ついつい追加発注をしてしまった。「琥珀色の・・・」については、昼食時に斜め読みした週刊ポストにも書評がでていた。その他、絶版だそうだが、竹鶴のつまのリタについての本もあるようだ。
1 "琥珀色の夢を見る―竹鶴政孝とニッカウヰスキー物語"
松尾 秀助 (著); 単行本; @単価¥1,365
1 "スコッチウイスキー紀行―モルトの故郷を歩く"
「旅名人」編集部 (編集), その他; 単行本; @単価¥1,890
2004-08-21 11:02:00 |
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沖縄料理の居酒屋?スポーツバー?の「URA58」に行ってきた。あまり沖縄料理にはなじみがないが、値段の割りにそこそこ美味しいかも。3人の飲み手で、「久米仙」の四合瓶を空けた。URA58はウェッブページを見つけられなかったが、以下のページに住所と電話番号があった。
一緒に飲んだノリが<>沖縄料理に関する彼のオマージュを書いている。
http://www.h5.dion.ne.jp/~okinagoy/gyouhou.htm
そういえば、沖縄料理といえば、6月12日にパーティの3次会で神戸・三宮「譚高譚」に行った。あっちは、結構高級、古酒もたくさん取りそろえていた。それと比べてはいけないのだけれど。
豚ロースのステーキ(塩胡椒とイタリアンハーブをあらかじめかけておく。フライパンにオリーブオイルを入れガーリックとトウガラシを炒め、ごげて来たところで上げ、豚肉を入れる。片面にしっかり焦げ目をつける。裏返す)
ザワークラウト+αさらだ(にんじん千切り、アスパラガス薄切りをあらかじめ炒めておく。ボールに缶詰のザワークラウトをあけ、ほぐしておく。ゆであがった野菜をさまして、あわせる。レモン汁とオリーブオイル、必要によって塩胡椒をして味を調える)
シェルパスタ(ゆであげてオリーブオイルをふりかけておく)
ゴーヤを薄切りして塩もみし、しばらくおいた後、水にとって塩出ししておく(ショウガ、赤唐辛子、豚三枚肉を炒める。塩出ししたゴーヤをいれ炒める。豆腐を入れ炒める。塩胡椒、醤油で味を調える。火を止め、溶き卵を入れ混ぜ合わせる)
ネバネバ・バリエーション(モロヘイヤをゆでて細かく切っておく。長芋をすり下ろしておく。豆腐をさらに入れ、モロヘイヤ戸長い喪を添え、冷やしておいたダシ=昆布・カツオ・酒・塩・薄口醤油をかける。
長芋とワカメのみそ汁。。
夏野菜のラグーソース(タマネギ、にんじん、セロリ、ピメント、アスパラが留、茄子、ダイスト・トマト、赤ワイン、黒胡椒、ハーブとともにベーコンを赤唐辛子、ニンニクとともにオリーブオイルで炒めておく。
トマトを湯むきし種を取っておく。モッツァレーラチーズをダイスに切る。ルッコラを適当に切る。パルメジアーノとピコリーノチーズをスライスしておく。塩胡椒、塩、イタリアン・シーズニングをバルサミコ酢でゆるめ、しばらくしてオリーブオイルを入れてドレッシングを作る。
いつもの浅野屋。トンカツ。ローストビーフ。クルミとチーズのサラダ。ホワイトアスパラガスの温野菜。ブルゴーニュの赤。いつものように、申し分なし。
朝に小樽を出て、札幌郊外の「北海道開拓の村」の野外展示を見る(前日、雷雨のため、断念したもの)。ここも、脳天気な開拓志向か?
すすきのの「新・ラーメン横町」の一軒「赤れんが」で昼食。塩ネギラーメンを食べたのは、札幌ラーメンとうからすると邪道とも思えるが、でも、そのせいで、結構塩辛いことがわかった。ここ数日の口にしたものすべてが塩辛く感じていた。
川又一英、1982、『ヒゲのウヰスキー誕生す』、新潮社。
竹鶴政孝という人物については、多少は知っていたのだが、余市のニッカ蒸留所を訪ね、彼についての様々の展示を見るにつれ、知っていることが限られていることに気がつき、本書を購入することにした。
小樽に滞在した14・15日の二晩で、読み通した。本書は、竹鶴と妻のリタ、そして、日本におけるウィスキーの歴史についての物語である。
日本のウィスキーは壽屋ことサントリーが日本の表看板であるが、竹鶴が学び取ったスコットランドのシングルモルトの製法技術が山崎醸造所の基礎となっている。彼は、その後自立し、北海道の余市に自らのウィスキー醸造所を開いたが、時はすでに太平洋戦争にかからんとしていた。
敗戦後、貧しさのなか、日本人の味覚との戦いの中で、サントリーの宣伝戦略と巧妙な味覚戦略が功を奏して大成長を遂げ、一方、ニッカは資本関係において密接であったアサヒビールに吸収され、現在に至る。
本書とニッカの余市醸造所のウィスキー博物館の展示を見て、竹鶴のシングルモルトへのこだわりが、何ともいとおしく感じられた。日本人の味覚とは関わらず、「本物はこれだ」という竹鶴のこだわりが、日本におけるウィスキー醸造の普及の低さとは逆説的ではあるが、世界的なコンテストにおける日本のウィスキーの評価の高さにつながっていることがその背景を説明しているであろう。
本書のふれていないところだが、したがって、本書の主題である竹鶴本人とはスジがずれるのだが、たとえば、ウィスキー製造において重要な要素である樽製造の技術についてほとんど記されていないのは、残念なことではある。もちろん、本書の主眼は竹鶴であってウィスキーそのものではない。しかし、竹鶴がこだわったウィスキーづくりにあって重要な技術を竹鶴自身がこだわらなかったはずもなく、やはり、欠けているのは望ましくないように思われる。
2004-08-15 23:55:19 |
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小樽の高島漁港にある海鱗丸に行った。
少し前、冷凍の寿司の商品見本を抱えてヨーロッパに行商する人物の紹介の番組がテレビであって、それを見ていたのだが、こことは、気がつかなかった。観光客にしても知る人ぞ知る。むしろ、地元の人の多そうな店。
海鱗丸ビールという地ビールを作り、漁師と契約して新鮮な魚介類を出す。刺身と寿司と海鮮のスパゲッティをオーダーしたら、ほぼ同時に持ってきたのは、これは、ご愛敬というべきか、むしろ、常識はずれだろう。その結果、われわれは食べきれなかったのだが、それはともかくとしても、新鮮なネタ。これは、間違いない。
オーダーという言葉は、順番という意味もあろうかと思うが、このあたり、もう一度、飲み込んでいただけると、とりあえずは、よろしいかと思う。
後は、腕の良いイタリアンの職人を呼んでくることでしょう。これだけの食材と食に賭けるエネルギーを、生かせる腕を必要としていると言うことだと思う。
海鱗丸のHPは以下の通り。
http://www.infosnow.ne.jp/kairinmaru-beer/
この日、訪問したのは、札幌郊外の「北海道開拓記念館」。アイヌの歴史に関する知識のなさを十二分に補うことができたのではあるが、しかし、この館のコンセプトについては、若干、現代にあっては課題を残していることを感じた。
つまり、植民国家のオーストラリアの諸博物館にも見られないくらいの開拓・開発志向であり、その結果生み出されているアイヌの現代的課題や野生資源との調和の問題(環境問題)、観光資源との関係について、全くといってふれられていないことは、これは、再考の余地があろう。この件について、また改めて別項でふれることにする。
小樽の都通商店街の真ん中あたりをほんの少し北に坂を下ったところにある「みよ福」。雑誌などを参考にして、寿司や通りの「**寿司」をみたが、寿司屋が並ぶ中での一軒。鼻がきかず、パス。つづいて、稲穂の「**」にいったが、なかなか良さそうなところだったが、予約で一杯とのことで断念。
