30日、亡くなった父親の初七日でした。朝九時にお寺にお坊さんを迎えに行きました。私が運転する中、ここ40年の月日や町の変遷について懐かしみながらお話しをしました。初七日は十時半頃に終わり、お坊さんをお寺まで送りました。次は6月5日としました。
ところで、近所の方に葬儀のお礼の挨拶に行くと、思わぬものをいただきました。それは、私の父親が生前よく栽培していた千日紅の苗でした。その近所の方は、以前父親から千日紅の苗をもらって以降ずっと育て続けていたそうです。いただいた苗は、我が家に里帰りした千日紅です。
里帰りした千日紅の苗 苗を植える畝に肥料をまく
そう言えば、私が四月初旬に東京から帰って牛舎を整理していた時に千日紅の枯れた花がたくさん入った袋があったことを思い出しました。その時はあまり関心が無かったため、その袋の中身をすべて捨ててしまいました。もしかして、父親が採種するために保存していた千日紅だったのかも知れません。今思えば残念なことをしてしまいました。
畝にひもを引いて、等間隔に千日紅の苗を移植
去年山口県に帰省した時、庭に咲いていたたくさんの花のうち数株だけ千日紅の花が咲いていたことを思い出しました。その時は、花好きの父親が植えていたたくさんの花の一つぐらいにしか思わず、あまり関心を持ちませんでした。しかし、父親が亡くなって近所の方から里帰りした千日紅の苗を見ると不思議な気持ちがしました。
もしかして、去年咲いていた千日紅のこぼれ種から芽生えた苗が畑にあったかも知れませんが、それを知らずに耕運機ですっかり耕してしまいました。里帰りした千日紅、ちゃんと育って花を咲かせて欲しいと思います。
水をまいた千日紅の苗 去年('11/8/16)庭で咲く千日紅