内藤淳、2009、『進化倫理学入門』、光文社 (光文社新書)
本書は、現代進化論をふまえて倫理学の諸課題について、わかりやすく解説を加えている。各章には触れられている内容の概要、理解のための設問、その答えがふされていて、人間の倫理的諸課題が個人の「利己的な」行動を理解を通して明らかにできるとする。
子供に、倫理的な問題で反撃を食らったとき、たとえば、序章の「嘘をついてはいけない」を参考にしてちゃんと説得できるかどうかは、日常の論理的なトレーニングもまた関係しているから、教本のように使えるかどうかケースバイケースではある。とはいえ、家庭で話し合う話題としては、ちょっと硬派ではあるけれど、いいのではないか。
2009-05-17 22:34:34 |
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今朝は8時前に家を出て大阪の研究会に行ったのだが、会場の国立民族学博物館が大阪府下の新型インフルエンザの感染事例報告を受けて閉館となったので(ここで、発生した訳ではない)、午前中のセッションで、千里中央での会食を終えて早々に帰ってきた。雨もあって、人ではふるわない感じでもあるが、千里中央や新幹線車中は日常の通りなのではないだろうか。
新ジャガとニラ、小エビの炒め物(新ジャガを皮をむいて、細めの千切りにしておく。サラダオイルでジャガイモをいためて、ニンニクとショウガの千切りを加えて炒める。しんなりしたところで、ニラを加える。ボイルした小エビをくわえる。塩胡椒)
豚肉とターツァイの炒め物(豚肉を炒め、軸と葉を切り分けたターツァイの軸から加える。赤唐辛子小口切り、ニンニクとショウガの千切りを加え炒める。中国醤油、オイスターソース、塩を加えて味を整える)
焼き餃子(市販の餃子、縁をつけようと思ったが失敗)
二ヶ月に一回の研究会。今日は若い人たちの発表を聞いた。
終わってから、恒例の場所で、恒例の飲み会。いつものように、様々なはなしで盛り上がった。
午後、来客があったので、夕食にかかるようだとデリバリー・ピザに使用ということになっていた。しかし、お客は、夕食を待たず帰宅されたが、計画は実行ということで。
ピザ、D.O.C(チェリートマト、バジル、モッツァレーラ)
鶏とキャベツのピッツァイォーロ風
田舎風サラダ
パンチェッタのミニソーセージ
ブロッコリーと大根、ソーセージのオレキエッテ(ブロッコリーを小房にわけ、大根を一口のさいころに切って、レンジで加熱しておく。ソーセージとパンシェッタを小さく切って、赤唐辛子とともにじっくり炒め、香りを出す。ここに、ブロッコリーと大根を加え、ざっとソーセージなどと絡めた後、白ワイン少々、水を少々加え、こしょうをふって鍋をして蒸し煮にする。アルデンテに茹でたオレキエッテをくわえてからめ、大皿に盛って供する)
和風ベビーリーフとレッドクレスのスプラウトのサラダ(バルサミコ酢、EVオリーブオイル、ミックスハーブ、胡椒にSay Salt、オニオン&ニンニクとうすくちをあわせてまぜて、ドレッシングをつくったが、和風のサラダになってよかったようだ)
かめびし屋:Soy Salt:http://www.17daime.com/recipe/soysalt/index.html
森見 登美彦、2008、『夜は短し歩けよ乙女』、角川書店 (角川文庫)
京都の某大学を舞台にしたファンタジー小説(?)。某大学と言わず、読んでみると京都大学がモデルらしいことはすぐわかる。また、京都市内の地名が各所にでてくるので、京都を知るものには、懐かしく思い出されるだろう。私もそのひとり。主人公らの歩みとともに、その地名から思い浮かべる風景を思い出していた。
スジを紹介するまでもなく、楽しんで読めばいいのではないか。主人公らとともに京の地を這い、天を舞えば。
2009-05-14 19:36:06 |
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春キャベツのパスタ(アンチョビと赤唐辛子をオリーブオイルで炒める。春キャベツのざく切りを加えてからめ、白ワイン少々とパスタのゆで汁を少々加える。アルデンテに茹でたリンギーネを加えてからめ、大皿にもって供する)
右カレイのムニエル(右カレイの切り身に塩こしょうして小麦粉を軽くまぶし、オリーブオイルで低めの温度でじっくりと火を通す)
日本野菜のベビーリーフとトマトのサラダ
ジャック・ウェザーフォード、2006、『パックス・モンゴリカ―チンギス・ハンがつくった新世界』、日本放送出版協会
近代世界の起原は、モンゴル帝国にあったという。たしかに、従来とは異なる最大規模のユーラシア大陸の全域をほぼ版図に入れた大帝国の支配のためには、従来の領域国家とは異なるシステムを必要としたであろう。
