東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

5年ごしに、やっと胡桃(クルミ)が実る

2017年08月16日 | 樹木,果樹

 種から育て、5年ほど前に植え付けたクルミ、この5年の間にずいぶんと大きくなりました。数日前、そのクルミを下から見上げていると実が成っていることに気が付きました。クルミは桃や栗と同じように、実が収穫できるようになるまで数年かかるようです。柳井市の奥に野生のクルミが生えているようですが、田布施では見たり聞いたことがありません。

    下から見上げたクルミ         大きく広がるクルミの葉
 

 収穫したクルミ、いったん土に埋めて果肉を腐らせます。1ヶ月後、腐らなかったクルミの殻だけを掘り出します。掘り出したクルミ、クルミ割り器を使って殻を割って中の実を食べます。しかし、私の実を取り出す方法は、縄文や弥生時代に使われていた方法です。それは、炭火などで熱する方法です。熱するとクルミは、縫合に沿ってひび割れします。少し割れた個所にナイフなどを差し込んだ後こさいで二つに割るのです。そして、中の実を取り出します。適度に焼けているのでとても美味しいです。

            果肉に包まれたクルミ、食べる前に果肉を取る

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