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『ヒトデはクモよりなぜ強い:21世紀はリーダーなき組織が勝つ』

オリ・ブラフマン/ロッド・A・ベックストローム、2008、『ヒトデはクモよりなぜ強い:21世紀はリーダーなき組織が勝つ』、日経BP社

本書は、中枢を持たないヒトデと中枢を持つクモに例えて、権力を集中する階層的な組織と権力が分散的な組織について、経営組織論を展開する。本書の言わんとするところは、両者を折衷した組織の強みということになるのだろう。

本書では多くの例が引かれるのだが、その中で、元々独占的な経営資源を持つ企業がフリーウェアに経営の力点を移した例としてIBMとSUNがあげられる。周知のようにIBMが勝ち組で、SUNを合併しようとしたが、結局はOracleがさらうことで、決着がついた。この例は、たまたま、IBM/SUNの買収で、勝負がついたわけだが、本書が書かれた時点で未来の出来事であるこの勝負は、もちろん訴状に乗っている訳ではない。しかし、本書の論点の曖昧さが露呈している部分であるようにも見える。つまり、IBM/SUNの勝負は、べつにどちらも分散的な経営資源、つまりは、多くの開発者が自発的に開発に関わるオープンソースに力点を置いたかどうかではなく、そもそもの、それ以前に経営体力があったかどうかがポイントとなっているのであって、オープンソースに力点を移したことが問題になってはいないことであろう。
また、本書は、タイトルと違って、実のところ、ヒトデの方が強いとは、必ずしも言っていない。むしろ、ヒトデつぶしの方法もいくつか示唆している。また、アルカイダのようなゲリラ的な組織の強みという組織論であれば、これまでもあったわけで、「ヒトデ」と「クモ」という対比が面白く思えたということか。

ヒトデはクモよりなぜ強い 21世紀はリーダーなき組織が勝つ
オリ・ブラフマン/ロッド・A・ベックストローム
日経BP社

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2009-05-06 19:59:54 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


メカジキの照り焼き

昨夜は、妹夫婦に引き継いで、21時過ぎに、奈良をでて、京滋バイパス、新名神、東名阪を経由して名古屋に帰ってきたのだが、京滋バイパスで数キロ、東名阪は18キロの渋滞が残っていた。東名阪は22時半ごろに入ったのに、まだ、この渋滞。要は交通量と高速道路のキャパシティがあっていないということなのだが、どう考えても、3車線にしないと解消できない。さらには、このどこまで行っても千円という景気刺激策(のはず)の帳尻を示してもらいたいものだ。交通量は増え、SA/PAの利用者は増えたが、売り上げはどうだったのだろうか。また、観光地の売り上げはどうだったのだろう。それに対して、交通量が増えて二酸化炭素の排出総量規制分の過不足を加えると、帳尻はどうだったのだろうか。

冷蔵庫に眠っている糯米をなんとかと思ったのがきっかけで、今日は、和風メニューということになった。

舞茸と空豆のおこわ(糯米とうるち米を3対1、あらかじめ洗ってざるにあげておく。昆布出汁を追加分のショッツルと日本酒をくわえて、ちょうど炊飯器のメモリの糯米の水量にあわせる。舞茸をほぐし、出汁昆布を細かく切ってそのまま炊飯する。出来上がったところで、塩ゆでして皮をむいた空豆をくわえて、混ぜて蒸らしておく)
メカジキの照り焼き(メカジキをオイルで焼く。先日のふきのとうを揚げたオイルをつかってみた。苦みが残っているのだが、あまり、効果がないような。両面軽く焦げ目がついたところで、日本酒、醤油、砂糖少々、赤唐辛子粉を加えたものをくわえて、煮詰める。焼けたメカジキの上にかけて供する)
里芋とこんにゃくの田楽(昆布とカツオの出汁で、里芋とこんにゃくをにて、ゆず味噌をつけて食す)
貝汁(水からアサリを煮て口を開け、火を緩めて、味噌を溶く。刻みネギを加える)

2009-05-06 19:10:34 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


豚肉と温野菜の半熟卵かけ

父は気を取り直したのか、今朝は、ちゃんと起きてゴミ出しに行くし、一日起きている。三食とも少しだが、食べるようになった。急にかわって疲れやしないかと思う。渋滞をさけて、今夜名古屋に帰るつもりだが、このあと、ふたたび老老介護の状態になるので、どうしたものやら。

豚肉と温野菜の半熟卵かけ(半熟卵を用意する。冷蔵庫から卵を出しておいて、室温に近づけてから水からゆでて、沸騰してから二分半というタイミングで、ちょうど良い半熟卵ができる。ズッキーニとパプリカを一口にきって袋の中で塩こしょうし、電子レンジで加熱。豚ロースしゃぶしゃぶ肉に塩こしょうして、フライパンで焼く。豚肉と野菜を皿に盛って、皮を剥いた半熟卵をうえにのせて、カラシナのスプラウトを散らし、卵を突き崩してソースのようにして食する)

2009-05-05 19:38:48 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


カレイの煮付け

奈良の二日目。夕食の準備を終えて両親の昼寝を待っていたら、父が先に起きてきて、久しぶりの父と子の対話となった。気力がなくなったと、ここしばらくあまり食べていなかったそうだが、納得(したかどうかはわからないけれど)してもらって、晩飯を少し食べてもらった。食後は、廊下を行き来して運動までしている。まあ、いつまで気力が持つかわからないが・・・。

カレイの煮付け(日本酒をわかして、ここに、出汁昆布、濃口醤油、砂糖少々、たたきつぶしたショウガ、四つ割りしたごぼうを煮て、子持ちカレイをいれる。仕上げに、絹ごし豆腐を加えて出来上がり。別にゆでておいた三つ葉をそえる)
白菜のおしたし(冷蔵庫に眠っていた白菜を塩ゆでして、細かくきって、ごまをかけ醤油で)

2009-05-04 20:19:54 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


すき焼き

奈良の実家にきた。東名阪は12キロの渋滞だったが、まあ、正月の渋滞よりは少しましという程度か。思いのほか、交通量は多くない。名阪国道の通行量はトラックがほとんどいないので、むしろ、すいている。

父が高齢で、このひと月風邪をこじらしたこともあって、足腰よわく、気がなえたかんじ。まあ、活をいれるなんてことはないけれど。かといって、「もうあかん」というだけで、口の重い人だからなかなか言わない。今晩何にするといっても、何もいらん、というから、ここは、肉でも食わそうかとすき焼きにしたら、何やらおなかが悪いと。だったら、言ってよ!というところなんだけれど、母とすき焼きを食べる前で、父はお粥とオカカに梅干し。ごめんな、気がつかなくて。

すき焼き(日本酒に出し昆布、濃口醤油、砂糖で割り下を作っておく。白ネギを筒にきって鍋に並べ、豆腐、コンニャクもくわえて、ビールと割りしてでにる。白ネギの真ん中からだし汁が出始めたところで肉をのせる。溶き卵で食する)

2009-05-03 22:05:58 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


ホタルイカとウドのトマトソースのフェトチーネ

来客4人プラス0.5人の予定であったが、ひとり欠けて、3人プラス0.5人。東京の元同僚のリクエストにより、春の野菜を使ったものというので、スーパーで春らしいものをかき集めて作ってみた。

メゾンカイザーのバゲットとともに、
ブルスケッタ(プチトマト四分、タマネギみじん切り、バジルみじん切り、ツナフレーク缶。トマトソース少々。塩胡椒、EVオリーブオイル、ガーリックパウダー)
シーザーサラダ(パルマジャーのとグリエールチーズ、ケーパーみじん切り、タマネギみじん切り、粒からし、卵の黄身、レモン汁、塩胡椒、EVオリーブオイル、ガーリックパウダー。これらをよく混ぜ合わせる。ローメインレタスを一口に切って、まぜる)

うるいのカルボナーラ(ホワイトアスパラガスのはずが、なかったので、「うるい」を使ってみた。パルメジャーノをすりおろし、黄身、豆乳、塩胡椒、よく混ぜておく。パンチェッタを太めの拍子木に切って、フライパンで炒める。うるいを食べやすく切ってともに炒める。パスタのゆで汁を加える。アルデンテに茹でたリンギーネを湯切りしてフライパンに加え、用意の豆乳などをいっきにくわえ、まとめる。火が入りすぎないうちにしあげる)
桜えびとタケノコとフェトチーネ(タケノコを食べやすく切って、EVオリーブオイルで炒める。柚胡椒を加える。生桜えびがあったので、これを使う。アルデンテにゆであがった自家製フェトチーネを加える直前に桜えびをいれて、フェトチーネの余熱も加えて加熱)
春キャベツとアンチョビ、ふきのとうの素揚げのリンギーネ(ふきのとうをみじん切りして、あらかじめオイルで素揚げしておく。フライパンにアンチョビフィレを入れてくだき、加熱。春キャベツを好みに切って加えて絡める。赤唐辛子小口切り。アルデンテのリンギーネを加え混ぜ合わせ、大皿に盛った後ふきのとうの素揚げを振りかける)
アサリとたらの芽のリンギーネ(アサリを白ワインで煮て口を開け、たらの芽を加えて軽く火を通しておく。塩胡椒、赤唐辛子小口切り。アルデンテのリンギーネを加えてよくあえる)
ホタルイカとウドのトマトソースのフェトチーネ(ウドを拍子木に切って、水にさらしておく。ウドをEVオリーブオイルで炒め、トマトソースを加え塩胡椒、赤唐辛子小口切り。生食用の茹でホタルイカを加えざっと混ぜ合わせたところで、アルデンテの自家製のフェトチーネを加えて混ぜて供す)

自家製のフェトチーネは、家内の作品。セモリナ粉100gあたり黄身1個、オリーブオイル小さじ半分、塩少々の割合。家にあるパスタマシンを使う。

2009-05-02 23:55:09 | 夕食・来客 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


親子丼(の具)

親子丼(の具)(親子丼といって、ご飯にかけなかったので。一口に切った鶏もも肉をごま油で皮目から焦げ目をつけるぐらいにフライパンで焼く。削ぎ切りした白ネギをまぶして炒める。この間、火の通っていない方を重点的に焼く。あらかじめ用意しておいた昆布とカツオの出汁に日本酒と薄口醤油とナンプラーで味を付けていて出汁を加えて、ふたをし、一煮立ちさせる。スープ皿にとって供する。好みでご飯にかけるのもよし。七味をかけるとよし)
トマトとモッツァレーラチーズのサラダ(変なコンビネーションだが、甘そうなトマトを見つけ、食べたくなったので。バジルの葉を細かく切って加えた)

2009-05-01 23:32:43 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


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