しかし、世界規模の帝国は、「黒死病(腺ペスト)」のパンデミックにより、ついえた。もちろん、パンデミックのみが帝国の崩壊の要因ではなく、すでに、別の要因によりモンゴル帝国は四分五裂ではあった。しかし、これらの四分五裂した帝国の一部も、後の時代に大きな影響力をもったし、また、支配のシステムは、継承されていった訳である。
「新型インフルエンザ」は、世界に拡大しているが、モンゴル帝国の終焉とも比較も可能であろう。世界化している経済や人の移動をなくしては、規模の経済は維持できない訳で、昨年以来の経済収縮とのタイミングはまことに、皮肉ではある。しかし、もし、従来の経済体制の復興を目指すのであれば、パンデミック類似の流行をなんとか、しのがねば、ならないだろう。しかし、皮肉な見方をすれば、ある種のリセッションのタイミングとして、経済に加えてパンデミックという課題が与えられたとも見るべきか。
2009-05-11 21:45:40 |
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おろしトンカツ(豚ローストンカツ用に両面塩こしょうしておく。溶き卵を通し、パン粉をつけて、からりと揚げる。溶き卵とパン粉にアスパラガスをからめて一緒に揚げる。大根おろしとだいだい酢、ウスターソースなど、好みで。キャベツ千切りとセロリ、マヨネーズを添える)
納豆
あおさのみそ汁
夕べ、テレビの「パパゴジラ」で潮干狩りでマテ貝を採っていたのをみて、昼前に思いついて調べてみると、津の御殿場浜がよいらしい。それで、急遽行くことにした。大潮で、ちょうど昼頃に干潮になり、東名阪も渋滞がない。
順調に13時前に到着したのだが、何のことはない、浜近くに延々と自家用車が群れていてとても、止めるどころではない。浜茶屋の駐車場もいっぱい。あきらめて、じゃ、松阪で牛を食べようと「牛銀本店」にいった。
明治中頃の牛鍋以来の老舗とかで、建物も昭和初期の古びた旅館のような建物。ここで、定番の「すき焼き」ではなく「汐ちり」というのを食べた。当代の工夫だそうで、塩胡椒味であっさりと肉と野菜を食べさせる。胡椒味のついた汐だれと昆布だしをつかって真鍮の鍋で煮る。仲居さんが作ってくれる。昼にしてはちょっとヘビーだったが、結構おいしいものだと解った。
そのあと、「松阪商人の館」(旧・小津清左衛門家旧宅)を見学し、松阪市中をぶらぶらと歩き、歴史民俗資料館をみた。松阪は豊かだったのだ。30年以上も前に、本居宣長記念館に来て、一泊したことがあるけれど、ずいぶん町が変わっている。くわえて、人がいない。
Sig's View:江戸時代から伝統を継承する老舗/江戸買物獨案内:http://sigs-view.blogspot.com/2009/05/blog-post_10.html
帰りは、伊勢道や東名阪が少し渋滞したが、先日ほどのことはなかった。伊勢湾岸道の長島でおりてアウトレットのジャズドリームに寄り道。衣料品を買い物した。ついでに、軽く夕食「江南」のラーメンなど。
牛肉の豆豉炒め(牛肉の裁ち落としを濃い口醤油と紹興酒、豆豉を細かく切ったものであえても見込んでおく。炒め始める前に片栗粉をかるくはたく。絹さやえんどうを筋を取ってさっと炒めて取り出す。ショウガとニンニクのみじん切り、赤唐辛子小口切りをごま油で炒め、ここに、用意の牛肉を入れて炒める。白ネギ斜めそぎ切りをくわえてひをとおす。あらかた火が通ったところで絹さやえんどうを戻して、さっと混ぜ合わせ、大皿にもって供する)
蕗と厚揚げの煮物
キャラブキ
久しぶりに浅野屋にいった。
一人早めについたので、イベリコソーセージをつまみにビールを飲んでいたところで、相方も到着。
旬の温野菜
クルミとチーズのサラダ
海老フライ定食
メンチボール定食
浅野屋さんは開業10年だそうで、その前数年のブランクのまえ、池下や本山でレストランを開業されていたそうだ。我々が池下にきたのとほぼ同じ。
ブロッコリーと鰹のオレキエッテ(ガーリックみじん切り、赤唐辛子小口切りとともに、オリーブオイルで鰹の切り身をフライパンで焼く。両面、軽く焦げ目がつくぐらいに焼く。小房にわけて塩ゆでしたブロッコリーを湯切りしてくわえ、炒める。胡椒。オレキエッテをアルデンテに茹でてくわえる。大皿にもり、EVオリーブオイルをかけ回して供する)
日本野菜ベビーリーフとトマト、モッツァレーラ(EVオリーブオイル、バルサミコ酢、塩胡椒、ミックスハーブのドレッシングに、ベビーリーフ、とまと、モッツァレーラを加えてよくあえて供する)
フォカッチャと各種ハム、ブルーチーズ(フォカッチャを半分に切り目を入れ、オーブントースターで焼いて、ハムや、チーズ、サラダなどを挟んで食する)
2009-05-06 20:03:53 |
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