東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

陸稲(うるち)の種まき(2/4)

2012年05月19日 | 稲:春作業,苗作り



  前回は狭い畑だったので手で筋まきをしました。今回は広い畑のため古い手押し式の種まき機を使って陸稲の種まきをしました。陸稲は日照りに弱いです。このため種をまき過ぎると雨が少ない季節は陸稲同志で水を奪い合うのか、結果として全体として成長が阻害されます。その点この種まき機は種を10cmごとの株まきにしてくれます。筋まきよりだいぶ薄まきになるので、日照りに適しているのではないかと思います。今回も、まいたのはうるちの農林24号です。最新の種まき機は、エンジンなどの動力付きで、肥料もまいて、土寄せもしてくれます。しかし、私のように自給自足規模であれば、この手動の手押し式で十分です。

                             種まき後、蒔き筋に沿って土寄せをしている私


 今回は2回目の陸稲の種まきです。今回は、修理したトラクタで耕運した畑に種まきをしました。まき幅は80cmにしました。80cmのうち60cmは耕運機で除草したり土寄せする幅で20cmは陸稲を生える幅です。種まき機に陸稲を充てんして種まきのスタートです。まき幅ごとにひもを引き、そのひもに沿って種をまきました。

    まき幅に合わせてひもを引っ張る         種まきが終わった畑
 

 種をまくと平クワで土をかけます。そして、次の畝にひもを張ります。そして、再びそのひもに沿って種まきをします。この繰り返しで、畑全体に陸稲の種まきをしました。その畑の種まきを済ませると、今度は次に種まきする畑の耕運をしました。少し狭い畑のため、トラクタではなく耕運機で耕しました。

                 次に種まきする陸稲の畑、耕運機で耕す

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする