South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
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映画「Ray」(2004年)

映画「Ray」(2004年):http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD6382/

2004年に亡くなったレイ・チャールズの伝記映画。AppleTVで見た。上映されていた頃、見ることが出来なかった。

幼くして失明し、薬物中毒のなかで、ゴスペル、黒人音楽、ポップス、R&B、カントリー音楽を革新したレイ・チャールズ。最後のシーンは感動的だジョージア生まれのレイを追放したジョージア州が「我が心のジョージア」を州歌に選び、レイをうけいれる。しかし、映画のポイントは、弟を死なせたレイの心の病と薬物中毒を克服するレイにある。

残念ながら、現在のAppleTVのレパートリーは貧弱だ。見たい映画を見つけることが出来ない。検索方法もプアだ。しかし、オンラインでレンタルが出来ること、また、ネットを通してダウンロードされるその画質はまったく問題ない。そのレパートリーを増やし、検索システムの柔軟化、たとえば、インターネット側の検索エンジンとデータベースをリンクをするとか、出来ないものか。

2011-05-03 22:54:27 | 映画/TV/DVD | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『羆嵐』 (新潮文庫)

吉村昭、1982、『羆嵐』、新潮社 (新潮文庫)(2011-04-22、読了)

自然を管理できると思ったら大間違いだ。ひたすらその暴威をしのぎ、耐えるしかない事もある。
本書は、人間を襲った羆を倒すべく人々は立ち上がるが、ほくそ笑むように羆はそれをものともしない。銃を持ってしても、集団を持ってしても。しかし、人間社会につまはじきものの猟師がひとり、自然をよく知り、しなやかに自然に立ち向かう男が、この大羆をしとめる。しかし、それは、決して人間による自然に対する勝利ではない。生きるか死ぬか、その瀬戸際にたって、たまたま、その猟師はしとめることが出来たのだ。猟師は自然の恐ろしさを知っていた。

核エネルギーも自然界の「羆」の一つ。管理し切れると思ったときに、自然はしっぺ返しを食らわせる。
しかし、その前に、人間に出来ることがあったはずなのに、それが出来なかったこと、それが、大きな間違いのもとだ。
核エネルギーそのものを管理するよりも、管理するための施設を管理すること、これが出来なかったこと、これを、はっきりと認める必要があるのではないか。
そして、もっと自然を知ること、その知を大切にすること、そのことこそが大切なのだ。

羆嵐 (新潮文庫)
吉村昭
新潮社

2011-05-03 22:53:03 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


若竹煮

筍を糠と赤唐辛子で茹でてみた。

若竹煮(カツオ出汁で筍の固い部分をワカメとともに煮る。日本酒と薄口醤油)
真鱈の煮付け(日本酒を煮切る。溜まり醤油、カツオ出汁と昆布を加える。ショウガと赤唐辛子。真鱈の切り身を煮る)
新ごぼうの酢の物(新ごぼうを好みに切ってゆがく。すりゴマに米酢と薄口醤油をくわえて、あえる)
小松菜と厚揚げの炊いたん(フライパンで小松菜の軸と赤唐辛子を炒める。葉を加える。一口に切った厚揚げを加え炒め続ける。日本酒を加えてアルコールを飛ばす。カツオ出汁を加える。薄口醤油で味を整える)
筍と新ごぼうの炊き込みご飯(新ごぼう、コンニャク、薄揚げ、筍。日本酒と薄口醤油、出汁昆布と適量の水、通常より少なめで炊き上げる)

2011-05-03 20:23:51 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『地図男』

真藤順丈、2011、『地図男』、メディアファクトリー(MF文庫)

一気に読んでしまったこのドライブ感、地図と地名の持つリアリティと結びつき難くむすびつくフィクションの構成、これは、読んで見ないとわからなくなる。そして、ついつい地図を広げたり、ネットで検索したくなるような現実と虚構が入り混じる奇妙な感覚に落ち込むこと請け合い。。
ある種、筒井康隆(たとえば、『脱走と追跡のサンバ』)や小松左京(アパッチ『ゴエモンのニッポン日記」)のスラップスティックな作品と一脈通じるように思う。


地図男 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
真藤順丈
メディアファクトリー

2011-05-03 14:30:28 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『官僚たちの夏』(電子文庫パブリ版)

城山三郎、1980、『官僚たちの夏』、新潮社(新潮文庫)

電子版のISBNがどうなっているのかよくわからないが、まあ、おいおいと。

3.11の大災害、それ以降、官僚組織はどうなっているものか、興味を持って、経済成長期の官僚たちを描く本書をダウンロードして読んでみた。夜中に思いついたので、電子版という選択だったのだが・・・。iPhoneで読むというのは、いささかつらいといえばつらいのだが、思い立ったときに手に入れることが出来るというのが、最大のメリットというものだろう。

官僚たちが、国家・国論を語り、政策決定をしていくさまと同時に、人事を操り、人間関係と人間の能力を見抜き人脈を築いていくことが官僚の本質であると喝破している本書は、ある意味、太平洋戦争以降の最大の国難のときにあって、現在の官僚たちがどのようにうごめいているのかと考えると、とても興味深く思う。人事に奔走しているとすれば、最悪だが、それも、官僚組織の官僚組織であるところのゆえんだろう。

『読書と夕食』というのに、年初以来、さっぱり「読書」について書くことがなくなってしまった。最後まで読んだ本をリストしているのだが、どうも、書く気が起きない。くわえて、読みちらしていて、完読出来ないという状態が続いている。やれやれ。

官僚たちの夏 (新潮文庫)
城山三郎
新潮社

2011-05-03 10:58:48 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


5月2日(月)のつぶやき

03:59 from twitterfeed
読書と夕食: 5月1日(日)のつぶやき: 03:39 from twitterfeed
読書と夕食: 4月30日(土)のつぶやき: 03:04 from twitterfeed
読書と夕食: 4月29日(金)のつぶやき:... http://bit.ly/jCxuif
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奈良の実家から通勤してみようと、準備。朝食を食べたところ。あと三十分もしたら、近くのバス停からバスに乗る。昨夜、ダイヤを調べて、二時間目に間に合うように計画してみた。
07:47 from Twitter for iPhone
少し早いが7時49分のバス。
08:02 from Twitter for iPhone
さらに予定より早く、8時2分の準急。
08:10 from Twitter for iPhone
8時☆分の京都行き急行。
09:44 from Twitter for iPhone
間もなく名古屋。新幹線内のインターネット接続、うまくないなあ。ログインできない。
10:05 from Twitter for iPhone
10時05分発の特急バス。名鉄バスセンターから。
10:56 from Twitter for iPhone
研究室にたどり着いた。
17:24 from twitterfeed
Sig's Books Diary: 機内で映画を見た。とてもいい映画だと思った。 本書は、映画化にあたってアドバイスしていたいっぽうの主人公のローグ博士の関係者(孫)が、映画にならなかった部分もかきたくなったのだそうだ。 ... http://bit.ly/jZoI6h
17:24 from twitterfeed
Sig's Books Diary: 老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF) 作者: ジョンスコルジー,John Scalzi,内田昌之 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2007/02 メディア: 文庫 購入: 1... http://bit.ly/iHo6JE
21:11 from goo
白身魚の黒酢煮、春バージョン #goo_sig_s http://goo.gl/67oAo
by sig_s on Twitter

2011-05-03 02:18:34 | tweets | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )