東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

真夏の午前、郷土館の草刈りと集草

2017年08月05日 | イベント,行事

 今年2度目の郷土館の草刈りをしました。郷土館は年に3度の草刈りをします。前回の1回目は5月で、田布施町のクリーン作戦に合わせて行いました。3度目は10月初めを予定しています。11月以降は寒さで草は勢いがなくなるので草刈りの必要はありません。その3度の草刈りのうち8月が一番大変です。猛暑日のため、2度ばかり休憩を取りながら草刈りをしました。

            草刈り前の防火用水池、雑草が繁茂


 防火用水池の周りを草刈りしていて珍しい小動物を見つけました。田んぼや山ではそう珍しくはないトノサマガエルです。田んぼか少なくなった砂田地区にも住んでいるんですね。そのトノサマガエルをじっと見ていると、ピョンピョンと何度か跳ねて防火用水池に飛び込みました。この防火用水池を住みかにしているに違いありません。水辺が大好きなトノサマガエル、乾ききった郷土館周辺は住みづらいのではないかと思います。カエル君には申し訳ないのですが、防火用水池の周りの草を綺麗に刈り取りました。

 草刈り前のカエルが住む防火用水池周辺     草刈りを終えた防火用水池周辺
 

 刈り取った草は、集草して何ヵ所かに山のように積み上げておきます。今回は台風が近いとのことで、トラックで運び出しました。そして焼却場に持って行きました。これで郷土館の駐車場周りは綺麗になりました。しばらくは草刈りの必要はありません。
 ところでこの春、防火用水池傍に、ヒエ,アワ,サトウキビ,陸稲,そば,綿などの今では見ることができない、かつて田布施町で栽培していた古い作物を作ろうと思いました。しかし、地面は砂利ばかりで、耕運機で耕しても畑になりそうもありませんでした。実際、去年試しに少量のヒエ、シコクビエ,はと麦、サトウキビなどを栽培してみましたがうまく育ちませんでした。この秋冬、畑にしてみるかどうか再度考えようと思っています。


          駐車場に集草した雑草をトラックに載せる

コメント
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