東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

トラクタGL-23の前輪を分解修理(3/9)

2012年05月01日 | 農機具,工具

クボタ製トラクタGL-23の前輪分解修理の履歴です。それぞれをクリックしてください。
  修理(1/9) 修理(2/9) 修理(3/9) 修理(4/9)
  修理(5/9) 修理(6/9) 修理(7/9) 修理(8/9)
  修理(9/9)

 故障中のトラクタ前輪軸の部品が思ったより早く届いたので、すぐに修理を再開することにしました。注文していた部品は4点です。合わせて6千円程度でした。トラクタを置いてある牛舎で、これらの部品を交換する作業をしました。

                  届いた交換部品4点、思ったより早く届く


 壊れやすい部品のため、もともと営業所にストックしていた部品なので早く届いたのかも知れません。部品はそれぞれビニール袋に入っていました。特にボールベアリングは、原型をとどめていないほど破損していました。このため、届いたピカピカの新品のボールベアリングを手に取るとなんだかうれしくなりました。

     ビニール袋に入った部品        上は破損した部品、下は注文品
 

 最初、ギヤケースカバーにオイルシール部品を取り付けました。この部品は、ギヤカバー内に泥土が入り込まないようにする部品です。このトラクタの故障は、初めにこのオイルシールが劣化して泥土がギヤケース内に入り込んだことから始まったのではないかと思います。とても大切な部品です。

               ギヤケースカバーにはめ込んだオイルシール部品


 次に、ハブ軸にボールベアリングを取り付けました。破損状況から推測すると、ハブ軸のタイヤ側ベールベアリングが原型をとどめないほど破損していたため、このボールベアリングが一番最初に壊れたものと思われます。このボールべリングの破損が次のボールベアリング破損の引き金になったのでしょう。異常を早く察知していれば、一つのボールベアリング破損だけで止められたのではないでしょうか。

  ハブ軸にベアリングを取り付け            リングを軸に取り付け
 

コメント
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