部で、序論で述べられているように、これからも出版されるようだ(予告されている)。重要なことは、著者の紀行は、本書が「思索紀行」と名付けられているように、あまたある著作の行間を埋めるものとして、非常に興味深いものと思われる。
私は、本書の中でも「パレスチナ報告」(9章から12章)に注目したい。すなわち、「9月11日」事件によりイスラム原理主義的テロリズムがクローズアップされたのであるが、著者は、すでに「テルアビブ事件」において、国際テロリズムの連帯を指摘している。もちろん、当時は新左翼系テロリズム(日本やドイツの赤軍など)の国際連帯であったのだが、文化帝国主義あるいは経済のグローバリズムの裏返しとしての「テロリズムのグローバリズム」もまた、この1960-70年代を皓歯とするのである。
アメリカの政策決定が、いわゆるネオコンによってなされており、彼らのルーツはむしろ新左翼系の思想である。その意味で、グローバル化するテロリズムの連帯と「民主主義」をグローバル化しようとするネオコンは、まさに、一卵性双生児なのである。
以上のことは、ここで再論するまでもなく、世上旧知のことと思われるが、立花はすでに1972年1974年において、このことを予見したかの記述をしている。恐るべし。

思索紀行 ――ぼくはこんな旅をしてきた

書籍情報社

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2005-03-03 12:07:59 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )