『奇想の系譜 (ちくま学芸文庫)』
辻惟雄、2004、『奇想の系譜 (ちくま学芸文庫)』、筑摩書房
岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳を並べて、「奇想の系譜」と名付ける本書の原著は1970年の出版とのこと。現在では、その評価も当時とは格段の差であろうが、当時、この作者たちをまとめて面倒みたのは、誠に画期的であったのだろう。いささかペダンティックな書き振りは鼻につくところだが、新進の日本美術研究者が、きっと、勢い込んで書き連ねたのだろう。つられてついつい一気読み!といったところ。
岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曾我蕭白、長沢蘆雪、歌川国芳を並べて、「奇想の系譜」と名付ける本書の原著は1970年の出版とのこと。現在では、その評価も当時とは格段の差であろうが、当時、この作者たちをまとめて面倒みたのは、誠に画期的であったのだろう。いささかペダンティックな書き振りは鼻につくところだが、新進の日本美術研究者が、きっと、勢い込んで書き連ねたのだろう。つられてついつい一気読み!といったところ。
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