そこで、しばらくほっつき歩いてたまたま見かけたのが「みよ福」。はっきり言って、薄汚い(関係者の方・ファンの方、ごめんなさい)。たとえば、カウンターは、色が変わっている。必ずしも、清潔とは言えない(ハエが舞っている)。しかし、ここが肝心なのだが、小樽の寿司のそこの深さというか、ネタの新鮮さを思い知った。
おやじの技術(ちょっと雑)を超越したネタの新鮮さ。たとえば、どこかの町でふらりと入った寿司屋で一ひねりある新鮮なネタが出てくるかというと、これは、ほとんど絶望であろう。よく言えば、職人の腕でカバーするしかなかろう。しかし、小樽は違った。
親父の技術を超越したネタというべきか。「みよ福」は、我々のような一見さんも訪れようが、むしろ、地元のひとの多く通う店と見た。
この日は、ルスツ、ニセコを経由して、余市のニッカの工場を見学し、竹鶴政孝の功績を知った。これについては、別稿。
この日は、盛りだくさんで、余市のニシンの潮来(くき)でにぎわった時代の建物、「福原漁場」と「下余市運上家」を見学し、係員の方(ボランティアの方もふくめ)の説明を聞いて大変勉強になった。ニシンが大量にとられ活況を呈した町。その背景は明治維新ののち、北海道開拓に関連する政治経済的なもので、また、明治以降の日本の経済の急成長とも関連する。おそらくはその結果としてニシンの生物資源を取り尽くしてしまった環境問題であるとの理解をしたが、しかし、どの展示も活気ある余市や小樽そのたの町の人々の暮らしについてのノスタルジアがほぼすべてであった、そのあたり、いかがなものかと思えた。
支笏湖観光ホテルの・2泊目。今夜の夕食の焦点は、毛ガニであったか?
いずれにしても、旅館の部屋食。量は多いが焦点が不明。
この日は、「ノーザン・ホースパーク」「ポトロコタン:白老アイヌ民族博物館」。洞爺湖まで行ったのだが、あいにくの雨。数年前の有珠山の噴火の後遺症(?、むしろ、火山地帯の常態か)を見た。山が突如盛り上がり、人家を押し流す。
ポトロコタンでは日本の先住民問題がアボリジニの問題をはるかに超えて、困難な諸相を示すものであることがうかがい知れた。この件については、別項。
4人の来客があり、客がタコスとサルサを作り、こちらは、ディップ?4種とローストチキンを用意した。
アボカドディップ:アボカドをマッシュ、サワークリームとオリーブオイル、レモン。塩胡椒。
タラモ:ジャガイモをマッシュ、明太子とパセリみじん切り、塩胡椒、オリーブオイル、レモン。
キュウリとカテージチーズ:キュウリを適当に小さく切り、塩もみする。水で洗い絞った後、カテージチーズを入れ、オリーブオイル、塩胡椒。ガラムマサラ(市販瓶詰め)を入れる。
ブルスケッタ;トマトを湯むきし種を取る。細かく切る。バジル、タマネギを細かく切る。オリーブオイル、ミックスシーズニング、塩胡椒。
ローストチキン:骨付きモモ2本と手羽10本を用意した。タマネギ、セロリ、にんじんを薄切りし、あらかじめ塩胡椒しておいた鶏肉をオリーブオイルとともにマリネし、しばらく置く。オーブンを予熱しておき、天盤につけおいた材料を入れ平たく入れる。途中で、ジャガイモ・インゲンを入れて。合計90分程度250度で焼く。
中日巨人戦をナゴヤドームに友人3人と観戦にいった。試合結果は4対0で中日の勝利。先発川上の完封勝利。7回裏の時点で、ドームを離れた。帰りに東山線(名城線)本山駅近くの「台所・お帰りなさい」で。
冬瓜のスープ(豚ロース肉を白ネギ、ショウガ、ニンニクとともにゆでる。このスープで、冬瓜、ゴボウ、にんじん、ズッキーニの薄切りを煮る。ゴボウとにんじんは別の鍋であらかじめ煮ておいた。味付けは、塩、胡椒、しょっつる、紹興酒)
ゆで豚(白髪ネギとブロッコリーのもやしを添え、醤油と中国黒酢を半々に割り、胡椒を入れたものを透けて食す)
空心菜とアスパラガスの炒め物、中国醤油炒め
頂き物のカツオのづけ(冷凍物で、カツオのスライスが冷凍されており、その付け汁と酢飯を作る液体酢がセットになっている。これは、伊勢の手こね寿司)
赤タマネギとワカメの酢の物(赤タマネギのスライス、ワカメ、レモン汁と醤油。カツオ節をかける)
ゴーヤのみそ汁