研究会の流れで、いつもの星が丘「しき」。
今日の研究会は、発表がふたつあって、まずは、南インドのキリスト教の土着化とカーストの現状、また、インドの多様性に関する知識を深める事ができた。もうひとつは、日本の霊長類学の方法論論争史をレビューする事ができて、大変勉強になった。
豚肩ロースのソテー、赤タマネギ添え(単純なもので、油もしかないテフロン加工のフライパンで塩胡椒した豚肩ロースをソテーして、赤タマネギスライスの上にのせ、両者ともに食すというもの。あと、赤唐辛子をかけるもよし)
山芋とキュウリ、わかめの酢の物
キュウリ、ニンジン、ゴーヤのぬか漬け
ビーフシチュー(ガーリックと赤唐辛子をオリーブオイルで炒める。ビーフすね肉をを炒める。タマネギ、赤ピーマン、皮を剥いた茄子、ズッキーニ、キャベツ、マッシュルームを加えて、ホールトマトダイス缶、赤ワイン、水を加えてにる。塩胡椒で味を整える。有り合わせのそば粉のパスタを茹でて添えてみた)
昨日、奈良から赤タマネギが届き、江南からもバジルとルッコラが届いていたので、今夜は、それらを使ったものをというので、いつものラーブ。
豚ミンチのラーブ(香菜、ミント、バジル、ルッコラ、赤タマネギを小さくきって、ボールに入れておく。レモングラスを細かくきって、ニンニクみじん切り、赤唐辛子小口切りをごま油で炒めて香りを出して、豚ひき肉を炒める。紹興酒、ナンプラー、塩で味を整えて、先ほどの野菜を入れたボールに加えてよく混ぜる。氷水にとってしゃっきりしておいた千切りレタスを大皿に盛って、これにのせる。白飯とともに食する)
宇和島のじゃこ天(赤唐辛子のジャムとナンプラーをあわせたソースで)
ぬか漬けのキュウリとゴーヤ
夕方、奈良の実家から、家庭菜園でつくったキュウリと赤タマネギを宅急便で送ってきた。とりあえず、キュウリを味噌とともに食べた。取り立ての野菜のさわやかな香りがした。
鯖のみりん干し
納豆汁
ほうれん草のおしたし
ぬか漬け(茄子、大根、ニンジン)
ぬか漬け、冷蔵庫に入れているのだが、何ヶ月も放置していたが、それが、生きていたので、ふたたび野菜を入れ始めた。ぬか漬けの生命力、恐るべし。
近所にうなぎの「新甫」があるのだが、今夜は、長焼きと白焼きを持ち帰りしてみた。それぞれ、プラスチック製の器に切り分けて入れてある。胆焼きももちかえって、料理の間のビールと赤ワインのあてにした。花椒と赤唐辛子末をかけてみた。「新甫」のうなぎは、からっと香ばしく焼かれていて、脂っこくない。だから、少々時間が経っても電子レンジなどで暖め直しなど必要がない。
鰻丼(といって、さらに炊きたての白飯をもって、新甫の長焼きをのせて、花椒をちらし、ついてきたたれをかけただけだけれど、花椒だと、又違ったおもむきでなかなかよい)
うざく(キュウリを蛇腹切りして塩揉みしておく。塩だしと水切りののち、米酢と出汁醤油、水におろし生姜、赤唐辛子小口切り少々、塩わかめを戻して小さくきって加える。白焼きとあえて、小鉢にもって供する)
ルッコラの摘み菜の押したし(江南の畑の摘み菜。花鰹に醤油をかけて、好みで混ぜながら)
昨日から、名古屋は猛暑に入ったようだ。36度といった感じ。湿度がさほどでもないけれど、それでも、町の中では道路の照り返しが厳しい。
鮪の漬けのサラダ(出汁醤油、赤ワイン、バルサミコ酢、柚子胡椒、フレッシュオリーブオイルでソースをつくり、鮪の冊の一口を付けておく。塩胡椒、ミックスハーブ、バルサミコ酢、フレッシュオリーブオイルのドレッシングで、サラダほうれん草をあえる。小皿にほうれん草を鮪を盛る)
茄子、オクラ、赤ピーマンのパスタ(茄子、オクラ、赤ピーマンをさいの目に切る。種ぬきオリーブの実を同様のサイズに切っておく。フライパンにオリーブオイル、赤唐辛子の小口切りを炒め香りをだし、パンチェッタを炒める。野菜とオリーブの実を加えて炒める。パスタのゆで汁と白ワインを加える。アルデンテに茹でたカプンティを加えてよくあえる。大皿にのせて供する)
山形 浩生、2007、『新教養としてのパソコン入門』(アスキー新書 020)、アスキー
タイトルとしては「コンピュータのきもち」という単行本の方が良いように思うが、2001年にascii.PCに連載されていた当時には本書のタイトルの方がよかったのだろう。
コンピュータのしくみは当時から変わっていないし、本書の内容をまさに一般的な教養として理解することが大事だろう。わかりやすい文体と注記で、容易に読み進めることが出来る。
2008-07-13 16:46:48 |
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塩野 米松、2001、『失われた手仕事の思想』、草思社
著者は日本全国をめぐり、職人にインタビューし聞き書きを残している。本書は、四章から構成され、まず、第一章の「消えた職人たち」では、各地の野鍛冶、炭焼き、船大工などを取り上げて、インタビューにより、職人たちの仕事ぶりや素材、道具などについても詳しく述べる。第二章の「輪廻の発想」では、第一章で取り上げた様々な職業が、つながりあって、結果的には野山を守ってきたことを指摘する。職人たちの仕事は、切り離された単独のものではなく、関連するさまざまな職人仕事あってのもので、一つでも失われると、瞬く間に、関連する仕事も失われてしまうのである。そして、自然もまた失われていく。手仕事は、自然の産物を人間が利用するための知恵の蓄積であり、職人の仕事は人間と自然との調和ももたらしていたのである。
第三章は「徒弟制度とは何っだったのか」と題されていて、職業観の変化や最低賃金制度の誕生により、親方と生活をともにしながら親方の仕事を見てまなぶ徒弟制度がいかに失われたかについて、家業について取り上げるとともに、述べている。第四章は「手の記憶」と題されていて、身体で覚える手仕事が、機械によって代替されていくようすが描かれる。たとえば、漁師は海底の地形や海藻の生育などをインデックスとして漁場を記憶し、また、自然と向き合うことで潮や気象の変化を経験的に学習してきた漁師の仕事が、魚群探知機をつかい、GPS、レーダー、FRP製の漁船、強力なエンジンを駆使するようになった。つまり、伝統的な経験と学習とは異なる技術の導入により、自然を深く知らなくとも技術的な知識があれば、可能な職業になってしまった。そして、本書を次のようにむすぶのである。
生活からはすっかり職人たちが消え、彼らが残してくれた道具や品物も命をまっとうしようとしている。
手仕事の時代は終わったのだ。
2008-07-13 09:48:39 |
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辻 惟雄、2008、『岩佐又兵衛:浮世絵をつくった男の謎』(文春新書 629)、文藝春秋
「若冲の前に又兵衛が居た」などという売らんかなのキャッチーなふれこみで買って読んだ者が悪いのではあるが、若冲と又兵衛を並べるわけにはいかないと思う。もちろん、本書では又兵衛はあっても、若冲は登場しないのだが、マーケッティングのやり口なのだろう。ただ、若冲のインパクトにくらべると、又兵衛のそれは私にとっては、ずいぶん違う。どちらも、ある種のリアリズムとも見えるものだが、若冲は、孤独に一人で描き続けたのだが、又兵衛は早くも、工房システムを作り上げたようだ。その意味では、絵画史上では又兵衛の方が意味が大きいのだろう。
又兵衛自身の生い立ちからして、まさに、浮き世の転変そのものであろうか。信長によって虐殺された荒木村重の家族の中の生き残りで、戦国から江戸の時代を生き延び、武士を捨てて画業で生業をたて、さらに、「又兵衛」風の描画スタイルを確立し、福井と江戸を往復し、需要家の求めに応じて多くの作品を描く。江戸の最初期にこうしたライフスタイルを確立した又兵衛自身は興味深い。
2008-07-12 23:30:11 |
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今日の午後は大学院の研究会があって、その流れで、「金城」に行った。同僚1人と院生3人。
今日も大にぎわいで、主人と話す時間もなく。しかし、焼肉鉄板焼きと鉄板焼き飯は久しぶりでおいしかった。満足満足。
来客5名+赤ん坊2名
サルバトーレクオモのデリバリーピザ4種(すいません、記録漏れです)
ホタテ貝とズッキーニのパスタ、カプンティ(ホタテ貝とズッキーニをさいころに切っておく。フライパンにニンニクと赤唐辛子小口切りをオリーブオイルで炒めておく。白ワインとパスタのゆで汁を加える。塩こしょうで味を付けて一煮立ち。薄口醤油とアンチョビーペーストでアクセントを。アルデンテにゆでたカプンティを加えて絡める。ネギ小口切りを少々のせて供する)
キノコのクリームソースパスタ(ポルチーニを水で戻しておく。ニンニクと赤唐辛子をオリーブオイルで炒め、牛肉切り落としを炒める。ポルチーニを絞り、えのき茸、ホンシメジとともにいためる。生クリームを加える。塩こしょうで味付け。アルデンテにゆでたリンギーネを大皿に盛り、ソースをまわしかける)
サラダ2種(香菜と水菜+パルメジャーノのサラダ、セルバチコ+トマトのサラダ)
親子丼(出汁昆布とカツオ、日本酒で出汁をとっておく、以下の煮浸しと味噌汁にも使う。薄口醤油で味を付けておく。フライパンにごま油をしき、赤唐辛子小口切りを炒める。鶏もも肉を皮目から焼き、白葱の削ぎ切りをかぶせて、蒸し焼きにし、やがて、混ぜる。あらかた火が通ったところで、だし汁を加える。溶き卵で閉じる。深皿に白飯と具をのせて供する)
モロヘイヤの煮浸し(モロヘイヤの葉を茹でる。細かく切ってたたく。薄口醤油で味を付けた出汁に浸しておく。冷蔵庫でしばし冷やす)
わかめのみそ汁
最近、完全に定番化しているが・・・・。
豚肉のラーブ(香菜、スペアミント、レモンバウム、ルッコラ、タマネギを好みのサイズに切っておく。レモングラスを細かくきり、赤唐辛子小口切り、ニンニクみじん切りとともにごま油で炒めて香りを出す。豚ミンチ肉を炒め、紹興酒、ナンプラーで味を整える。炒めたミンチを先の野菜によく混ぜる。千切りのレタスを大皿に盛ってそのうえに、ミンチと野菜をのせる。白飯とともに食する)